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 的中!!  オークス 3連複⑦-⑫-⑭
16.9倍

 
第85回 オークス(G1)
2024年5月19日(日) 東京芝2400m

オークスは桜花賞上位組を素直に評価したほうが良いが、今年は後述するように、該当馬の脚質が差し、追い込みに偏っているという問題がある。一方で、メンバー構成については出走ラインが低くなったように、18頭すべてがハイレベルとは言い難い状況。

オークスは人気薄馬の激走もそれなりにあるレースだが、今年は“この馬”と狙える存在が見当たらず、堅い予想となった。

(7)ステレンボッシュ

 【強調材料】


単純に桜花賞が好内容。アスコリピチェーノとのアトサキをひっくり返したように、3歳になってからも成長している。エピファネイア産駒で、母も2000m前後で走っていた馬なので、距離延長はむしろ歓迎材料だろう。

 【不安材料】


戸崎騎手が悪いわけではないが、乗り替わり、しかもテン乗りというのは誰が乗ったところで一定のリスク。ここ2走の結果から控える競馬をしそうだが、前半の位置取り次第では物理的に届き切らない可能性は出てくる。

(12)チェルヴィニア

 【強調材料】


ハービンジャー産駒で、基本的には距離延長歓迎だろう。桜花賞は2歳10月以来という休み明けも影響しただろうが、多頭数で速い流れが合わなかった感も。スムーズに好位を取れるようなら◎を逆転も。

 【不安材料】


桜花賞でふた桁着順だった馬は過去10年[0.0.3.22]、優勝は2013年メイショウマンボが最後。前走大敗で人気落ちするなら良いのだが、この馬は今回も上位人気なので、馬券的妙味という点ではマイナス。

(17)タガノエルピーダ

 【強調材料】


チューリップ賞で桜花賞の出走権利を獲り損ねたが、もともと朝日杯FSで③着だったような馬。忘れな草賞に回ったことで2000mとはいえ距離を経験できた。1番人気・上がり最速で忘れな草賞を勝ってきたというのは過去の好走例とも近い。

 【不安材料】


位置が取れるというのが◎など、差し・追い込み系の有力馬に対するアドバンテージだが、枠順が外になってしまったのは正直少し痛いか。どれだけスムーズに好位を取れるか。スタートが決まらないと一気に不利になるだろう。

(14)ライトバック

 【強調材料】


桜花賞組では②着馬がいないので先着順では2番目。芝1800mの新馬で下ろしたくらいなので、距離延長が不安というタイプではないだろう。差し脚堅実。

 【不安材料】


オークスは差し・追い込み勢で①~③着独占ということがほとんどない。◎が差しタイプなので、この馬を○▲にすると、後ろの馬ばかりの組み合わせを買うことになってしまう。前走が良かったので控えすぎないかも心配。

(2)クイーンズウォーク

 【強調材料】


桜花賞時に陣営から距離不足が言われていたほどなので、2400mへの延長は歓迎だろう。有力馬の中ではいちばん内枠を引いたので、ラチ沿いをうまく立ち回って効率的な競馬ができれば、人気以上に走れることも。

 【不安材料】


桜花賞で掲示板を外した馬の好走はそう多くはない。川田騎手はダービーもオークスも勝っているが、東京芝2400mのG1での①着は3番人気以内のみ。③着以内も4番人気以内のみで、5番人気以下だと[0.0.0.18]。

(10)アドマイヤベル

 【強調材料】


フローラS組は、先行して好走してきた馬は本番で通用しないことが多いが、差して権利を取ってきた馬からは好走馬が出ている。この馬は通過順5-6-6で①着だから、本番好走の可能性は残る。桜花賞組と顔が合っていない点もプラスに解釈できる。

 【不安材料】


逆に、桜花賞組が強くて他のローテ組は出番がないということもあり得る。フローラSのメンバーレベルは正直高くなかったようにも思える。1勝クラス惜敗もあったので、ここでは勝つというよりは②、③着のイメージで扱いたい。

(13)スウィープフィート

 【強調材料】


桜花賞掲示板組で2400mが不安という血統でなければ、とりあえずシルシは必要。前走はかなり厳しいところから最後よく追い込んできた。

 【不安材料】


極端な位置取りになると追い込み切れない可能性も。血統的に距離はこなしてもおかしくはないが、1600~2000mがベストの可能性もある。

迷って
 無印
(1)ミアネーロ

 【強調材料】


菜の花賞の敗因を休み明け+展開と考えれば買える。東京替わりも悪いとは限らない。馬番1番という極端な枠なので、それがプラスに働けば。G1の呪縛から解放された鞍上にも期待。

 【不安材料】


馬群で窮屈な競馬になった場合にはやや不安がある。使える上がりの脚にも限界があると思うので、瞬発力勝負になったときには不利だろう。

迷って
 無印
(5)コガネノソラ

 【強調材料】


3連勝と勢いがある。ゴールドシップ産駒でオークスといえばユーバーレーベン、ウインマイティー。脚質に自在性がある。

 【不安材料】


過去10年のスイートピーS組は[0.1.0.11]で、馬券圏内は2019年のカレンブーケドールの②着のみ。馬そのものは魅力があると思うが、個人的には毎年スイートピーS組の扱いは厳しくしている。

