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地方競馬情報

エンプレス杯のポイント


【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象は2~3月に行われた19~23年エンプレス杯

[1]前走が地方交流重賞で③着以内の馬

前走が地方交流重賞で③着以内の馬が10年連続で馬券圏内に入り、そのうち8勝を挙げている。

該当馬:アーテルアストレアアイコンテーラーグランブリッジライオットガール

[2]2000m以上で連対歴がある馬

18年以降、2000m以上で連対歴があった馬が6連勝中。

該当馬:アイコンテーラーオーサムリザルトグランブリッジコスモポポラリタマテリアルガール

[3]父か母父がノーザンダンサー系の中央馬

過去5年で、父か母父がノーザンダンサー系の中央馬は19年①着、20年①&③着、21年①着、22年③着、23年③着。昨年は1頭のみ該当で、③着に入った。

該当馬:オーサムリザルト

※人気傾向

過去5年で1番人気は[4.0.1.0]、2番人気は[1.2.0.2]。09年以降の1番人気は[9.3.2.0]で、14回連続で馬券圏内に入り、20年以降は4連勝中(12年は降雪の影響で中止)。

※地方馬

過去5年の地方馬で馬券圏内に入ったのは19年8番人気②着のブランシェクール、20年8番人気②着のナムラメルシー、21年6番人気②着&22年2番人気②着のサルサディオーネ。いずれも大井所属馬で、今年の該当馬はキャリックアリードグレースルビーコスモポポラリタ

※川田騎手

川田騎手は近3年で①③①着。今年は昨年①着のグランブリッジに騎乗予定。

馬名 [1] [2] [3]
1 キャリックアリード      
2 グレースルビー      
3 アンティキティラ      
4 グランブリッジ  
5 ライオットガール    
6 コスモポポラリタ    
7 アイコンテーラー  
8 マルグリッド      
9 スノーパトロール      
10 オーサムリザルト  
11 マテリアルガール    
12 アーテルアストレア    
…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
」が複数付いたのはアイコンテーラーオーサムリザルトグランブリッジとなった。

グランブリッジは昨年のエンプレス杯で若干出負けしたが、メンバー最速の上がり40秒8で差し切り②着に0秒5差を付けた。川崎ダート2100mの地方交流重賞は①①②着で、そのうち牝馬限定戦は2戦2勝。昨年のこのレースは3月の施行だったが、3~6月は①①①②着と悪くない。地方交流重賞で中4週以内だと②①②着なので、実績のあるコースで中4週なら2年連続の好走が見られても良さそう。

オーサムリザルトは昇級初戦の前走・アルデバランS(京都ダート1900m)で出遅れたが、メンバー2位の上がり36秒5で②着ハピ(22年チャンピオンズC③着)に競り勝った。今回は3ヶ月ぶりだが、デビューからダート1800~2100mで5戦5勝で、休み明けでも3勝している。この5戦は馬番7~13番だから、7枠10番に入ったのも悪くなさそう。今回は初の地方交流重賞&ナイター競馬で、落ち着いて臨めるかがポイントになりそう。

アイコンテーラーはこのコースの前走・川崎記念で序盤は2番手に付け、勝負所で前に並びかけてアタマ+ハナ差の③着に入った。ダートは4角2番手以内で①②①③③着なのに対し、昨年のチャンピオンズCは中団で砂を被る形になって4角11番手から⑭着に敗れている。地方交流重賞は松山騎手騎乗で①③着で、そのうち牝馬限定戦は昨年のJBCレディスクラシック(大井ダート1800m)①着だけだから、スムーズに動ければ連続好走が見られても良さそう。

アーテルアストレアは地方交流重賞が[2.1.1.1]で、馬券圏内はダート1800~1870mなのに対し、昨年のエンプレス杯は1秒2差④着だった。今回は8枠12番で、ダートでふた桁馬番の時は⑫⑦④③③着。JRAを含めた過去7勝はダート1800mで、ダート2100mは④③⑤着なので、この距離でワンパンチを利かせられるか。

ライオットガールは前走の兵庫女王盃(園田ダート1870m)でハナに立ち、メンバー最速の上がり37秒7で②着に2馬身差を付けて押し切った。ダートOPで馬番7番以内だと①③①①着で、5枠5番に入ったのも悪くなさそう。ダート2100mは初めてだが、シニスターミニスター産駒はグランブリッジが昨年のエンプレス杯を制していて、本馬は母父がハーツクライだから、マイペースで先行できれば粘り込む場面が見られても良さそう。

キャリックアリードは地方交流重賞が②③④着で、④着の前走・兵庫女王盃は序盤で2番手に付けたが、勝負所で前との差を拡げられる形になって1秒5差④着。このコースは初めてだが、左回りは③①①③②③着で、そのうち川崎はダート1600mで一戦して②着。ダート2100mは初めてだが、キズナ産駒はテリオスベルが昨年のエンプレス杯で③着に入っていて、本馬は母父がガリレオだから、折り合って運べれば侮れなさそう。

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