地方競馬情報
浦和記念のポイント
【好走ポイント】
[1]前走がJRAか地方交流重賞で②着以内の馬
前走がJRAか地方交流重賞で②着以内の馬が、過去5年すべてで馬券圏内に入っている。該当馬:ホウオウルーレット
[2]3~4歳の中央馬
19年以降は3~4歳の中央馬が[4.3.2.5](複勝率64.3%)で、6年すべてで馬券圏内に入っている。該当馬:ロードクロンヌ
[3]父か母父がミスプロ系の馬
20年以降、父か母父がミスプロ系の馬が5連勝中。昨年はこの条件に該当していた馬が①&③着に入った。該当馬:クラウンプライド、グランデマーレ、スレイマン、ディオスバリエンテ、テンカハル、ナイトオブファイア、マルカンラニ、ロードクロンヌ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.1.2]、2番人気は[1.0.1.3]。過去5年の勝ち馬は1~5番人気で、3~4番人気の馬が過去5年すべてで連対している。過去5年で7番人気以下で馬券圏内に入ったのは、22年7番人気③着のアイオライトだけ。※地方馬
過去5年の地方馬で馬券圏内に入ったのは、21年3番人気②着のタービランス、24年4番人気②着のライトウォーリア。※馬番6~7番の馬
15年以降は馬番6~7番の馬が10年連続で馬券圏内に入っていて、そのうち6勝している。今年の該当馬はディオスバリエンテ、デルマソトガケ。| 番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
| 1 | ウインリブルマン | |||
| 2 | テンカハル | ★ | ||
| 3 | マルカンラニ | ★ | ||
| 4 | スレイマン | ★ | ||
| 5 | ナイトオブファイア | ★ | ||
| 6 | デルマソトガケ | |||
| 7 | ディオスバリエンテ | ★ | ||
| 8 | ヘラルドバローズ | |||
| 9 | ホウオウルーレット | ★ | ||
| 10 | グランデマーレ | ★ | ||
| 11 | ロードクロンヌ | ★ | ★ | |
| 12 | クラウンプライド | ★ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはロードクロンヌだけとなった。
ロードクロンヌはJRAのダートが[4.2.2.0]で、そのうち重賞は1700~1900mで③②②③着。ダート2000mは初めてだが、良馬場のダート1900mだった昨年の花見小路特別(2勝クラス、京都)を8馬身差で圧勝していたし、おじロードゴラッソは19年浦和記念③着馬なので、こなすスタミナはありそう。初めての左回りをクリアできるか。横山和騎手と初コンビを組んだ前走(③着)は出遅れていたので、スタートもポイントになりそう。
ホウオウルーレットは岩田康騎手騎乗時が④①②①④⑨②①着で、そのうちダート2000m以上のOPでは②①着。前走のシリウスS(阪神ダート2000m)はハンデ57kgで最後方に控え、メンバー中最速の上がり36秒4で差し切った。地方交流重賞は初めてで、ブリンカー着用でのダートOPは4角5~11番手で[2.2.0.3]、4角13番手で⑧⑤着なので、ある程度の位置に付けられればここでもチャンスが出てきそう。
クラウンプライドは浦和が初めてとなるが、左回りのダート2000mの地方交流重賞は盛岡で②①②着で、2走前のマーキュリーCは坂井騎手とのコンビで②着に入っている。国内の重賞での馬券圏内は6枠以内の時なのに対し、地方交流重賞で8枠だと⑦⑧着なので、今回は8枠12番からどれだけロスを抑えられるかがポイントになりそう。
デルマソトガケは4歳以降が⑤⑥⑤⑬⑥⑤⑭⑧着と馬券圏内がなく、そのうち地方交流重賞は⑤⑥⑤着(勝ち馬と1秒8~2秒2差)。前走(⑧着)は4角12番手から伸び切れなかったが、国内のダートは4角5番手以内で③①①①⑤⑤着、4角8番手以下で⑥⑭⑧着。前述したように馬番6~7番の馬が10年連続で馬券圏内に入っているので、5枠6番からある程度の位置に付けられれば。
スレイマンはこのコースの前走・栄冠賞が地方移籍初戦で、先団追走から勝負所で前に並びかけて快勝した。ダート2000mは[1.0.1.1]で、JRAのOPでも馬券圏内がある。浦和はダート1400~2000mで②①着で、地方交流重賞は昨年のオーバルスプリント(ダート1400m)②着の実績があるから、スムーズに動ければ侮れない面がありそう。
マルカンラニは地方交流重賞が初めてとなるが、2戦目以降は大井で[11.5.1.0]と馬券圏外がなく、近3走はダート2000~2400mで①①①着。前走の大井記念(ダート2400m)は中団追走から勝負所で進出して、メンバー中最速の上がり38秒6で②着グロリアムンディ(23年ダイオライト記念①着)に0秒5差で快勝した。中央馬相手でも通用する力はありそうだが、今回は初の左回りでどうかだろう。
■出馬表へ
■過去5年データへ