地方競馬情報
関東オークスのポイント
【好走ポイント】
[1]馬番5番より外枠の中央馬
15年以降、馬番5番より外枠の中央馬が10連勝中。該当馬:クリノスワロー、ツキノアカリ
[2]父ボールドルーラー系の馬
父ボールドルーラー系の馬が、19年以降の6年中5年で連対している。例外の21年は該当する馬の出走がなかった。該当馬:グレアネオンライト
[3]前走がJRAの1勝クラス以上で①着か、JRAのダートOPで⑤着以内の馬
前走がJRAの1勝クラス以上で①着か、JRAのダートOPで⑤着以内の馬が過去5年すべてで連対している。該当馬:クリノスワロー、ツキノアカリ、メモリアカフェ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[2.0.2.1]、2番人気は[1.1.0.3]。過去5年で連対した馬は6番人気以内で、7番人気以下で馬券圏内に入ったのは24年8番人気③着のグラインドアウトだけ。※地方馬
13年以降、中央馬が12連勝中。6番人気以内の南関所属馬が過去5年中4年で②or③着に入っていて、いずれも前走が東京プリンセス賞で④着以内だった。今年はグレアネオンライト、ベルグラシアスが該当する。※ダート1400m以上で②着に0秒5差以上での①着がある馬
過去5年の勝ち馬は、いずれもダート1400m以上で②着に0秒5差以上を付けて①着があった。今年はオモチチャン、クリノスワロー、グレアネオンライト、コパノエミリア、ジョートビー、ベルグラシアス、メモリアカフェ、リコーテリア、レペンテが該当する。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | メモリアカフェ | ★ | ||
2 | オモチチャン | |||
3 | グレアネオンライト | ★ | ||
4 | クリノメイ | |||
5 | レペンテ | |||
6 | ツキノアカリ | ★ | ★ | |
7 | ダイシンゲキ | |||
8 | ベルグラシアス | |||
9 | リコーテリア | |||
10 | クリノスワロー | ★ | ★ | |
11 | コパノエミリア | |||
12 | プラウドフレール | |||
13 | ハナノウタゲ | |||
14 | ジョートビー |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはクリノスワロー、ツキノアカリとなった。
クリノスワローはダートのO型コースが①①着で、1勝クラスの前走(阪神ダート1800m)はメンバー中最速の上がり40秒4で押し切った。前走が阪神ダート1800mで1勝クラス勝ちというのは、22年の勝ち馬グランブリッジと同じとなる。左回りとダート2100mは初めてだが、半兄スキルショットは東京ダート2100mでの勝ち鞍があり、こなすスタミナはあって不思議ないから、折り合って運べれば。
ツキノアカリは稍重馬場の前走(京都ダート1800m)で中団に付け、メンバー中2位の上がり36秒3で差し切った。左回り&ダート2100mは初めてで、エピファネイア産駒はランスオブアースが21年のこのレースで③着に入っている。今回は4枠6番で、ダートで馬番5番より外枠だと③②①①着。牝馬限定のダートは[2.1.1.0]で、2勝は▲52kgで挙げているのに対し、55kgだと③②着なので、今回は定量戦での55kgがカギになりそう。
メモリアカフェはルメール騎手騎乗時が①①着で、前走(東京ダート1600m)は勝負所でゴチャつく場面があったが、メンバー中2位の上がり35秒3で差し切った。本馬はダート2100mが初めてで、ナダル産駒はクレーキング(東京ダービー②着)、メルキオル(ブルーバードC①着)、クァンタムウェーブ(ブルーバードC②着)が今年の地方交流重賞で連対している。ダートは馬番9~14番で①①着、馬番5番で②着なので、最内枠の今回はスムーズに運びたいところだろう。ダートは稍重~重馬場で①①着、良馬場で②着なので、馬場状態にも注目したい。
クリノメイは過去5戦が芝で、馬番1~2番の時が3戦3勝、馬番11~15番の時がG1で⑭⑮着(今回は3枠4番)。母クリノエリザベスは左回りのダート1200~1300mで2勝していて、過去10年の関東オークスではクリスティ(20年③着)が初ダートの一戦で好走しているが、本馬はダート&左回り&O型コースが初めてで、どこまで食い込めるか。
ベルグラシアスは町田直騎手騎乗時が②①①着で、前走の東京プリンセス賞(大井ダート1800m)は勝負所でマクり気味に進出して、メンバー中最速の上がり39秒2で差し切った。過去5年の関東オークスで、前走が東京プリンセス賞①着の馬は②②③⑩着。過去8戦は大井で、3勝はダート1200~1800mで挙げているのに対し、ダート2000mは一戦して②着。サンダースノー産駒はテンカジョウがこのコースの25年エンプレス杯を制しているが、本馬は初の左回り&ダート2100mでどうかだろう。
グレアネオンライトは前走の東京プリンセス賞で出遅れたが、メンバー中2位の上がり39秒3で勝ち馬ベルグラシアスから0秒5差の②着に入った。ひと桁馬番の時は①①③②②着で、川崎でもダート1400mでの勝ち鞍がある(今回は3枠3番)。ダート2100mは初めてだが、母オメガインベガスは13年関東オークス②着馬で、こなすスタミナはありそうだから、五分のスタートを切れれば。
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