迷って
 無印
(15)サフィラ

 【強調材料】


競馬ファンは誰もが知る良血で、大舞台には強そう。距離延長が大きなプラスになれば、血統的なポテンシャルが爆発も。

 【不安材料】


上位人気勢が揃って2400mという距離に泣くようなことがない限り、すべてを逆転するのは難しそう。

無印
(3)エセルフリーダ

 【強調材料】


馬券圏外は一度だけ。先行できる馬が内枠を引いた。母系からスタミナ色を感じるので、2400mはプラスの可能性も。

 【不安材料】


桜花賞組など既に実績のある馬をひっくり返すまでのインパクトは感じない。

無印
(4)パレハ

 【強調材料】


逃げが選択肢になる馬が馬番4番というのはプラス。今回も行く可能性はあるし、紛れがあるとしたら前残りというのが競馬の常識。

 【不安材料】


忘れな草賞で先着された馬もおり、単純に地力が足りない印象。

無印
(6)サンセットビュー

 【強調材料】


昨年のJRAリーディングサイアー(賞金順)、オークスを含め大舞台での活躍目立ったドゥラメンテの産駒。

 【不安材料】


すでに重賞を2回使って⑥、⑨着ではさすがに…

無印
(8)ホーエリート

 【強調材料】


前走フラワーC②着だからある程度の能力はある。未勝利勝ちは東京なので東京がダメというわけではないだろう。

 【不安材料】


フラワーCが近年はオークスに繋がっていない。過去10年のフラワーC連対馬のオークス成績は[0.1.1.13]。

無印
(9)ラヴァンダ

 【強調材料】


相手なりに走るタイプ。チューリップ賞では出番がなかったがフローラSでは②着。距離は悪くないだろう。

 【不安材料】


フローラS組を2頭取るのは難しいので、勝ち馬を優先。G1レベルの地力があるかどうかも微妙。

無印
(11)ヴィントシュティレ

 【強調材料】


母がオークス②着(2011年)。近親がオークスに縁があるという馬は今回少ない。逃げが選択肢になるのも良い。

 【不安材料】


狙うなら逃げ粘りだが、今回は枠がやや外のうえパレハなども内にいる。未勝利を勝ったばかりの馬なので、他の条件に相当恵まれないと苦しいだろう。

無印
(16)ショウナンマヌエラ

 【強調材料】


中京で新馬勝ち、新潟2歳S②着と左回りで結果を残してきた馬なので、東京替わりはプラスの可能性も。

 【不安材料】


逃げを打つには枠がだいぶ外。ここ2走の大敗を見ると狙いにくい。

無印
(18)ランスオブクイーン

 【強調材料】


距離を2000mに延ばしてレース内容が良くなったので、2400mでさらに良くなる可能性も。

 【不安材料】


距離でなくモレイラ騎手で覚醒した可能性もある。未勝利勝ち直後で大外枠は厳しそう。


買い目

◎(7)ステレンボッシュ
○(12)チェルヴィニア
▲(17)タガノエルピーダ
☆(14)ライトバック
△(2)クイーンズウォーク
△(10)アドマイヤベル
△(13)スウィープフィート

    3連複・3連単    
(7)→(12)(17)→(2)(10)(12)(13)(14)(17)

桜花賞馬ステレンボッシュは、血統的には距離が延びてさらに良さそう。テン乗りが影響するなどして、よほど折り合いを欠くことが無い限り、馬券圏内には来ると考える。

前述したが、オークスでは馬群の後ろ半分にいた馬が上位独占ということがあまりないので、フォーメーションの2列目には位置が取れる馬を配置した。3連複だけ当たったときに採算がぎりぎりとなる買い目だが、◎が勝って3連複・3連単両方的中と期待する。

2024年5月19日(日) 京都ダート1400m

前走②着馬が2頭、他は初出走馬か前走⑥着以下ばかりというメンバー構成。ただ、前走で②着だった2頭は、ともに前々走はふた桁着順。どこまで計算できるか分からないわりに人気にはなるので、別な切り口を探したい。

スターアドミラルは初ダートだが、レッドファルクス産駒なので一発があってもおかしくない。レッドファルクス産駒は芝だと勝率4.6%、複勝率14.6%に対し、ダートでは勝率6.9%、複勝率20.3%となっており、ダート>芝の状況。ダート替わりで激走したという例はこれまでないのだが、◎は芝でも先行力を見せていた馬なので、条件替わりが噛み合えば一気に勝ち切るところまでいってもおかしくないだろう。

厩舎コメントによると、キックバックを気にするようなので、スタートを失敗したら即終了か。芝の部分で勢いをつけてハナへ行きたい。結果はピンかパーのどちらかだと思うので、馬券は強気に3連単①着固定でいく。3連複を併用する場合は、2列目にこれも初ダートが良さそうな○と、前走②着の2頭でキャリアが浅いほうの▲を配置したフォーメーションで。


買い目

◎(4)スターアドミラル
○(12)ドントレットゴー
▲(6)カーロアヴァンティ
☆(3)サンダーバース
△(8)ペルセイズ
△(9)オーケーサンダー
△(10)モーニングコート

    3連単①着流し    
(4)→(3)(6)(8)(9)(10)(12)



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