地方競馬情報
JBC2歳優駿のポイント
【好走ポイント】
※データ対象は北海道2歳優駿として施行された19年以前を含む
[1]前走でメンバー中2位以内の上がりを使って②着以内の馬
前走でメンバー中2位以内の上がりを使って②着以内の馬が、過去5年すべてで連対している。該当馬:イサナ、カセノタイガー、グランジョルノ、ソルジャーフィルド、タガノマカシヤ、ダノンフェルゼン、リコースパロー、ローランドバローズ
[2]前走時馬体重が484kg以上の馬
11年以降、前走時馬体重が484kg以上の馬が13連勝中。該当馬:イサナ、エイシンキャプテン、タガノマカシヤ、リコースパロー、ローランドバローズ
[3]父か母父がボールドルーラー系の馬
父か母父がボールドルーラー系の馬が、20年以降4年連続で馬券圏内に入っている。該当馬:リコースパロー
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.2.0.2]、2番人気は[0.1.1.3]。過去5年すべてで4~6番人気馬が馬券圏内に入っている。6番人気以下で馬券圏内に入ったのは19年6番人気①着のキメラヴェリテ&8番人気②着のアベニンドリーム、20年6番人気①着のラッキードリーム&13番人気②着のトランセンデンス、22年9番人気①着のゴライコウ。※中央馬&道営馬
過去5年で馬券圏内に入ったのは中央馬7頭、道営所属馬8頭。中央馬で馬券圏内に入った7頭は、すべて前走が同年9月以降で③着以内だった。今回はイサナ、タガノマカシヤ、ダノンフェルゼン、ローランドバローズが該当する。※前走がサンライズCで⑤着以内の馬
道営所属馬で馬券圏内に入った8頭のうち、5頭が前走サンライズCで⑤着以内だった。今年はエイシンキャプテン、ソルジャーフィルド、リコースパローが該当。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ダノンフェルゼン | ★ | ||
2 | エイシンキャプテン | ★ | ||
3 | リコースパロー | ★ | ★ | ★ |
4 | イサナ | ★ | ★ | |
5 | タカオスマイル | |||
6 | ローランドバローズ | ★ | ★ | |
7 | ソルジャーフィルド | ★ | ||
8 | グランジョルノ | ★ | ||
9 | カセノタイガー | ★ | ||
10 | タガノマカシヤ | ★ | ★ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはイサナ、タガノマカシヤ、リコースパロー、ローランドバローズ。道営馬リコースパローがフルマークとなった。
リコースパローは門別で4戦4勝という馬で、このコースの前走・サンライズCは最内枠から2番手に付け、勝負所で先頭に並びかけて上がり38秒5で押し切った。前述したように近年のこのレースは父か母父にボールドルーラー系を持つ馬が好成績で、シニスターミニスター産駒はラッキードリームが20年JBC2歳優駿を制しているから、中央勢相手でもスムーズに先行できれば。過去5年のJBC2歳優駿(北海道2歳優駿)で、サンライズC勝ち馬は⑥⑨②④④着。
タガノマカシヤはダート替わりの前走(新潟ダート1800m)で8枠8番から逃げた馬の外の2番手に付け、早め先頭から②着に3秒3差を付けて圧勝した。前走の内容なら、砂を被りづらい大外枠の8枠10番に入ったのは悪くなさそう。過去2戦は新潟と中京なので、初の右回りに対応できれば。
イサナは休み明け2戦目の前走(中京ダート1800m)でハナに立ち、メンバー最速の上がり39秒0で押し切った。ダートでの2戦は中京ダート1800mで、良馬場で①着、不良馬場で②着。ダートでのひと桁馬番は前走(①着)だけで、4枠4番に入ったのは悪くなさそう。右回りは京都芝1600mで一戦して④着なので、今回はコース替わりがポイントか。
ローランドバローズはデビュー戦(中京ダート1800m)で2番手に付け、メンバー最速の上がり38秒7で押し切った。半兄ウィリアムバローズ(JBCクラシック出走予定)はダート1800mの重賞を2勝していて、能力はあって不思議ない。ウィリアムバローズは右回りでも勝ち鞍があるが、本馬は初めての右回りに対応できるかがカギになりそう。
グランジョルノはデビュー戦(札幌ダート1700m)で出遅れたが、メンバー最速の上がり39秒0で差し切り、②着に0秒3差を付けた。父ゴールドドリーム、母ヴィータアレグリアはいずれも地方交流重賞勝ちの実績がある。前走は8月24日で、過去10年で馬券圏内に入った馬はいずれも9月以降に出走歴があったので、今回は100mの距離延長と2ヶ月ぶりがポイントだろう。
ダノンフェルゼンは前走(中京ダート1800m)が▲52kgで中団に付け、メンバー最速の上がり37秒3で差し切った。ダートでの2戦は中京ダート1800mで、重馬場で①着、不良馬場で③着。斤量55kgの時は⑧③着、右回りは京都芝1600mで一戦して⑧着なので、今回は56kgと初の門別がカギになりそう。
ソルジャーフィルドは門別で[3.3.0.0]で、小野楓騎手と初コンビを組んだ前走のサンライズCは中団に控え、上がり38秒5で勝ち馬リコースパローから0秒3差の②着に入った。前走がサンライズCで②着の馬は、近2年のJBC2歳優駿で②③着。近2走(②②着)はリコースパローに先着を許しているが、初の地方交流重賞で逆転できるか。
■出馬表へ
■過去5年データへ