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北枕鳩三郎の注目の馬体

【2025年ジャパンC】
いま現在の旬な馬を探すのはパドック派が得意とする分野。実績を重視しつつ、最も旬なオススメ3頭の馬体とパドックの注目点を解説!


パドックの達人・北枕鳩三郎氏が推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。

昨年秋には、有馬記念“1番人気で挑んだローズSとエリザベス女王杯はともに馬券圏外も、2戦ともに現地パドックで見ている自分の評価は依然として高いまま”と推奨したレガレイラ(5番人気)が①着。今春のオークスでも、“肩やトモの筋肉がボリュームアップしたことで全体のバランスが整ってきた。胸前の筋肉の厚みも、スピード性能を裏付ける根拠と資質”と馬体を高く評価したアルマヴェローチェ(2番人気)が②着に好走しました。

今秋は天皇賞・秋ジャパンC有馬記念に絞っての見解のお届けとなりますが、前回の天皇賞・秋も推奨馬の筆頭として挙げたマスカレードボールが見事に①着。引き続き、ジャパンCで推奨する3頭の馬体と歩様、そしてパドックでの注目ポイントの解説に、ぜひご注目ください。


近年、Cコース替わりの2週目で行われるジャパンCは、同じ良馬場であってもペースによって走破時計は大きく異なっています。馬場自体は内外に差がなくフラットな状態で行われても、メンバー次第でレースの質が大きく変わるので、超がつくスローペースだった昨年は2分25秒台で決着し、一昨年とは3秒7もの差がありました。出走予定馬を見ると、今年も速い流れになることはなさそうですが、どうでしょうか…。

年によってレースの質が違っても、好走する馬には共通点があります。東京の芝2400mで行われる重賞レースは日本ダービーとオークス、そして青葉賞と、ジャパンCを含めても4つのレースしかありません。日本ダービーとオークスで馬券圏内に好走した馬は、ジャパンCでもその適性の高さを示し馬券に絡むケースが非常に多いため、この2つのレースの好走馬は毎年、要チェックだと言えます。今年の該当馬は5頭。取捨に迷った際は、この5頭を上に取る戦略だけでも、馬券の点数を絞ることができるかもしれません。

そこにプラスして、近走での馬体の成長を加味することで序列が出来上がってきます。もちろん、ダービーとオークスの好走馬でなくとも、充実度でそれらを凌駕してくるキタサンブラックシュヴァルグランヴェラアズールのような馬もいます。そのあたりの見極めが難しいのも事実ですが、いま現在の旬な馬を探すのはパドック派が得意とする分野です。今回も実績は重視しつつも、最も旬な3頭をオススメとして挙げさせていただきます。



約34年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して見解や馬産地で見た馬の情報などを公開中。