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穴ぐさ傾向と対策

NHKマイルCもノーザンファーム生産の継続騎乗馬が!?


先週(5月1日~2日)の穴ぐさは[2.6.10.101](複勝率15.1%)で、青葉賞【A】評価だったレッドヴェロシティが③着に入りました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

天皇賞・春はペースが緩まず、堅い決着になりましたが、長距離戦らしく、最後まで力の入る見応えあるレースになりましたね。優勝したワールドプレミア最内枠で、今年の阪神芝重賞(13レース)はいずれも馬番10番以内の馬が勝利する結果になりました。

何が凄いって、阪神開催は2月から12週連続で行われても、馬場(芝)の内側が大して傷まなかったってことですね。馬場作りの凄さを改めて感じさせられましたし、これであれば6月19日からの次の阪神開催も問題ないのでしょう。今週末からは中京開催が始まりますが(3月末の高松宮記念の週以来)、こちらもすっかりきれいな馬場になっているんじゃないでしょうかね。

ワールドプレミアノーザンファーム生産馬で、大阪杯以降のJRAの芝G1はノーザンファーム生産馬が連勝中です。

【2021年のJRA芝G1】
レース 優勝馬 枠順 前走 生産
天皇賞・春 ワールドプレミア 1枠1番 日経賞 ノーザンファーム
皐月賞 エフフォーリア 4枠7番 共同通信杯 ノーザンファーム
桜花賞 ソダシ 2枠4番 阪神JF ノーザンファーム
大阪杯 レイパパレ 6枠8番 チャレンジC ノーザンファーム
高松宮記念 ダノンスマッシュ 7枠14番 香港スプリント ケイアイファーム

前走①着馬の連勝は先週に止まりましたが、大阪杯のレイパパレ以降はひと桁馬番ノーザンファーム生産馬の優勝が続いています。上記の勝ち馬5頭はいずれも2~4番人気でもありますね。

今週末はNHKマイルCがあり、昨年の同レースは白老ファーム生産のラウダシオンが優勝しましたが、実は、その後に行われたJRAの芝1600mのG1はいずれもノーザンファーム生産馬が制しています。

【2020年以降のJRAの芝1600mのG1】
レース 優勝馬 生産
2021年桜花賞 ソダシ ノーザンファーム
2020年朝日杯FS グレナディアガーズ ノーザンファーム
2020年阪神JF ソダシ ノーザンファーム
2020年マイルCS グランアレグリア ノーザンファーム
2020年安田記念 グランアレグリア ノーザンファーム
2020年ヴィクトリアマイル アーモンドアイ ノーザンファーム
2020年NHKマイルC ラウダシオン 白老ファーム
2020年桜花賞 デアリングタクト 長谷川牧場

昨年のヴィクトリアマイル以降は、JRAの芝1600mのG1は6レースが行われ、すべてノーザンファーム生産馬が勝利を収めています。このことや今年の芝G1での流れを見ると、今年のNHKマイルCノーザンファーム生産馬に注目したくなりますね。

上記の8レース(2020年以降のJRAの芝1600mのG1)におけるノーザンファーム生産馬の成績を調べてみたら、次のようなデータがありました。

【2020年以降のJRAの芝1600mのG1でのノーザンファーム生産馬】
人気 着別度数
1番人気 [3.4.1.0]
2番人気 [1.2.1.3]
3番人気 [1.1.0.5]
4番人気 [0.0.0.6]
5番人気 [0.0.2.3]
6番人気以下 [1.0.2.25]

【2020年以降のJRAの芝1600mのG1でのノーザンファーム生産馬】
騎手 着別度数
継続騎乗 [6.5.4.19]
乗り替わり [0.2.2.23]

優勝した6頭のうち5頭は1~3番人気で(例外は2020年朝日杯FSでのグレナディアガーズ・7番人気)、1番人気に推された馬は[3.4.1.0]と馬券圏外がありません。また、勝利した6頭は騎手が継続騎乗した馬で、そのタイプは[6.5.4.19](複勝率44.1%)と好走率が高くなっています。

騎手が継続騎乗したノーザンファーム生産馬は、昨年のヴィクトリアマイルで&着、昨年の安田記念で&&着、昨年のマイルCSで&&着、昨年の阪神JFで&着、昨年の朝日杯FSで&&着、今年の桜花賞で&着です。JRAの芝1600mのG1では、昨年のヴィクトリアマイル以降6レース連続で馬券圏内に2~3頭が入っていますから、今年もそれらのタイプを主軸に予想を組み立てるといいんじゃないでしょうか?

