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今回は2022年有馬記念を予想する機会を与えていただいたが、正直なところ予想自体は他の媒体にも出している。ただ、シルシ下位やぎりぎり消した馬まで詳しく触れる機会はなかなかない。また、どんな馬にも強調材料と不安材料はあるものだが、その双方に十分触れる機会というのもない。

そこでここではサラブレ用の独自企画として、シルシの馬+迷って無印にした馬について、それぞれいろいろと書いてみようと思う。単なる能書きが多すぎる予想とも言えるが、皆さんの予想を後押ししたり、買い目を増やす・減らすきっかけになれば幸いである。

③ボルドグフーシュ

 【強調材料】


菊花賞から有馬記念に来る馬は好走馬が多い。正直なところ、アスクビクターモアが今回出ていてこの枠だったらもっと力強く本命を打っていたと思う。ただボルドグフーシュも着差を考えたら「ほぼ菊花賞馬」だし、差し馬としてのタイプは有馬記念に合っている。有馬記念は前走上がり順位で見ても有馬での上がり順位で見ても、2~3位の馬が良い馬券になっているレース。ボルドグフーシュは上がり最速を6走続けているがタイムとしては速い上がりではなく、「ナタの切れ味タイプ」。勝ち切るところまではイメージしづらいのだが、3着でも十分なくらいの人気に留まるはずだ。

 【不安材料】


菊花賞のように早めに押し上げる形がベストだが、内枠なのでそれができるかどうか。内枠なりに回ってインを差す形になると、進路の有無が保証されない。理想は隊列が長くなって自由かつ早め進出できる形だが、状況によっては全くの不発もありうる。

⑬タイトルホルダー

 【強調材料】


自分でレースを支配したときは強いし、今回は脚質的に競合する馬がいない。昨年はハナを譲る形だったが、逃げれば結果は変わりうる。そもそもこのメンバーに入ると能力上位の1頭であることは明らか。

 【不安材料】


凱旋門賞のダメージが無いか。調教を見る限りでは特に気にならないが、あの道悪で走った次走というのは少し引っかかる。ちなみに平成以降、前走海外で10着以下だった馬が次走G1に出走したケースは[0.3.2.18]で勝っていない。枠もちょっと外になってしまった。

⑨イクイノックス

 【強調材料】


単純に強い、勢いがある、ここまでパーフェクト連対。説明の分量として少なく思われるかもしれないが、強さの絶対値はやはり重要な要素だし、近年の有馬記念は上位人気馬が強い。

 【不安材料】


後方からの競馬を選択した場合、差し遅れはありうる。速い上がりを使える馬だが、中山かつスタミナ色の強い内容になるとこの馬の良さが生きない可能性がある。ルメール騎手は騎乗馬の末脚を信じてどっしりと乗ることがあるが、期待通りの加速ができるかどうか。

⑩ジャスティンパレス

 【強調材料】


◎に菊花賞2着馬を置いているので、3着馬にも一定の評価はしておきたい。今回のメンバーは有力どころに差し馬が多く先行タイプが外枠を引いたりもしているので、あっさり好位を取れる可能性もある。

 【不安材料】


逆に言うと位置を取れなかった場合にはなにもできずに終わる可能性もある。あと筆者がマーカンド騎手を買いたがりすぎているという自覚もある。

⑤ジェラルディーナ

 【強調材料】


オープンに上がった最初のころに比べ、使うレースの距離が長くなり、上がりがかかる形になって結果が出ている。これは有馬記念に繋がりそう。かつて有馬記念でよく馬券になっていた「その年の中山G2勝ち馬」という条件もオールカマー勝ちで満たす。

 【不安材料】


とはいえオールカマーは相手関係が楽だった面もある。馬というより馬券上の理由として、連勝馬は過剰人気になりやすいという面もある。

⑥ヴェラアズール

 【強調材料】


別定G2→ジャパンCと連勝している以上、無視はできない。前走がムーア騎手の神騎乗だったとしても、今回は松山騎手に戻る形なので不安材料にはならない。

 【不安材料】


エイシンフラッシュ産駒の特徴というよりはエイシンフラッシュそのものに適性が近い印象。ふたつに分けるならカミソリの切れ味タイプだろうが、そちらに展開が向くようだとイクイノックスに先着される可能性がある。

⑦エフフォーリア

 【強調材料】


もともと示していた能力が高い。昨年の勝ち馬だからコース適性はある。最近は言わなくなったが有馬記念はロベルト系が存在感を示してきたレース。連敗で失うものもなくなっているので、前付けなど思い切った戦略も試せる。

 【不安材料】


とはいえ2回連続で掲示板を外してきたという事実は重い。2000年以降の有馬記念で、近2走とも国内のレースで6着以下だった馬は[0.3.0.59]で2011年②着エイシンフラッシュが最後の③着以内馬。馬体重増が示すように体形も変わってきている印象。あれだけの馬だから復活してほしいが……。

迷って
 消し
⑮ブレークアップ

 【強調材料】


ハンデG2で54キロとはいえ勝ってきたのは事実。今回有力馬と呼べる中では貴重な先行タイプ。

 【不安材料】


やりたい競馬を考えるとさすがに枠が悪すぎる。しかもタイトルホルダーより外。能力の絶対値がまだ見えていない以上、展開が味方になりそうな前提条件でないと買いづらい。

迷って
 消し
⑯ディープボンド

 【強調材料】


昨年②着している。スタミナは売るほどある。◎が上位にくるときはそれなりの消耗戦になっていると思うので、馬券でセットになる相手として検討した。もう1頭増やすならブレークアップよりはこちら。

 【不安材料】


大外はさすがに割り引き。またこのところ、しっかり反応しないというか「バテていないのに伸びていない」という印象がある。昨年はインをするすると進出して直線では瞬時に外に切り返したが、あのような鋭い反応が得られるかどうか。


  買い目

      3連複・3連単  
   ⑨⑬ → ⑤⑥⑦⑨⑩⑬ → ③
(9点+10点)

◎ボルドグフーシュはリアルなところ好走しても3着かな~という買い目。勝ち切ることを期待できるのは実績から○タイトルホルダーと▲イクイノックスというのが3連単。最悪のケースでも○▲がともに4着以下はないだろうというのが3連複の買い目。ただ下手に絞って抜け目になるのは嫌なので、資金があるなら下手に策を巡らさずに◎軸1頭の3連単マルチで高め待ちでもよいと思う。

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