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今年の中山ダートは荒れ模様……柴田大騎手に注目!

先週(1月16日~17日)の穴ぐさ💨は[3.8.3.88](複勝率13.7%)で、土曜日(16日)は良かったものの日曜日(17日)が悪くなってしまいました。すみません。

注目レースに指名した4レースでは、土曜日に行われた愛知杯菜の花賞で穴ぐさ💨が連対圏に入ったんですが、日曜日の五条坂特別紅梅Sは馬券に絡めず。その2レースを含めて、日曜日の京都9R以降は7番人気以下で③着以内に入った馬が1頭も現れず([0.0.0.30])、堅い決着ばかりでした。多頭数のレースが少なかったことも影響したんでしょうか……。

今週末で早くも1回中山1回京都開催が終了となりますが、先週までの2場(中山京都)では、9R以降の人気別成績が次のようになっています。

【2016年中山・京都の9R以降の人気別成績(1月17日まで)】
人気 中山 京都
1番人気 [2.5.6.11] [8.4.5.7]
2番人気 [4.1.6.13] [7.6.1.10]
3番人気 [5.4.1.14] [4.5.2.13]
4番人気 [3.2.2.17] [1.0.4.19]
5番人気 [5.3.1.15] [1.4.1.18]
6番人気 [2.1.1.20] [1.2.3.18]
7番人気 [0.3.2.19] [0.1.3.20]
8番人気 [1.0.1.22] [2.1.1.20]
9番人気 [1.1.1.21] [0.0.2.22]
10番人気以下 [1.4.3.127] [0.1.2.105]

どちらも対象は24レースで、京都1番人気がよく好走していますが、中山はあまり勝てていません。9番人気以下で連対した馬が中山では7頭も出ているのに、京都では京都金杯テイエムタイホー1頭だけです。全体的に京都の方が堅い決着が多く、人気薄で好走できる馬が限られている印象です。

ちなみに、7番人気以下で勝利した馬は中山で3頭、京都で2頭いて、その5頭中4頭は穴ぐさ💨です。穴ぐさ💨の4頭は、すべてのレースで馬番6番以内だったりします。

中山の9R以降では1番人気が[2.5.6.11]とあまり勝てていませんが、その2勝はのレースで、ダートだと[0.1.1.4]です。今年は中山の9R以降でダート戦が6度あり、そのうち5レースで7番人気以下の馬が連対していて、穴馬の激走が多いんですよね。

今年の中山9R以降のダート戦で、7番人気以下で③着以内に入ったのは、次の6頭です。

【2016年中山ダート9R以降で7番人気以下で③着以内に入った馬(1月17日まで)】
月日 レース
距離
馬名 馬番 人気 着順
1月5日 初日の出賞
1800m
クラウンシャイン 5 9 ②着 フォーティナイナーズサン
1月9日 ポルックスS
1800m
サンマルデューク 6 12 ①着 ロージズインメイ
1月9日 ポルックスS
1800m
ヒラボクマジック 9 10 ③着 アグネスデジタル
1月10日 招福S
1800m
セイカフォルテ 4 13 ②着 タイムパラドックス
1月16日 初春S
1200m
ゲマインシャフト 8 14 ②着 ファルブラヴ
1月17日 ジャニュアリーS
1200m
ゴーイングパワー 1 7 ②着 サクラバクシンオー

馬番と父名を入れましたが、穴を開けた6頭はすべてひと桁馬番で、父がサンデー系以外の馬です。初日の出賞クラウンシャイン(4歳)以外の5頭は6歳以上でもあるので、ベテランにも注意を払うべきかもしれませんね。

今週末の中山は天気が崩れる可能性があり、ダートが道悪になると父サンデー系にも注意を払う必要が出てくるかもしれませんが、いずれにしても現在の中山ダートは穴が出やすい状況となっているので、好配当が埋まっていると考えて狙いたいですね。

なお、上表のセイカフォルテ(招福S②着)とゲマインシャフト(初春S②着)は柴田大騎手で、同騎手は先週のカーバンクルS(芝1200m)を8番人気のカハラビスティー(穴ぐさ💨)で勝っています。先週までで今年は[5.5.1.41]という成績で、単勝回収率170%、複勝回収率109%と好配当を演出するケースも多いので、今週末も柴田大騎手には注目して損はないでしょう。

今週末(1月23日~24日)のの使用コース、並びに特別競走における穴ぐさ💨成績は次の通りです。

1月23日~24日
場所
中山 Cコース・4週目
京都 Aコース・4週目
中京 Bコース・2週目

1月23日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 若竹賞 [0.0.0.10]
中山10R 初霞賞 [0.0.0.6]
中山11R アレキサンドライトS [1.1.1.19]
京都9R 祇園特別 [1.0.1.8]
京都10R 若駒S 出走ナシ
京都11R 太秦S [1.1.1.16]
中京10R なずな賞 [0.0.2.13]
中京11R 中京スポニチ賞 [0.0.0.22]
中京12R 西尾特別 [1.0.0.8]

1月24日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 初茜賞 [0.1.1.14]
中山10R 東雲賞 [1.0.1.7]
中山11R AJCC [0.1.3.13]
京都9R 睦月賞 [0.0.0.4]
京都10R 山科S [2.0.1.10]
京都11R 石清水S [1.0.0.21]
中京10R 蒲郡特別 [0.0.0.6]
中京11R 東海S [2.3.1.23]
中京12R 知立特別 [0.0.1.10]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
東海S(G2、中京ダート1800m)

東海Sでの穴ぐさ💨は[2.3.1.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は176%です。新装後の中京ダート1800mでの3年でも[0.2.0.7]という成績で、昨年はグランドシチー9番人気で②着に激走しました。

③着以内に入った穴ぐさ💨は、6頭中4頭が過去に重賞で連対実績があり、残りの2頭は前走で準OPを勝ち上がっていました。勢いがあるか重賞実績が欲しいところでしょう。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨はいずれも父も母父もサンデー系ではなく、1800~1900m戦で激走した4頭は父か母父がミスプロ系なので、ミスプロ系内包馬に注目したいですね。

注目レース
山科S(1600万、京都ダート1200m)

山科Sでの穴ぐさ💨は[2.0.1.10](複勝率23.1%)で、複勝回収率は142%です。

馬券に絡んだ3頭は前走が馬券圏外でしたが、近4走以内にダートで連対歴があり、過去にダート1400m以上の距離で③着以内に入ったことがありました。京都ダート1200m戦ですが、少し長めの距離実績があると狙いやすそうです。

ちなみに…
AJCCでの穴ぐさ💨は[0.1.3.13](複勝率23.5%)です。過去10年の勝ち馬は1~5番人気で、穴馬はヒモとして買うのが良さそうなレースです。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は5頭いて、6~8歳の牡セン馬です。いずれも4角3番手以内に付けて粘り込んでいるので、先行脚質の馬に注目すべきでしょう。

5頭のうち3頭は前走⑨着以下から巻き返していますが、5頭はすべて12~1月の芝で勝ち鞍がありました。厳寒期の実績は確認しておくと良さそうです。