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9370万円の馬券を的中させた競馬芸人・じゃいの高額馬券の当て方


※本稿は、『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』(じゃい著・刊行KADOKAWA)の一部を再編集したものです。



まず念頭に置いていただきたいのですが、競馬で稼ぐのは並大抵のことではありません。競馬は人気スポーツであり、人気ギャンブルです。2021年のJRAとNAR(地方競馬全国協会)を合わせた売得金(勝ち馬投票券の発売金から、レース前に走るのをとりやめた馬などの馬券に対する返還金を引いたもの)は、年間約4兆円です。

わかりやすく言うと、競馬をしている人たちは、売得金から払戻金の75%を差し引いた年間約1兆円を競馬で負けていることになります。仮に競馬人口が1000万人いるとしたら、1人あたり年間10万円負けている計算です。100万人なら、1人あたり年間100万円負けていることになります。

おそらく競馬で稼げている人は、100人に1人いるかいないかだと思います。僕もYouTubeやニコニコチャンネル、スポニチ(「スポーツニッポン」)などで予想していますが、他にもたくさんの予想家の人たちがいます。

なぜこんなに予想家がいるのか? それはニーズがあるからです。「どうにかして競馬で儲けたい」と考える競馬好きが予想を参考にしているのです。中には悪質な予想サイトもあり、騙される人もたくさんいます。なぜか? みんな勝つために藁にも縋りたい気持ちがあるからです。

そのような人は、「100%当たる!」という広告を見て高額な料金を支払ってしまうのです。しかも、一度だけでなく、何回も騙されてしまう人も少なくないでしょう。

それは、ほとんどの人がラクして当てたい、ノーリスクで儲けたい、勝てる保証がないのに努力なんかしたくないと思っているからです。僕のチャンネルの会員さんでも、そういう人がほとんどです。もちろん感謝をしていて、少しでも儲けさせてあげたい気持ちもあります。

実際に2022年の高松宮記念では、278万円の馬券を的中させ、僕の予想に乗って勝った人の総額が1億円を超えました。しかし、当然、毎回当たるわけでもないので、ハズしたら「なんだよ! 当たらないじゃないか!」「詐欺だ!」と騒ぎ立てる人がいます。イラッとすると思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。むしろ感謝しています。

なぜか? それはこういう人たちがいないと自分が稼げないからです。競馬で勝てている人は、負けている人たちのおかげで勝てているにすぎないのです。極端な話、競馬をやる人が全員僕だったら僕は勝てません。

まずは競馬のシステムを理解してください。甘い汁だけ吸うことは不可能です。虎穴に入らなければ虎子は得られないのです。

競馬ファンの中から突き抜けて、特別な存在にならないと稼げません。そして特別な存在になるためには、ブレないメンタルコントロールが必要なのです。


競馬で一番大切なのはオッズ

競馬には的中率と回収率がありますが、みなさんはどちらが大事だと思いますか? おそらくほとんどの人が回収率と答えるでしょう。そう、みなさん頭の中では分かっているはずなのです。ところが、いざ馬券を買うと、ほとんどの人が的中率を重んじてしまっています。

僕の友人にも「この馬、二重丸ばかりだから絶対くるよね?」や「単勝1.5倍だから間違いないでしょ」など、2頭で迷っているときに人気馬を選ぶ人がたくさんいます。

世間的にも、当てる、当てないがとにかく重要視されていて、競馬番組でも「5週連続的中!」などと騒ぐこともあります。ですが、ほとんどの人が競馬を理解できていないと言いたいです。とにかく競馬で全レース的中することは、不可能なのです。

稼ぐという視点で言えば、的中率80%より的中率10 %の人の方が勝っているのが競馬です。極端な話、1年に1回しか当たらなくても、勝てる可能性はあります。分かりやすく言えば、宝くじは一生に1回当たれば勝ちになるでしょう。

そのため競馬で稼ぐのに一番大切なのは、オッズだと言っても過言ではありません。もちろん、僕もテレビ番組などで馬券を買うときは、的中率を重視することもあります。その方が、番組が盛り上がるからです。ですが、そのような特別な場合を除き、的中率を重視する必要はありません。

そもそもオッズは、参加者の馬券の購入で決まります。どんなに弱い馬でも、みんなが買えばオッズは低くなり、逆にどんなに強い馬でも、誰もその馬を買わなければ高配当になります。

