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穴ぐさ傾向と対策

シルクロードSも馬体重の変動が小さい馬に勝機が!?


先週(1月22日~23日)の穴ぐさは[4.6.3.103](複勝率11.2%)で、東海S【A】評価だったスワーヴアラミスが7番人気で優勝しました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

スワーヴアラミスは馬体重が6kg増の492kgで、先々週の愛知杯を7番人気で勝利したルビーカサブランカ(穴ぐさ・A)は8kg増の476kgでしたが、今年のJRA重賞をプラス体重で勝った上位人気馬はほとんどいないんですよね。

今年のJRA重賞での人気別成績は、馬体重の増減で分けると次のようになります。

【2022年のJRA重賞】
人気 プラス体重 プラス体重以外
1~2番人気 [0.3.0.7] [0.1.2.5]
3~5番人気 [1.1.2.10] [4.1.1.7]
6~7番人気 [3.1.1.8] [1.0.1.3]
8番人気以下 [0.2.2.48] [0.0.0.27]

これまでの9レースは、プラス体重の馬が4勝、プラス体重以外の馬が5勝で、プラス体重で1~5番人気だった馬は[1.4.2.17]です。そもそも1~2番人気が未勝利([0.4.2.12])ですから、これだけ勝てないとなると今週末も気にした方が良さそうですね。

今週末は中京でシルクロードSがあり、開催替わりの東京では根岸Sが予定されています。シルクロードSは、昨年と同じく中京芝1200mでの施行で、今年の中京芝の特別競走では相変わらず馬番11番より外枠の馬が未勝利([0.1.5.40])で、1600m以下の特別競走に限ると枠順別の成績が次のようになっています。

【2022年の中京芝1600m以下の特別競走】
枠順 着別度数
1枠 [2.0.1.8]
2枠 [1.3.0.8]
3枠 [2.2.1.8]
4枠 [1.0.0.12]
5枠 [0.1.3.10]
6枠 [2.2.2.8]
7枠 [0.0.0.14]
8枠 [0.0.1.14]

連対圏に入った16頭はすべて6枠以内でした。中京芝は今週末からBコースに変更されるので、好走馬がどんな枠順から出るかは注視したいですね。

今年の中京芝1600m以下の特別競走で勝利を収めた馬は、前走からの馬体重の変動が小さく、ほとんどが父か母父がサンデー系だったので、勝ち馬の一覧をご覧ください。

【2022年の中京芝1600m以下の特別競走】
レース
距離
勝ち馬 馬体重
母父
賢島特別
1400m
エグレムニ 496kg
(増減なし)
キズナ
ファルブラヴ
長篠S
1600m
ワールドバローズ 452kg
(増減なし)
ディスクリートキャット
ディープインパクト
紅梅S
1400m
フォラブリューテ 440kg
(+2kg)
エピファネイア
アドマイヤベガ
淀短距離S
1200m
スマートクラージュ 474kg
(増減なし)
ディープインパクト
キングヘイロー
シンザン記念
1600m
マテンロウオリオン 486kg
(増減なし)
ダイワメジャー
キングカメハメハ
新春S
1400m
グレイイングリーン 494kg
(-4kg)
ディープインパクト
Closing Argument
鳥羽特別
1200m
テーオーマルクス 500kg
(+2kg)
ロードカナロア
フレンチデピュティ
京都金杯
1600m
ザダル 502kg
(+2kg)
トーセンラー
Lemon Drop Kid

優勝した8頭は馬体重の増減幅が4kg以内で、8頭のうち7頭は父か母父がサンデー系です。もちろん勝ち馬8頭は馬番10番以内だったので、シルクロードSも『馬番10番以内のサンデー系内包馬で馬体重の変動が小さいタイプ』にチャンスが出てくるかもしれませんね。

一方、根岸Sは今年最初の東京開催なので、傾向がどうなるか分かりませんが、昨冬の東京開催を参考にすると、ダートの特別競走では外枠の馬が不振で、父サンデー系はあまり勝てなかったんですよね。

【2021年1~2月での東京ダートの特別競走】
枠順 着別度数
1枠 [1.2.2.10]
2枠 [4.1.0.10]
3枠 [0.0.2.13]
4枠 [2.1.2.10]
5枠 [0.3.1.12]
6枠 [0.0.0.16]
7枠 [0.0.0.16]
8枠 [1.1.1.13]