5月8日~9日に行われる東京、中京、新潟の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

5月8日~9日
場所
東京 Aコース・3週目
中京 Aコース・1週目
新潟 Bコース・5週目

5月8日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 立夏S [0.6.1.24]
東京10R メトロポリタンS [0.2.0.14]
東京11R プリンシパルS [1.3.2.30]
中京9R 安城特別 [1.0.0.7]
中京10R 鞍ヶ池特別 [1.2.2.21]
中京11R 京都新聞杯 [1.4.3.34]
新潟10R はやぶさ賞 [1.5.4.30]
新潟11R 谷川岳S [1.1.2.31]
新潟12R 五泉特別 [2.2.2.33]

5月9日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 湘南S [1.1.2.38]
東京10R ブリリアントS [1.3.5.31]
東京11R NHKマイルC [3.0.6.33]
東京12R 立川特別 [2.2.2.23]
中京9R 三方ヶ原S [0.0.0.6]
中京10R 橘S [1.2.3.17]
中京11R 鞍馬S [0.0.1.26]
新潟10R 邁進特別 [1.3.1.38]
新潟11R 新潟大賞典 [2.3.2.35]
新潟12R 三条S [0.4.1.17]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
NHKマイルC(G1、東京芝1600m)

NHKマイルCでの穴ぐさは[3.0.6.33](複勝率21.4%)で、複勝回収率は135%です。昨年は【B】評価だったギルデッドミラーが③着に入り、2016年以降は5年連続で馬券圏内に入っています。

過去10年のNHKマイルCでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、そのうち7頭は芝1600m以上の重賞で③着以内の好走歴があり、例外の4頭は芝OPでの勝利実績がありました。激走した11頭のうち8頭はふた桁馬番なので、ふた桁馬番で実績のあるタイプは侮らない方が良いでしょう。

11頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、2016年以降に激走した6頭のうち5頭は4代血統表内にストームキャットダンチヒノーザンテーストを持っていました。同じくその6頭のうち5頭は社台グループの生産馬となっています。

注目レース
京都新聞杯(G2、中京芝2200m)

京都新聞杯での穴ぐさは[1.4.3.34](複勝率19.0%)で、複勝回収率は104%です。昨年は13頭立てで堅い決着になったので、今年は多頭数になってほしいところです。

過去10年(京都で施行)では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち8頭が中7週以内での臨戦で、同じく9頭のうち8頭は父か母父がサンデー系でした。9頭のうち8頭は近3走以内に芝で勝ち鞍があり、2016年以降の5頭のうち4頭は1勝馬だったので、初勝利を挙げて間もないタイプも侮らない方が良さそうです。

注目レース
新潟大賞典(G3、新潟芝外2000m)

新潟大賞典での穴ぐさは[2.3.2.35](複勝率16.7%)で、複勝回収率は103%です。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、そのうち12頭は父か母父がサンデー系です。13頭はいずれも3代血統表内にノーザンダンサー系を持っていて、サンデー系とノーザンダンサー系の有無をチェックして臨みたいですね。

激走した13頭のうち12頭は左回りの芝で馬券圏内に入ったことがあり、そのうち9頭は左回りの芝で勝利実績がありました。左回りの芝実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
ブリリアントS(OP特別、東京ダート2100m)

ブリリアントSでの穴ぐさは[1.3.5.31](複勝率22.5%)で、複勝回収率は135%です。

馬券に絡んだ9頭の穴ぐさは、ハンデ54~55kgの牡馬です。9頭のうち5頭は父ミスプロ系、4頭は父サンデー系で、9頭のうち8頭はひと桁馬番だったので、距離ロスを抑えられそうなハンデ54~55kgの馬に注意しましょう。

注目レース
橘S(OP特別、中京芝1400m)

橘Sでの穴ぐさは[1.2.3.17](複勝率26.1%)で、複勝回収率は136%です。

馬券圏内に入った6頭の穴ぐさは中2~6週の臨戦で、6頭のうち5頭は前走で掲示板に載っていました(例外馬は前走が重賞)。同じく6頭のうち5頭は近3走以内に勝ち鞍を挙げていたので、今年は中京開催となりますが、順調さと好調さを加味して各馬をチェックすると良さそうです。

注目レース
立夏S(3勝クラス、東京ダート1600m)

立夏Sでの穴ぐさは[0.6.1.24](複勝率22.6%)で、複勝回収率は168%です。昨年はスウィングビートが②着に入りました。

③着以内に入った7頭の穴ぐさは4~6歳で、そのうち6頭は4~5歳の牡セン馬でした。7頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系で、そのうち6頭は父がサンデー系かミスプロ系です。7頭のうち6頭は東京で勝ち鞍があり、5頭は東京で2勝以上をマークしていたので、東京実績馬が狙い目でしょう。

注目レース
立川特別(2勝クラス、東京ダート1600m)

立川特別での穴ぐさは[2.2.2.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は115%です。昨年はパイロキネシストが9番人気で①着となりました。

ダートで③着以内に入った5頭の穴ぐさは、父がサンデー系でもミスプロ系でもないタイプで、そのうち4頭は馬体重が490kg以上でした。5頭は馬番6番より外枠で、4頭は馬番9~16番でした。5頭のうち4頭は4角3番手以内から粘り込んでいたので、外目から先行できそうなタイプが侮れないでしょう。

注目レース
はやぶさ賞(1勝クラス、新潟芝直1000m)

はやぶさ賞での穴ぐさは[1.5.4.30](複勝率25.0%)で、複勝回収率は125%です。昨年はシャイニールミナスが②着、一昨年はファストアズエバーが③着に入り、2013年以降は穴ぐさのいた8年中7年で馬券に絡む馬が出ています。

③着以内に入った10頭の穴ぐさは馬体重が472kg以下で、そのうち8頭は牝馬です。10頭のうち、新潟芝直1000mで勝利実績があった馬は1頭で、それ以外の9頭のうち8頭は1200m以下のレースを4角3番手以内から押し切ったことがあったので、短距離での先行実績を確認して臨むと良いでしょう。


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