そのため、オッズ=馬の強さではありません。さすがにある程度はその通りになりますが、必ずしも正確なものではないのです。僕はその誤差を利用して馬券を買っています。僕がYouTubeなどで、「この人気なら美味しい」「この馬が単勝50倍付くなら買いだ」などとよく言うのはこういうことです。

たいていの視聴者は当たる、当たらないしか見ていませんが、僕にとってはさほど重要なことではありません。見ている人が喜ぶという意味では当たるに越したことはありませんが、長い目で見て稼ぐには、的中率は大切ではないのです。

競馬で稼ぐためには、オッズを見定めて馬券を買う必要があります。そして、オッズで馬券を買うためには、「当てたい」「ハズしたくない」という欲求を抑えたり、周りに流されずに競馬と向き合ったりするブレないメンタルを体得することが大切なのです。


WIN5は総取りできる買い方を狙え

僕の過去の高配当ランキングでも上位にくるWIN5。払い戻しの上限は1票あたり6億円で、5レースの単勝を連続で狙うため、確率も当然、普通の馬券を買うより低いです。今まで高配当を演出してきた3連単とも比較になりません。

3連単は、仮に16頭立てなら、全通りで16×15×14=3360通りです。ところがWIN5は、全て16頭立てなら、16の5乗、つまり16×16×16×16×16=104万8576通りで、計算すると3連単の約312倍です。つまり、WIN5を当てるのは、3連単を当てることの300倍以上難しいのです。自ずと高配当が出る確率も高くなりますが、高配当となると宝くじくらい当たる確率も低いです。

みなさんがWIN5を買うときは、どのようなことを考えて買いますか? 当然、当てたい気持ちが真っ先にくると思います。そうなると、上位人気馬から買いがちになり、5レース全て1、2番人気が中心で決まるレースで当たることが多いでしょう。しかしほぼ全員が当たる場合、当然、配当は激安です。

過去のWIN5の配当で、1万円を切ったこともありました。当てることが目的なら目標達成ですが、稼ぐためにWIN5を買っているなら目的は達成されていません。

僕の知人で、「WIN5で5万円以下の配当を当てたら恥だ!」と言っている人がいました。まさにその通りで、誰もが買っている当たり馬券は、稼ぐためには必要ないのです。僕のWIN5の最高配当は9370万6710円で、5万円の配当を1874回当てないと届かない金額です。5万円を1874回当てる方がよっぽど難しいと思います。なので僕は、WIN5を買うときは、当たったときに総取りできそうな組み合わせを買うようにしています。

もちろん人気馬を買わないわけではありません。実際、9370万円を当てたときは最初のレースで、4432万円を当てたときも最後のレースでは1番人気の馬が勝ちました。また、細かいメンタルを利用したテクニックだと、人間の心理としてWIN5の最初のレースはハズしたくない気持ちが働きます。最初のレースをハズすことほどつまらないことはないですから。

ということは、普通の人は、最初のレースは点数を多めに買うことが多いです。なので僕はなるべく最初のレースは絞りたいと思っています。人間の心理を利用して馬券を買ってみるのも戦略の1つです。


『稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方』

数千万単位の勝利を掴み取るメンタル術の秘訣を公開。「WIN5は総取りできる買い方を狙え」「馬券購入者のメンタルの間隙を突け」「メンタルが原因で総流しするな」など盛りだくさん。また、「2022年8月に的中させた9370万円馬券の裏側」「高松宮記念で278万円馬券を的中できた理由」など、最新の高額配当的中の舞台裏も明らかに。競馬、麻雀、カジノで勝ちたい人はもちろん、人生で勝利を掴み取るために、なぜメンタルが重要なのか、とことん語り尽くした一冊。

【通信販売 / 電子書籍】(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046056711

【KADOKAWAオフィシャルサイト書誌詳細】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000869/


著者 じゃい プロフィール

1972年神奈川県生まれ。「おつかれちゃーん」でお馴染みのお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ。パチプロだった祖父の遺伝かギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入。また、WIN5で2022年8月に9370万円、2014年に4432万円、2012年に3775万円、トリプル馬単を2020年に6410万円的中させている。

現在は、チャンネル登録者数17万人を超えるYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」や、ニコニコチャンネル「じゃいチューブ(笑)」で競馬や麻雀などを中心に発信している。

著書に、『勝ち方がわかる 馬券の教科書』(池田書店)、『勝てる馬券の買い方』『図解 博才が必ず身に付くギャンブルのセオリー 最強ギャンブラー芸人じゃいばかりがなぜ儲かるのか?』(ともに、ガイドワークス)などがある。


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