独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン


【オークス】
2024年5月19日(日) 東京芝2400m
出走表
馬番馬名性齢騎手斤量厩舎
1ミアネーロ牝3津村55美・林
2クイーンズウォーク牝3川田55栗・中内田
3エセルフリーダ牝3武藤55美・武藤
4パレハ牝3田辺55栗・新谷
5コガネノソラ牝3石川55美・菊沢
6サンセットビュー牝3三浦55栗・新谷
7ステレンボッシュ牝3戸崎55美・国枝
8ホーエリート牝355美・田島
9ラヴァンダ牝3岩田望55栗・中村
10アドマイヤベル牝3横山武55美・加藤征
11ヴィントシュティレ牝3北村宏55美・古賀
12チェルヴィニア牝3ルメール55美・木村
13スウィープフィート牝3武豊55栗・庄野
14ライトバック牝3坂井55栗・茶木
15サフィラ牝3松山55栗・池添学
16ショウナンマヌエラ牝3岩田康55栗・高野
17タガノエルピーダ牝3M.デムーロ55栗・斉藤崇
18ランスオブクイーン牝3横山和55栗・奥村豊
コテツの見解


桜花賞がBコース2週目の年は
どんな特徴があるのか


桜花賞の時にも触れましたが、今年の桜花賞は4年ぶりにBコース2週目の施行となりました。これは京都競馬場改装の影響で、21~23年の桜花賞はBコース1週目の施行でした。

同じデータを取るにしても、より近い状況で行うことによって精度が上がると考えます。ということで、今回は過去10年の中でも、桜花賞がBコース2週目の施行だった14~20年のオークスを参考にしたいと思います。

まず、14~20年のオークスにおいて、前走別成績を見てみることにします。

■14~20年のオークス
前走レース名着別度数勝率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
桜花賞 [5.3.4.43] 9.1% 21.8% 31% 34%
忘れな草賞 [2.0.1.5] 25.0% 37.5% 135% 155%
フローラS [0.3.1.27] 0.0% 12.9% 0% 39%
スイートピーS [0.1.0.1] 0.0% 50.0% 0% 700%
皐月賞 [0.0.1.0] 0.0% 100.0% 0% 270%
その他 [0.0.0.27] 0.0% 0.0% 0% 0%

参考に、21~23年のオークスも見てみましょう。

■21~23年のオークス
前走レース名着別度数勝率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
桜花賞 [2.2.2.20] 7.7% 23.1% 30% 82%
フローラS [1.0.0.12] 7.7% 7.7% 68% 19%
フラワーC [0.1.0.2] 0.0% 33.3% 0% 243%
矢車賞 [0.0.1.0] 0.0% 100.0% 0% 2820%
その他 [0.0.0.10] 0.0% 0.0% 0% 0%

前走が桜花賞の馬が中心であることは言うまでもないのですが、回収率を見ると、14~20年は桜花賞組の回収率が単複ともに30%台。桜花賞組の中でも精査する必要があるのは間違いないでしょう。

もう一つの特徴として、14~20年のオークスは21~23年に比べて前走・忘れな草賞組、フローラS組、つまり前走が芝2000mの馬の好走が多くなっています。14~20年は前走が芝1800m以上の馬が7年中6年で馬券圏内に入っていて、馬券的にも妙味がありそうです。

前走・桜花賞組は
前走の内容から注目馬が絞れる


まず、14~20年のオークスにおいて、前走・桜花賞組からはどんな馬が馬券圏内に入っているのか、見てみましょう。

■14~20年のオークスで
前走・桜花賞から馬券圏内に入った馬
馬名前走上がり
(順位)
桜花賞
人気
桜花賞
着順
14年 ヌーヴォレコルト 34秒2(3位) 5
ハープスター 33秒6(1位) 1
15年 ルージュバック 34秒5(5位) 1
クルミナル 33秒4(2位) 7
16年 シンハライト 33秒7(3位) 2
17年 ソウルスターリング 35秒4(5位) 1
アドマイヤミヤビ 35秒6(7位) 2
18年 アーモンドアイ 33秒2(1位) 2
リリーノーブル 34秒3(3位) 3
ラッキーライラック 34秒5(8位) 1
19年 クロノジェネシス 32秒9(2位) 3
20年 デアリングタクト 36秒6(1位) 2
※黄色地…桜花賞での上がりがメンバー中3位以内の馬

馬券圏内に入った12頭のうち、8頭が桜花賞でメンバー中3位以内の上がりを使っていた馬。残る4頭(ルージュバック、ソウルスターリング、アドマイヤミヤビ、ラッキーライラック)は、桜花賞で1~2番人気に推されていることからも分かるように、それまでに重賞勝ちがある実績馬でした。

