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ノームコアが香港カップで差し切り勝ち! ダノンスマッシュが香港スプリントを制す! 香港国際競走の結果


現地時間12月13日、香港・シャティン競馬場で、香港国際競走4レースが開催された。

香港カップ(G1、芝2000m)は、Z.パートン騎手騎乗のノームコア(牝5、美・萩原)が差し切りを決めて優勝し、19年ヴィクトリアマイル以来のG1・2勝目を挙げた。2010年スノーフェアリー以来、10年ぶりに牝馬による勝利となった。

大方の予想通り、タイムワープがハナを切る展開の中、ノームコアは後方寄りで追走する。4コーナーでは2番手のダノンプレミアムがタイムワープに並びかけ、それをマークするように好位に付けていたフローレ、ウインブライトも進出。その外に持ち出したのがノームコアで、直線で力強く伸びて内の各馬を差し切った。

2着はこれがラストランとなるウインブライト。直線でしっかりと伸びて天皇賞・秋10着から変わり身を見せたものの、ノームコアの末脚に屈した。3着には内から渋太く伸びたマジカルが入った。ダノンプレミアムは直線で一旦先頭の場面を作るも上位馬に伸び負けして4着。フローレが5着だった。

【全着順】
1着ノームコア(2:00.50)
2着ウインブライト(3/4)
3着マジカル(3/4)
4着ダノンプレミアム(2馬身)
5着フローレ(2馬身3/4)
6着ダンシーズウィズドラゴン(3馬身3/4)
7着スカレティ(4馬身1/4)
8着タイムワープ(14馬身1/2)

香港マイル(G1、芝1600m)は、昨年9月から連勝を続けているゴールデンシックスティ(セン5、香港・K.ルイ)が他馬をまとめて差し切り、圧勝した。ゴールデンシックスティはこれで11連勝で、国際G1初制覇となった。

ゴールデンシックスティはスタートを決めた後に後方3番手まで下げ、3~4角で外を回って進出し、直線で脚を伸ばした。2番手追走から抜け出しを図ったアドマイヤマーズにビューティージェネレーションとワイククが並びかけたが、ゴールデンシックスティはそれらをまったく問題にせずに交わし、残り200mで先頭に躍り出る。そこからさらに差を拡げ、最後は2馬身の差を付けてゴールを駆け抜けた。

2番手争いが激しくなったが、最後に外から脚を伸ばしたサザンレジェンドが上がり、2着に入った。アドマイヤマーズは最後まで粘ったものの3着で、残念ながら連覇は成らなかった。4着がワイクク、5着がビューティージェネレーションだった。

【全着順】
1着ゴールデンシックスティ(1分33秒45)
2着サザンレジェンド(2馬身)
3着アドマイヤマーズ(2馬身1/4)
4着ワイクク(2馬身1/2)
5着ビューティージェネレーション(3馬身1/4)
6着オーダーオブオーストラリア(4馬身3/4)
7着マイティジャイアント(5馬身)
8着カーインスター(11馬身)
9着シンプリーブリリアント(11馬身3/4)
10着ローマナイズド(16馬身1/4)

香港スプリント(G1、芝1200m)はR.ムーア騎手騎乗で国内オッズで3番人気に推されたダノンスマッシュ(牡5、栗・安田隆)が優勝。重賞7勝目で、G1は初制覇となった。

ダノンスマッシュは好スタートを切り、中団外目をスムーズに追走。勝負所で前との差を詰めると、そのまま馬群の外から鋭く伸び、大接戦の2着争いを尻目に半馬身差でゴールを駆け抜けた。

2着は馬群の中から伸びたジョリーバナー、3着はラタンが入り、差し馬が台頭する形。1番人気のホットキングプローンは7着、2番人気クラシックレジェンドは11着。もう1頭の日本馬タワーオブロンドンは13着に敗れた。

R.ムーア騎手は香港ヴァーズに続いてのG1連勝。ダノンスマッシュの父は12、13年に香港スプリントを制したロードカナロアで、親子制覇となった。

【全着順】
1着ダノンスマッシュ(1.08.45)
2着ジョリーバナー(1/2)
3着ラタン(3/4)
4着ウィッシュフルシンカー(3/4)
5着ファットタートル(1馬身1/4)
6着コンピューターパッチ(1馬身1/2)
7着ホットキングプローン(1馬身1/2)
8着ヴォイッジウォリアー(3馬身1/4)
9着アメージングスター(5馬身)
10着ストロンガー(5馬身1/2)
11着クラシックレジェンド(6馬身1/2)
12着ビッグパーティー(8馬身1/2)
13着タワーオブロンドン(10馬身3/4)
14着ビッグタイムベイビー(38馬身1/2)

なお、日本馬が出走しなかった香港ヴァーズ(G1、芝2400m)はR.ムーア騎手騎乗のモーグル(牡3、愛・A.オブライエン)が優勝。7頭立ての4番手に付け、勝負所で先頭に並びかけて直線で突き抜けた。

2、3着は香港馬で、昨年の覇者エグザルタントは逃げて3馬身差2着に粘り込み、3着は後方に控えたコロンバスカウンティが差し込んだ。

A.オブライエン厩舎は15、17年ハイランドリール以来の香港ヴァーズ制覇で、同レースは3勝目となった。

【全着順】
1着モーグル(2.27.21)
2着エグザルタント(3馬身)
3着コロンバスカウンティ(3馬身1/2)
4着ホーホーカーン(6馬身)
5着プラヤデルプエンテ(6馬身3/4)
6着シェファーノ(8馬身3/4)
7着ロイヤルジュリアス(10馬身1/4)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。※着差は1着馬からのものです。

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