東京ダービーのポイント

【好走ポイント】
※特にことわりがない限り、データ対象は地方馬限定戦で行われた20～23年を含める

[1]羽田盃か京浜盃で③着以内がある馬

羽田盃か京浜盃で③着以内がある馬が、過去5年すべてで馬券圏内に入っている。

該当馬:ナイトオブファイア、ナチュラルライズ

[2]馬番6～9番の馬

馬番6～9番の馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っている。

該当馬:カセノタイガー、スマイルマンボ、テディージュエリー、ナチュラルライズ

[3]14頭立て以上のダートで連対歴がある馬

14頭立て以上のダートで連対歴があった馬が、過去5年すべてで連対している。

該当馬:アメージング、カナルビーグル、クレーキング、シーソーゲーム、スマイルマンボ、ナイトオブファイア、ナチュラルライズ、フレンドローマ

※人気傾向

過去5年で1番人気は[3.0.0.2]、2番人気は[0.2.1.2]。地方交流重賞となった昨年は1→2→3番人気での決着となったが、過去5年では9番人気以下で馬券圏内に入った馬が4頭いて、いずれも父か母父にミスプロ系を持っていた。今年はアメージング、カセノタイガー、クレーキング、スキャロップ、スマイルマンボ、テディージュエリー、ナイトオブファイア、ナチュラルライズ、フレンドローマ、ミーヴァトンが該当する。

※馬体重

当日の馬体重が494kg以上の馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っている。昨年は当日の馬体重が501kg以上だった中央馬が2頭いて、その2頭によるワンツーとなった。

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	アメージング			★
2	プレミアムハンド
3	ナイトオブファイア	★		★
4	プローラーティオー
5	フレンドローマ			★
6	テディージュエリー		★
7	スマイルマンボ		★	★
8	ナチュラルライズ	★	★	★
9	カセノタイガー		★
10	ウィルオレオール
11	ミーヴァトン
12	ケンシレインボー
13	シーソーゲーム			★
14	カナルビーグル			★
15	スキャロップ
16	クレーキング			★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
複数で｢★｣が付いたのはスマイルマンボ、ナイトオブファイア、ナチュラルライズとなった。

ナチュラルライズは大井の地方交流重賞を連勝していて、前走の羽田盃(ダート1800m)は3番手で進め、メンバー中最速の上がり36秒8で②着ナイトオブファイアに5馬身差を付けた。前述したようにこのレースは馬番6～9番の馬が5年連続で馬券圏内に入っていて、今年この条件に該当する中央馬は本馬だけとなる。ダート2000mは初めてとなるが、キズナ産駒はキリンジがこのコースの23年ジャパンダートダービーで②着に入っている。レース上がりが36秒8～37秒6の時が4戦4勝なのに対し、40秒6だった全日本2歳優駿は④着に敗れているから、適度に上がりの速い競馬になれば。

ナイトオブファイアは地方交流重賞が③②着で、前走の羽田盃は勝ったナチュラルライズに5馬身差を付けられたが、メンバー中2位の上がり37秒3で②着に入った。3走前にこのコースでの勝ち鞍があり、今回のメンバー中、ダート2000mでの勝ち鞍があるのは本馬だけとなる。6～8頭立てで4戦4勝なのに対し、近2走は14～15頭立てで③②着だから、今回は16頭立てがポイントになりそう。

スマイルマンボは過去4連対がダート1100～1600mなのに対し、近2走は大井ダート1800mの地方交流重賞で③④着。前走の羽田盃(④着)は2ヶ月ぶり(中9週)だったが、2戦目以降は中7週以内の時が②①①着なので、中5週替わりは良さそう。ダートは良～稍重馬場で①②①①③着、重馬場で④着なので、極端な馬場悪化がなければベターか。

カナルビーグルは前走のユニコーンS(京都ダート1900m)で先団に付け、メンバー中2位の上がり36秒3で差し切った。前走でユニコーンSを制しての臨戦は、昨年の東京ダービーを制したラムジェットと同じとなる。7枠の時が①①着で、7枠14番に入ったのも良いはず。地方交流重賞&ダート2000mは初めてだが、リアルスティール産駒はフォーエバーヤングがこのコースのG1(Jpn1)を2勝しているから、折り合って運べれば。

クレーキングは過去5戦が[2.2.1.0]で、そのうちルメール騎手騎乗時は②①着。前走のユニコーンSは3ヶ月ぶりで0秒1差②着だったが、中8週以内の時が②①着なので、中5週の今回は上積みがありそう。昨年の東京ダービーは、ユニコーンS②着のサトノエピックが②着に入っている。本馬は馬番2～4番で①①着、馬番5～10番で③②②着なので、今回は8枠16番から勝ち切れるか。

アメージングは地方交流重賞の近2走(京浜盃、羽田盃)が⑤⑤着(勝ち馬と2秒4～2秒5差)で、この2戦は4角3～5番手の競馬になっていた。4角先頭の時は②①①着、4角2番手以下だと⑫⑤⑤⑤着。今回はスマイルマンボなどの同型馬の存在がポイントになりそうで、最内枠から4角先頭の形を採れるか。

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