地方競馬情報
JBCクラシックのポイント
【好走ポイント】
[1]前走がJRAのOPか地方交流重賞で②着以内の馬
前走がJRAのOPか地方交流重賞で②着以内の馬が過去10年すべてで連対していて、そのうち8勝している。該当馬:ウィリアムバローズ
[2]同年にG1(Jpn1)で連対がある馬
同年にG1(Jpn1)で連対歴があった馬が、過去10年すべてで馬券圏内に入っている。該当馬:ウィルソンテソーロ
[3]サンデー×ミスプロの中央馬
父と母父がサンデー系とミスプロ系の組み合わせの中央馬が18年以降6年連続で連対していて、近2年は1頭のみ該当していた馬が②着に入っている。該当馬:ノットゥルノ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[3.0.0.2]、2番人気は[0.4.1.0]。18年以降、2番人気馬が6年連続で②~③着に入っている。6番人気以下で馬券圏内に入ったのは19年6番人気③着のセンチュリオン、21年6番人気①着のミューチャリーで、いずれも前走で連対していた地方馬。今年はガルボマンボ、シルトプレ、ヒロイックテイルが該当。※地方馬
過去10年の地方馬で馬券圏内に入ったのは、前述した19年6番人気③着のセンチュリオン、21年6番人気①着のミューチャリー。※騎手が継続騎乗の馬
08年以降、前走と同じ騎手が騎乗した馬が16年連続で連対している。今年はウィリアムバローズ、ウィルソンテソーロ、ガルボマンボ、シルトプレ、シンコーマーチャン、ダイモーン、ノットゥルノ、ヒロイックテイル、メイショウハリオが継続騎乗の予定。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ガルボマンボ | |||
2 | キリンジ | |||
3 | メイショウハリオ | |||
4 | ヒロイックテイル | |||
5 | ノットゥルノ | ★ | ||
6 | アンブロジオ | |||
7 | シルトプレ | |||
8 | ダイモーン | |||
9 | ウィリアムバローズ | ★ | ||
10 | ウィルソンテソーロ | ★ | ||
11 | シンコーマーチャン |
【まとめ】
いずれかの条件で「★」が付いたのはウィリアムバローズ、ウィルソンテソーロ、ノットゥルノの3頭となった。
ウィルソンテソーロは地方交流重賞が①①①⑤②②着で、⑤着は昨年のJBCクラシック(大井ダート2000m)となる。川田騎手とは①①①②②着で、この継続騎乗は良いだろう。国内のダートのO型コースで6~8枠だと①①①①①②②着なので、8枠10番からスムーズなら好戦してきそう。不良馬場は未経験だが、ダートは良~重馬場で勝ち鞍があるから、極端に馬場が悪くならなければ。
ウィリアムバローズは坂井騎手騎乗の近4走が③①⑥①着で、Jpn1は今年のかしわ記念⑥着だけだが、その時は前走から馬体重が6kg減(494kg)となっていた。ダートは前走から6kg以上馬体減の時が⑭⑥着なのに対し、それ以外の時が[8.4.1.0]なので、前走時馬体重(490kg)からの変動をチェックしたい。ダートで馬番8番より外枠だと①①①②③①着で、7枠9番に入ったのは良いだろう。
ノットゥルノは右回りのダート2000mの重賞が[2.2.0.3]で、このコースでは今年の佐賀記念を斤量59kgで制し、昨年のJBCクラシック(大井ダート2000m)では②着に入っている。地方交流重賞ではふた桁馬番で3戦3勝なのに対し、ひと桁馬番だと②⑦②⑧⑧⑥②④⑥⑦着なので、5枠5番から勝ち切れるかがポイントになりそう。
メイショウハリオは過去2年のJBCクラシックが⑤④着だが、いずれも前走の帝王賞から4ヶ月ぶりでの臨戦だった。ダート2000mのG1(Jpn1)で中6週以内だと①①着なのに対し、中7週以上だと⑤③④⑨着。前走は約3ヶ月ぶりで③着だったが、中5週の今回は上積みがありそう。地方交流重賞で馬番4番以内だと2戦2勝なので、3枠3番からロスを抑えて走れれば。
キリンジは中央所属時に地方交流重賞で②②②③着という成績を残していて、そのうちJpn1は昨年のジャパンダートダービー(大井ダート2000m)②着だけ、佐賀ダート2000mは今年の佐賀記念で勝ち馬ノットゥルノから0秒7差の②着に入っている。ダートで12頭立て以下だと①②②②③①③③着なので、11頭立てでスムーズならこのメンバーでも侮れなさそう。
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