【2021年1~2月での東京ダートの特別競走】
父系 着別度数
父ミスプロ系 [3.2.2.33]
父ボールドルーラー系 [2.0.0.10]
父ノーザンダンサー系 [1.2.2.20]
父サンデー系 [1.2.4.31]
上記4系統以外の父系 [1.2.0.6]

昨年の1~2月は東京ダートの特別競走が8レースあり、上記のような成績でした。カフェファラオが優勝した昨年のフェブラリーSは、内を立ち回った馬が上位に入り、昨年の根岸Sは①~③着に入った3頭が馬番1~6番でした。根岸Sは2015年以降の近7年で父ミスプロ系か父ノーザンダンサー系が優勝していますが、果たして今年はどうなるでしょうか。

今週末から東京、中京、小倉という3場開催になり、中京芝はBコースに変更となります。1月29~30日に行われる東京、中京、小倉の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

1月29~30日
場所
東京 Dコース・1週目
中京 Bコース・1週目
小倉 Aコース・3週目

1月29日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R 白嶺S [3.0.0.33]
東京10R クロッカスS [0.1.2.12]
東京11R 白富士S [3.0.3.23]
中京9R 白梅賞 [0.1.0.8]
中京10R 茶臼山高原特別 [0.0.1.8]
中京11R 伊賀S [0.1.1.1]
小倉9R 日田特別 [1.0.1.22]
小倉10R 有田特別 [2.0.0.18]
小倉11R 周防灘特別 [2.1.2.35]

1月30日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
東京9R セントポーリア賞 [2.3.2.16]
東京10R 節分S [0.3.2.28]
東京11R 根岸S [1.2.4.37]
中京9R 刈谷特別 [1.3.2.33]
中京10R 美濃S [1.2.0.11]
中京11R シルクロードS [0.1.3.41]
小倉9R 宝満山特別 [0.0.0.3]
小倉10R 平尾台特別 [0.1.0.13]
小倉11R 巌流島S [2.0.2.38]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
白富士S(OP特別、東京芝2000m)

白富士Sでの穴ぐさは[3.0.3.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は108%です。昨年はフランツが6番人気で③着に入りました。

③着以内に入った6頭の穴ぐさは6~7歳で、中9週以内での臨戦でした。6頭は前走がOPで馬券圏外でしたが、そのうち4頭は前走時がプラス体重で486~516kgでした。6頭のうち5頭は12~2月に勝ち鞍を挙げていたので、順調に使われていて、冬実績があるベテランが侮れないでしょう。

注目レース
伊賀S(3勝クラス、中京ダート1200m)

伊賀Sでの穴ぐさは[0.1.1.1](複勝率66.7%)で、複勝回収率は173%です。昨年はオヌシナニモノが②着、メイショウハナモリが③着に入る【穴ぐさダブル】になりました。

馬券に絡んだ2頭の穴ぐさは4~5歳の牡馬で、馬番2~3番でした。2頭は中京ダート1400mで連対歴があったので、左回りのダート1400mでも好走歴のあるタイプをマークしておきましょう。

注目レース
セントポーリア賞(1勝クラス、東京芝1800m)

セントポーリア賞での穴ぐさは[2.3.2.16](複勝率30.4%)で、複勝回収率は172%です。2011年以降は穴ぐさのいた6年すべてで馬券に絡んでいます。

馬券に絡んだ7頭の穴ぐさは父か母父がサンデー系で、そのうち6頭は2~3月生まれでした。7頭のうち5頭は左回りでの出走歴があり、例外の2頭は芝OPでの出走歴があったので、経験値をチェックして臨むと良さそうです。

ちなみに…
根岸Sでの穴ぐさは[1.2.4.37]で、シルクロードSでは[0.1.3.41]です。

過去10年の根岸Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも②~③着です。7頭はすべて関西馬で、いずれもダートOPで勝利実績がありました。2013年以降の6頭は6~8歳馬なので、実績あるベテランが侮れなさそうです。

7頭のうち6頭は馬番9番以内で、同じく7頭のうち6頭は父か母父がサンデー系かミスプロ系となっています。

過去10年のシルクロードSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、こちらもすべて②~③着で、10頭のうち9頭が③着です。10頭のうち牝馬の3頭はハンデ53kgで、牡馬の7頭のうち5頭はハンデ55~57kgでした。10頭のうち8頭は前走時から斤量が軽くなっていたタイプです。

10頭のうち5頭は前走が③着以内で、残りの5頭のうち4頭は2~3走前に③着以内の好走歴がありました。10頭のうち9頭は1~2月に連対歴があったので、ある程度の好調さと冬実績のある馬が侮れなさそうです。


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