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ダービーはソールオリエンスが人気だろう。一冠目を上がり最速で勝ってきたというのは先週のリバティアイランドと同じ。

東京が改修された2003年以降、皐月賞を上がり最速で勝った馬のダービー成績は[5.0.0.2]。7頭中5頭が勝っているのだから黙って1着付けというのもありだろうが、個人的には少し逆らう発想でいくことにした。

⑰ドゥラエレーデ

 【強調材料】


まず大前提として、ソールオリエンスを1着固定にしないなら軸は先行タイプという前提で考えた。前述した[5.0.0.2]で馬券に絡まなかったのはサートゥルナーリアとゴールドシップだが、いずれもダービーで上がり最速を取りながら道中自分より前にいた馬に先着されている。ただソールオリエンスを切るほどは思い切れない。となると、「軸・ソール・他の人気馬」の組み合わせになってもある程度配当のつく馬にしたい。そこで、G1馬でありながら今回人気薄のこの馬にした。父ドゥラメンテは今回産駒が出走する中では東京芝2400mの複勝率がいちばん高い種牡馬でもある。

 【不安材料】


正直この枠順はきつい。1コーナーの処理がよほどうまくいかないと望んだ形にはならない。ドバイ帰りということで状態面がどうかという問題もある。ただこちらについては、調教を見る限りそこまで不安は感じないし、1週前の動きなどはむしろ良かった。

⑫タスティエーラ

 【強調材料】


皐月賞②着、弥生賞勝ちは今回のメンバーの中で格上的存在。皐月賞で前にいた馬が全部崩れた中、よく踏みとどまった。ある程度位置を取るタイプだが、それでいて上がりをまとめられる。フラットからスロー寄りの展開なら強みを発揮する。

 【不安材料】


枠はもう少し内のほうがよかったかもしれない。馬の本当の適性がまだはっきりしていないところに加えてテン乗りなので、この馬のポテンシャルを生かせるかどうかが定かではない。あと馬の責任ではないが、上位人気なので馬券上の魅力には限界がある。

⑤ソールオリエンス

 【強調材料】


前述のように、上がり最速で勝ってきた皐月賞馬はダービーでも勝ち切ることが多い。単純に無敗なので、能力の絶対値が高い可能性はある。今回後方になるとは限らず、先週のリバティアイランドのように無理せず好位を取ることができればあっさりという可能性もある。

 【不安材料】


リバティアイランドは前残りの桜花賞を追い込んできた形だが、皐月賞は差し・追い込み有利の競馬。さらに重馬場だった。キャリア3戦・前走勝利という経歴が今回過剰人気に繋がる可能性はある。

⑦フリームファクシ

 【強調材料】


皐月賞の敗因を道悪に求めてノーカウントにすれば、そこまでは②①①①着。その間単勝1倍台を続けていた馬がここへきて忘れられている感。前寄りの馬が残るという前提での予想なので、脚質的にそのシナリオに合う。ルーラーシップ産駒は意外と2400mに強い。

 【不安材料】


差し馬が上位にきた皐月賞にあって、いまひとつ伸び切れなかった。それが道悪のせいならばよいが、能力的なものという可能性もある。

①ベラジオオペラ

 【強調材料】


1番枠。皐月賞は先行勢についてはノーカウントにすることもできる。トラックバイアスが強く先行有利になれば、ロジャーバローズ的な恩恵を受ける可能性も。

 【不安材料】


母方にスタミナ色のあるロードカナロア産駒は2400mもこなすが、G1レベルではさすがにどうかという気もする。重馬場をこなせる馬なのに、タスティエーラと比べると皐月賞の結果がいまひとつ。

②スキルヴィング

 【強調材料】


青葉賞の勝ち方が圧巻。直線入り口で進路リスクを避けるため追い出しを待って、確実に外に出してから追い出しても十分に間に合った。歴代青葉賞勝ち馬の中でも上位と思える内容だったし、馬体そのものもかなり良い。

 【不安材料】


さんざん言い尽くされてきた「青葉賞組は勝っていない」だが、ここまでくるとやはりメンバーレベルが毎年高くないのかもという気はする。青葉賞組は人気薄のときに複穴候補にしたいとも思う。

④トップナイフ

 【強調材料】


内枠先行馬、格の高いレースでの好走歴。横山典騎手なのでベラジオオペラ(横山和騎手)とバッティングする競馬はしないだろうが、こちらが逃げた場合、極端な戦法のときの横山典騎手は一発がある。

 【不安材料】


ここが10戦目というのは最近の傾向としてはやはり使われすぎている感。血統の字面からは2400mだと少し長い印象も。

⑭ファントムシーフ

 【強調材料】


皐月賞では後ろからの競馬になったが、③着に来たあたり能力の絶対値が高い。もともとは好位の競馬をしている馬なので、ソールオリエンスが届かない展開になったときに利益を受ける可能性がある。血統から距離はこなせそう。

 【不安材料】


武豊騎手は差してのダービーを得意としているので、騎手と馬が噛み合うかどうか。仮に差しに回った場合、速い上がりは使えないのでじりじり伸びて届き切らない可能性はある。一方で先行しようと思うと枠がやや外。

⑮ノッキングポイント

 【強調材料】


デビュー前から新馬戦にかけて評判が高かったことは皆さんご存知の通り。上がりの脚という一芸は持っている馬なので、それが生きたときの複穴候補に。

 【不安材料】


上がりの速さが発揮できない・生きない形だとまったく出番がない可能性も。

迷って
 消し
⑱サトノグランツ

 【強調材料】


晩成の匂いがするサトノダイヤモンド産駒なので、尻上がりに良くなっている可能性がある。前走を見ると、以前よりは勝負どころで動けるようになった印象。シルシの数で切ったが、本当は△くらい回したかった。

 【不安材料】


良くなっているといっても、本格化はもっと先の可能性が。もう少しピリっとした反応ができないと大舞台では苦しいかも。

迷って
 消し
⑪ハーツコンチェルト

 【強調材料】


デビュー勝ちのときはかなり話題になった。その後は不運な競馬が多かったので、すんなりの形になったら人気以上にやれる可能性も。

 【不安材料】


差しタイプと青葉賞組を評価しない前提の予想になっているので、この馬までシルシは回らなかった。

迷って
 消し
⑩シャザーン

 【強調材料】


すみれSで負かしたショウナンバシットが若葉S勝ち。皐月賞もまずまずの内容。セール時点から評価の高かった馬。

 【不安材料】


皐月賞を評価してよいのかどうか。すみれSや若葉Sなどリステッド経由の馬は評価が難しい。



  買い目

      3連複  
    ⑰→①②④⑤⑦⑫⑭⑮
(28点)

28点あるが、ドゥラエレーデ軸ならこのくらい買ってもいいだろう。⑤絡みと⑫絡みは買い足して強弱をつけたい。前で頑張っても結局ソールオリエンスに差されるという可能性はあるので、無理に3連単にはせず3連複にした。



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