地方競馬情報
名古屋グランプリのポイント
【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象は12月に行われた20~23年名古屋グランプリ(20~21年は名古屋ダート2500m、22~23年は新装後の名古屋ダート2100m)を含める
[1]父か母父がサンデー系の中央馬
父か母父がサンデー系の中央馬が過去5年すべてで連対していて、そのうち4勝している。昨年はこの条件に該当していた馬が3頭いて、そのうち2頭が①&③着に入った。該当馬:サンライズジパング、セラフィックコール、ノットゥルノ、ハギノアレグリアス
[2]7~8枠の中央馬
過去5年の勝ち馬は、いずれも7~8枠の中央馬。該当馬:ノットゥルノ、ハギノアレグリアス
[3]前走が地方交流重賞で⑥着以内の馬
過去5年の勝ち馬は、いずれも前走が地方交流重賞で⑥着以内だった。該当馬:サンライズジパング、セラフィックコール、ノットゥルノ、メイショウフンジン
※人気傾向
1番人気は[4.1.0.0]、2番人気は[1.2.0.2]。4~7番人気馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っていて、6番人気以下で馬券圏内に入ったのは20年6番人気③着のダイシンインディー、24年7番人気②着のヒロイックテイル。※地方馬
過去5年の地方馬で馬券圏内に入ったのは24年7番人気②着のヒロイックテイルだけで、前走がJRAのOP(⑬着)からの臨戦だった。今年、前走がJRAのレースの地方馬は不在で、前走が地方交流重賞の地方馬はサヨノネイチヤ(前走が川崎記念⑦着)。※距離&重賞実績
ダート2000m以上のJRA重賞か地方交流重賞で馬券圏内があった馬が過去5年すべてで勝利している。今年はサンライズジパング、シンメデージー、セラフィックコール、ノットゥルノ、ハギノアレグリアス、メイショウフンジンが該当。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ラジカルバローズ | |||
2 | フークピグマリオン | |||
3 | ゴールドギア | |||
4 | サヨノネイチヤ | |||
5 | サンライズジパング | ★ | ★ | |
6 | セラフィックコール | ★ | ★ | |
7 | シンメデージー | |||
8 | メイショウフンジン | ★ | ||
9 | メルト | |||
10 | ノットゥルノ | ★ | ★ | ★ |
11 | ハギノアレグリアス | ★ | ★ | |
12 | エルナーニ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはサンライズジパング、セラフィックコール、ノットゥルノ、ハギノアレグリアスとなった。
ノットゥルノは名古屋の地方交流重賞が①②着で、昨年の名古屋グランプリは斤量58kgで②着に1秒6差を付けて逃げ切った。地方交流重賞でふた桁馬番だと3戦3勝で、昨年と同じ7枠10番に入ったのは良さそう。今回は3ヶ月ぶりで、地方交流重賞で休み明けだと①⑦⑥⑤着。斤量59kgでも重賞勝ちがあるから、ここでもスピードを活かせれば。
セラフィックコールはダートの重賞がJpn2&G3で①①①着なのに対し、G1(Jpn1)では⑩⑤⑧⑫着。名古屋は初めてだが、右回りは①①①①⑧着(⑧着は帝王賞)で、M.デムーロ騎手とのコンビでも重賞勝ちがある。過去7勝は斤量56kg以下なのに対し、57~58kgの時はG1(Jpn1)で⑩⑤⑧⑫着なので、Jpn2での斤量58kgでどうかだろう。
サンライズジパングは地方交流重賞が②①③③着で、初のダート2100mとなった前走の川崎記念(川崎)は先団に付けたが、先に抜け出した2頭に届かず0秒2差③着だった。名古屋は初めてで、右回りのダートは①②③①着。坂井騎手とのコンビでも重賞②着がある馬で、ダートで15頭立て以下だと[3.1.2.0]なので、12頭立てで上手く流れに乗れれば。
ハギノアレグリアスは4ヶ月半ぶりだった前走のアンタレスS(阪神ダート1800m)で⑫着に敗れたが、熱中症の影響があったとのこと。今回は中1週で、G1以外のダート重賞で休み明け2戦目だと②①③着。名古屋は23年名古屋大賞典(ダート2000m)を制していて、ダート2400mでも馬券圏内があるから、前走の影響がなければ。
メイショウフンジンは地方交流重賞が4角2番手以内で②③③①③着なのに対し、4角3番手以下だと⑦③③⑤⑤⑧④⑤着。前走の川崎記念(⑤着)は序盤でハナに立ったが、勝負所で①&②着馬に交わされて粘り切れなかった。東京ダート2100mでのOP勝ちがある馬だが、名古屋ダート2100mは23年名古屋グランプリで一戦して⑤着(勝ち馬と2秒1差)なので、今回はコース替わりがポイントか。
シンメデージーは地方交流重賞で12頭立て以下だと斤量54~55kgで③②着で、名古屋は昨年の名古屋大賞典(ダート2000m)で0秒2差③着に入っている。ダート2100mは初めてで、ダート2000mは④①⑤③②①着。前走時馬体重が441kgという馬で、斤量57kgはJpn1で④⑤着なので、今回は57kgがカギになりそう。
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