地方競馬情報
川崎記念のポイント
【好走ポイント】
※データ対象は1~2月に施行された19~23年川崎記念
[1]前走がJRA重賞か地方交流重賞で④着以内の馬
前走がJRA重賞か地方交流重賞で④着以内の馬が、過去5年ですべてで勝利している。該当馬:グランブリッジ、セラフィックコール、ディクテオン、ノットゥルノ
[2]父か母父がサンデー系の5~7歳馬
過去5年で該当した馬は19年①&②着、20年①着、21年②着、22年①&③着、23年①&②着。該当馬:エブリワンブラック、キャッスルブレイヴ、グランブリッジ、シルトプレ、ノットゥルノ、ライトウォーリア
[3]ダートG1(Jpn1)で③着以内がある馬
過去5年の勝ち馬は、いずれもダートG1(Jpn1)で③着以内があった。該当馬:アイコンテーラー、グランブリッジ、デルマルーヴル、ノットゥルノ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[2.3.0.0]、2番人気は[1.0.1.3]。1番人気は過去10年すべてで馬券圏内に入っていて、そのうち6勝している。過去5年で6番人気以下で馬券圏内に入ったのは20年7番人気②着のヒカリオーソ、22年9番人気②着のエルデュクラージュで、いずれも前走が報知オールスターCで③着以内の地方馬だった。今年、前走が報知オールスターCで③着以内なのはライトウォーリア。※地方馬
過去5年の地方馬で馬券圏内に入ったのは20年7番人気②着のヒカリオーソ、21年4番人気①着のカジノフォンテン、22年9番人気②着のエルデュクラージュ。この3頭はいずれも前走が③着以内だった。今年、前走が③着以内の地方馬はシルトプレ、ライトウォーリア。※馬番4番以内の馬
馬番4番以内の馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っていて、馬番1番の馬は21年以降3年連続で馬券圏内に入っている。今年は最内枠から順にシルトプレ、セラフィックコール、キャッスルブレイヴ、ノットゥルノが該当する。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | シルトプレ | ★ | ||
2 | セラフィックコール | ★ | ||
3 | キャッスルブレイヴ | ★ | ||
4 | ノットゥルノ | ★ | ★ | ★ |
5 | エブリワンブラック | ★ | ||
6 | グロリアムンディ | |||
7 | アイコンテーラー | ★ | ||
8 | グランブリッジ | ★ | ★ | ★ |
9 | ディクテオン | ★ | ||
10 | ライトウォーリア | ★ | ||
11 | デルマルーヴル | ★ |
【まとめ】
「★」が複数付いたのはグランブリッジ、ノットゥルノで、いずれもフルマークとなった。
グランブリッジは地方交流重賞で馬番7番より外枠だと①①②①着で、7枠8番に入ったのは悪くなさそう。川崎ダート2100mの地方交流重賞は22年関東オークスと23年エンプレス杯で2戦2勝で、今回のメンバー中、このコースで勝ち鞍があるのはライトウォーリアと本馬となる。過去6勝は牝馬限定戦で挙げていて、地方交流重賞は牡牝混合戦だと②④着なので、今回は牡馬相手でワンパンチを利かせられるか。
ノットゥルノは前走の佐賀記念(佐賀ダート2000m)で序盤は中団に付け、4角で早めに先頭に立って②着に4馬身差で快勝した。左回りは⑥⑦⑧⑧⑥⑧着で、昨年の川崎記念は3秒3差⑧着に敗れているから、今回はコース替わりがポイントになりそう。地方交流重賞は良馬場で[0.3.0.4]、道悪馬場だと①⑥①着で、脚抜きの良い馬場がベターか。
グロリアムンディはダートで[6.2.0.3]で、そのうちG1に限ると⑫⑬⑥着。前走の東京大賞典(大井ダート2000m、⑥着)は4番手で進めたが、前との差を詰め切れなかった。今回は3ヶ月ぶりで、ダートで休み明けだと①⑫①①②⑬着。3~5月のダートは①②①①着で、昨年のダイオライト記念(船橋ダート2400m)を制しているから、ダート2100mは問題なさそう。国内のダート重賞は4角2番手以内で①①着、4角4番手以下で②⑫⑬⑥着なので、スムーズに動ければ上位進出があり得そう。
セラフィックコールはダート2100m以上が①①着で、初の地方交流重賞となった前走のダイオライト記念(船橋ダート2400m)は4番手追走からメンバー最速の上がり38秒6で差し切り、②着テリオスベル(昨年の川崎記念④着)に4馬身差を付けた。ムルザバエフ騎手とは2戦2勝で、この継続騎乗はプラス材料だろう。4角11番手以内で6戦6勝、4角13番手で⑩着なので、ある程度の位置で流れに乗れれば連続好走が見られても良さそう。
アイコンテーラーは地方交流重賞が昨年のJBCレディスクラシック(大井ダート1800m)だけで、その時は2番手追走から早めに先頭に立って②着グランブリッジに4馬身差を付けた。松山騎手とのコンビはその時以来となる。ダート2100mは初めてだが、ダートは4角2番手以内だと①②①③着で、左回りでも勝ち鞍があるのに対し、昨年のチャンピオンズCは道中で砂を被る形になって4角11番手から⑭着に敗れている。ダートで13頭立て以下だと2戦2勝なので、11頭立てでの6枠7番からスムーズに運べるかがカギになりそう。
ディクテオンは前走のダイオライト記念で④着に敗れたが、2ヶ月ぶりでのダート2400mだった。ダート2000~2100mの地方交流重賞は①①着で、この2戦はいずれも中4週以内だから、中3週の今回は上積みがありそう。地方では4角先頭で①①①①着、前走は4角4番手で④着なので、初のJpn1でも4角先頭の形を採れればチャンスが出てきそう。
ライトウォーリアは川崎ダート2100mの前走・報知オールスターCでハナに立ち、上がり40秒8で押し切った。前述したように、今回のメンバーの中でこのコースで勝ち鞍があるのはグランブリッジと本馬となる。地方交流重賞は⑧⑤⑤⑤⑥⑤着で、昨年の川崎記念は勝ち馬ウシュバテソーロから2秒0差⑤着だったから、今回は中央馬相手でどこまで食い込めるかがポイントになりそう。
■出馬表へ
■過去5年データへ
【月額会員が利用できるコーナー紹介】