北枕鳩三郎の注目の馬体
【2026年オークス】
テーマは捌きの柔軟性。パドック派だからこそ未知の2400mへの適性を、馬体や歩様から判断して推奨する!
30年以上もの長きにわたってパドックの最前列にこだわり続け、数え切れないほどの馬体を見続けてきたパドックの達人・北枕鳩三郎氏が、推奨馬の馬体を詳細解説する本コラム。
昨年のオークスでは「祖母や母は短距離で活躍した馬でしたが、本馬は馬体全体のバランスからは決してマイラーの造りではなく、オークスでの距離延長もプラスに働くとみています」と真っ先に推奨したアルマヴェローチェが②着に好走した。また、昨秋の天皇賞・秋とジャパンCでも、いずれも推奨馬の筆頭に挙げたマスカレードボールが①②着に好走した。
今春もオークスとダービーに絞って本コラムをお届けする予定。まずはオークスについて、馬体と歩様から見た推奨馬を挙げていただき、それぞれの馬体とパドックでの注目ポイントを解説してもらった。
昨年のオークスでは「祖母や母は短距離で活躍した馬でしたが、本馬は馬体全体のバランスからは決してマイラーの造りではなく、オークスでの距離延長もプラスに働くとみています」と真っ先に推奨したアルマヴェローチェが②着に好走した。また、昨秋の天皇賞・秋とジャパンCでも、いずれも推奨馬の筆頭に挙げたマスカレードボールが①②着に好走した。
今春もオークスとダービーに絞って本コラムをお届けする予定。まずはオークスについて、馬体と歩様から見た推奨馬を挙げていただき、それぞれの馬体とパドックでの注目ポイントを解説してもらった。
今年の3歳牝馬路線は阪神JFの①着馬スターアニスと②着馬ギャラボーグが、そのまま桜花賞でも①着と②着に好走しました。その結果、マイルという距離においては、昨年暮れの勢力図と大きく変わっていないことが明らかとなりました。ギャラボーグは距離延長にも対応できるタイプだと考えていただけに、今回の回避は非常に残念です。秋華賞でまた、改めて期待したいと思います。
そうなると必然的に注目を集めるのは、桜花賞を圧勝したスターアニスの存在。個人的には先々はマイルよりも短いところで活躍する馬だと考えていますので、2400mのオークスでは他の馬を推奨馬としてオススメさせていただきます。
今年の東京競馬場の芝も例年どおりの高速馬場。やはり、トップスピードに優れた馬に有利な差し馬場傾向にあると思います。単純に瞬発力に優れているだけでなく、東京の長い直線で、特に坂を上がってからのスピードの持続力が着順を大きく左右するでしょう。持続力の源となる、そのひとつは馬体の柔軟性です。柔らかく歩ける馬は、柔らかいフットワークで走れます。無駄のない柔らかなフォームであれば燃費が良く、距離の延長でも末脚が鈍ることがありません。テーマを捌きの柔軟性に置いて、パドックでの歩様や返し馬の走りをチェックするのが良いでしょう。
今回もパドック派だからこそ、ほとんどの馬にとって未知の距離である2400mに適しているかどうかを、馬体や歩様から判断して自信をもって推奨させていただきます。
約34年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、南関と中央のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールや一口馬主のツアーなどにも参加し、数え切れないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。サラブレ本誌をはじめ競馬メディアにも度々寄稿。近年はツイッターの鍵付きアカウントに限定して見解や馬産地で見た馬の情報などを公開中。