前走の馬体重が480kg以上だった馬は2019年以降[1.2.0.37]。大型馬は期待を裏切りがちでした。スムーズにレースを進められそうなスプラウティングあたりは馬格を気にせず押さえておきたいところですが、このコースを得意としているウナギノボリなど、比較的小柄な馬の一発も警戒しておきましょう。

★①着馬レオノーレは前走馬体重478kg ほぼ同じ条件で施行された2020年の大原Sと2021～2022年の西宮Sは、高齢馬が不振。馬齢が5歳以上の馬は[0.0.0.15]とまったく上位に食い込めていません。なお、性が牝の馬は[3.1.3.10]と堅実。4歳牝馬のゴールドエクリプスは素直に信頼して良さそうです。 “同年の、JRAの、重賞のレース”において⑤着以内となった経験がない馬は2018年以降[0.3.4.60]。重賞以外のオープンや条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は苦戦していました。楽しみなのはメイクアスナッチ。コース替わりはプラスに働くと思います。前出の条件をクリアしていない馬の中で押さえておきたいのはサーマルウインド。展開に恵まれそうですし、無理に嫌わなくても良いでしょう。 “同年の、JRAの、重賞のレース”において⑨着以内となった経験がない馬は2017年以降[0.1.2.27]。こちらも重賞以外のオープンや条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は強調できません。今年のメンバー構成なら、シルトホルン、ヤマニンサルバムらを重視したいところです。 オークスにおいて⑤着以内となった経験がない馬は2017年以降[0.2.4.76]と優勝例なし。ちなみに、③着以内となった6頭のうち5頭は、“同年8月以降の、JRAの、1700ｍ超の、2勝クラス以上のレース”において①着となった経験がある馬でした。オークス不出走の馬の中で、この条件に該当するモリアーナあたりも面白い存在ですが、リバティアイランドに逆らう必要はないでしょう。 5レース目に断然人気馬がいて、なおかつその馬がそれなりに信頼できそうな場合、WIN5の買い目は断然人気馬の一頭勝負としたうえで、1～4レース目を突破した後に断然人気馬以外の単勝を買う(≒WIN5、単勝のどちらかが当たればプラスになるよう保険を掛ける)のがセオリーです。私自身も、5レース目の秋華賞はリバティアイランドの一頭勝負とする予定。4レース目の終了後に大まかな想定配当を確認してから、モリアーナらの単勝を追加購入します。