つまり、前走が桜花賞で馬券圏内に入った馬は、以下のどちらかに該当していたことが分かります。

[1]桜花賞でメンバー中3位以内の上がりを記録

[2]重賞勝ちがある馬

今年、前走が桜花賞の馬で、[1]に該当するのはスウィープフィート、ステレンボッシュ、ライトバック、[2]に該当するのはクイーンズウォーク、スウィープフィート、チェルヴィニアです。

前走・桜花賞組以外の馬は
距離か東京実績に注目したい


続いて、前走が桜花賞以外で馬券圏内に入った馬を見てみましょう。

該当する9頭を、以下のふたつの条件に該当していたかどうかを調べてみました。

[1]芝1800m以上で2回以上の③着以内があった馬

[2]東京で連対歴がある前走・OP①着馬

■14~20年のオークスで
前走・桜花賞以外から馬券圏内に入った馬
馬名[1][2]
14年 3 バウンスシャッセ ×
15年 3 ミッキークイーン ×
16年 5 チェッキーノ ×
5 ビッシュ ×
17年 6 モズカッチャン
19年 1 ラヴズオンリーユー ×
12 カレンブーケドール
20年 7 ウインマリリン
13 ウインマイティー ×

いずれも、[1][2]の少なくともどちらか一方に該当していました。9頭中6頭が5番人気以下で、馬券的に妙味があるのはこちらでしょう。

以上を踏まえ、今年のオークスで注目したいのは以下の馬とします。

■今年のオークス注目馬
馬名ポイント
エセルフリーダ 芝1800m以上で③着以内が3回
クイーンズウォーク 前走桜花賞、クイーンC①着
スウィープフィート 前走桜花賞でメンバー中2位の上がり33秒0
ステレンボッシュ 前走桜花賞でメンバー中3位の上がり33秒4
チェルヴィニア 前走桜花賞、アルテミスS①着
ミアネーロ 芝1800m以上で③着以内が2回
ライトバック 前走桜花賞でメンバー中1位の上がり32秒8

軸馬①
◎⑫チェルヴィニア
ルメール騎手が2戦ぶりの騎乗で、過去3回コンビを組んだ時は②①①着。ルメール騎手×木村厩舎のコンビはイクイノックスが有名ですが、このコンビはJRAの芝G1で[6.4.1.5]で、東京芝2400mでは21年ジャパンC②着(オーソリティ騎乗)があります。前走の桜花賞⑫着は大外枠が響いたもので、母チェッキーノは16年オークス②着ですから、初の芝2400mは問題ないはずです。
軸馬②
〇⑦ステレンボッシュ
ここまで5戦をすべて連対していて、東京コースは赤松賞①着があります。芝2400mは初めてですが、ディープインパクトの近親で、父エピファネイアなら問題はないでしょう。気になるのは戸崎騎手が東京芝2400mの重賞で未勝利という点。オークスに限れば[0.3.0.8]と悪くないのですが、ルメール騎手が騎乗するチェルヴィニアの方が人気がないことも踏まえて、ここでは「○」の評価とします。
相手
▲②クイーンズウォーク
⑧着に敗れた桜花賞と同じ馬番2番に入ったのは気になりますが、当時の阪神は内が伸びない馬場ではありました。東京はクイーンCを制した舞台でもあり、継続騎乗の川田騎手に再度期待します。

△①ミアネーロ
△③エセルフリーダ
△⑧ホーエリート
△⑬スウィープフィート
△⑭ライトバック
買い目
馬連
⑦-⑫ 1000円

馬単
⑫→⑦ 1500円

3連複
⑫-②⑦-①②③⑦⑧⑬⑭ 300円×11点 3300円

3連単
⑫→⑦→①②③⑧⑬⑭ 300円×6点 1800円
⑫→①②③⑧⑬⑭→⑦ 400円×6点 2400円

計10000円
 的中!!  馬連⑦-⑫
5.9倍×1000円=5900円
 的中!!  馬単⑫→⑦
13.0倍×1500円=19500円
 的中!!  3連複⑦-⑫-⑭
16.9倍×300円=5070円
 的中!!  3連単⑫→⑦→⑭
80.6倍×300円=24180円
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
コテツ プロフィール
2016年10月号よりサラブレ本誌に「サラリーマン馬券師」として寄稿。本誌では1ヶ月から1ヶ月半前の予想ながら、鋭い見解で実績を積み上げた。『サラブレモバイル』ではメンバー構成、馬場状態などを踏まえ、さらに精度を上げた直前予想をお届けします!


TOPページに戻る