地方競馬情報
さきたま杯のポイント
【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象はJpn2で行われた19~23年さきたま杯
[1]近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で④着以内がある馬
過去10年の勝ち馬は、いずれも近2走以内にJRA重賞か地方交流重賞で④着以内があった。
該当馬:サンライズホーク、シャマル、タガノビューティー、レモンポップ
[2]G1(Jpn1)で③着以内がある馬
G1(Jpn1)で③着以内があった馬が、過去5年すべてで③着以内に入っている。該当馬:アランバローズ、イグナイター、シャマル、タガノビューティー、ティーズダンク、レモンポップ
[3]前走時馬体重が500kg以上の馬
16年以降の勝ち馬8頭は、いずれも前走時馬体重が500kg以上だった。該当馬:アマネラクーン、イグナイター(★)、サンライズホーク、シャマル、タガノビューティー、ティーズダンク、リコーシーウルフ、レモンポップ(★)
★…前走海外で、2走前が国内で馬体重500kg以上の馬
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.0.3]、2番人気は[0.2.2.1]。6番人気以下で馬券圏内に入った3頭(20年7番人気①着ノボバカラ、20年6番人気③着ノブワイルド、23年7番人気①着イグナイター)は、いずれも馬番5番以内だった。※地方馬
過去5年で馬券圏内に入った地方馬はキタサンミカヅキ(19年③着)、ブルドッグボス(20年②着)、ノブワイルド(20年③着)、サルサディオーネ(22年①着)、ティーズダンク(22年②着)、イグナイター(23年①着)、スマイルウィ(23年②着)。過去5年中4年で地方馬が馬券圏内に入っている。※父サンデー系の馬
18年以降、父サンデー系の馬が6年連続で連対している。今年の該当馬はイグナイター、シャマル、ティーズダンク、バスラットレオン、リコーシーウルフ。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | アランバローズ | ★ | ||
2 | シャマル | ★ | ★ | ★ |
3 | サヨノグローリー | |||
4 | アマネラクーン | ★ | ||
5 | イグナイター | ★ | ★ | |
6 | ティーズダンク | ★ | ★ | |
7 | レモンポップ | ★ | ★ | ★ |
8 | サンライズホーク | ★ | ★ | |
9 | バスラットレオン | |||
10 | オメガレインボー | |||
11 | タガノビューティー | ★ | ★ | ★ |
12 | リコーシーウルフ | ★ |
【まとめ】
「★」が複数付いたのはイグナイター、サンライズホーク、シャマル、タガノビューティー、ティーズダンク、レモンポップ。そのうち、シャマル、タガノビューティー、レモンポップがフルマークとなった。
レモンポップはサウジC(⑫着)以来約4ヶ月ぶりとなるが、国内のダート重賞は②①①①①着で、そのうち地方交流重賞は半年ぶりで②着イグナイターに2秒0差で圧勝した昨年の南部杯(盛岡ダート1600m)だけとなる。浦和は初めてだが、左回りのダート1400mは[5.1.0.0]なので、仕上がっていれば巻き返しがあり得そう。
シャマルは昨年のさきたま杯で競走中止となったが、レース中に右後肢跛行を発症したもの。その時を除くと地方交流重賞は①③①①③②①④④①①着で、このコースでは22年オーバルスプリントを制しているから、力を出し切れれば出番がありそう。近2走は不良馬場で連勝中で、地方交流重賞は不良馬場で[5.0.1.0]、重馬場で[1.0.0.1]、良~稍重馬場で[0.1.1.2]なので、脚抜きの良い馬場がベターか。
タガノビューティーは地方交流重賞がダート1500~1600mで④②④②着で、前走のかしわ記念は後方からの競馬になったが、勝負所で内から進出してメンバー最速の上がり38秒4で勝ち馬シャマルから0秒5差の②着に押し上げた。今回は中6週で、ダート1400mのOPで中7週以内だと②⑤①③③④②④④①着と悪くないから、決め手を活かせる展開になれば連続好走が見られても良さそう。
ティーズダンクは浦和ダート1400mの地方交流重賞が②②③着で、22年さきたま杯はアタマ差②着に入り、③着シャマルに先着している。この3戦は馬番5~6番で、5枠6番に入ったのは悪くなさそう。2走前(⑧着)が1年1ヶ月の休み明けで、そこから中4週で臨んだ前走は⑤着だったが、中3週の今回はどこまで変われるか。
サンライズホークは前走の黒船賞で⑪着に敗れたが、不良馬場で追走に苦労する感じで、勝負所で後方に下がっていた。地方交流重賞は良~稍重馬場だと3戦3勝で、この3戦は4角2番手以内の競馬をしているのに対し、重~不良馬場だと4角8~10番手で⑨⑪着なので、力の要る馬場でスムーズに先行できれば巻き返しがあり得そう。
イグナイターは地方交流重賞で笹川翼騎手騎乗だと⑦①②①着で、昨年のさきたま杯を斤量56kgで制している。地方交流重賞は4角3番手以内で③①①⑤①②①着で、斤量57kgで昨年のJBCスプリントを制しているのに対し、4角4~5番手だと④⑤③⑦着なので、スムーズに先行できれば2年連続での好走が見られても良さそう。
バスラットレオンは地方交流重賞が昨年のさきたま杯だけで、その時は斤量57kgで先行して勝ち馬イグナイターから0秒3差の③着に入った。昨年は56kgのイグナイターと1kgの斤量差があったが、今年は同斤量の57kgとなる。近2走(⑮⑩着)は芝で、芝→ダート替わりの時は⑬①③④着。今回は約4ヶ月ぶりだが、ダートでの休み明けは①③③着だから、仕上がっていれば侮れなさそう。
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