重賞での1番人気の連敗はどこまで続く!?(現在15連敗中)
先週(1月23日~24日)の穴ぐさ💨は
[3.6.8.80](複勝率17.5%)で、複勝回収率が
107%でした。
AJCCでは
【B】評価だった
ショウナンバッハが③着に食い込んでくれましたね。
今年の
重賞での穴ぐさ💨は[1.2.2.18](複勝率21.7%)で、穴ぐさ💨のいた
8レース中5レースで馬券に絡んでいます。③着以内に入った5頭は
【A】か
【B】評価をされていた馬です。
愛知杯では7枠15番だった
リーサルウェポンが②着に入りましたが、それ以外に③着以内に入った4頭は
2~4枠で、内目の枠の穴ぐさ💨がよく馬券に絡んでいるんですよね。
それもそのはずで、今年の
JRA重賞9レースでは、馬番別の成績が次のようになっています。
【2016年のJRA重賞】
馬番 |
着別度数 |
1番 |
[1.0.1.7] |
2番 |
[0.0.0.9] |
3番 |
[1.1.0.7] |
4番 |
[2.1.0.6] |
5番 |
[1.0.2.6] |
6番 |
[3.0.1.5] |
7番 |
[1.3.2.3] |
8番 |
[0.0.0.9] |
9番 |
[0.0.0.8] |
10番 |
[0.1.2.6] |
11番 |
[0.1.0.8] |
12番 |
[0.0.0.9] |
13番 |
[0.0.0.7] |
14番 |
[0.1.1.5] |
15番 |
[0.1.0.5] |
16番 |
[0.0.0.5] |
17番 |
[0.0.0.3] |
18番 |
[0.0.0.2] |
勝ち馬はすべて馬番1~7番です。ダート重賞は先週の
東海Sだけで、芝重賞の8レースがすべて
良馬場で行われたことが影響しているのかもしれませんね。
この9レースの勝ち馬は
2~8番人気で、
1番人気は[0.1.2.6]と未勝利。昨年末の重賞でも1番人気は勝てず、実は
阪神JFの
メジャーエンブレムが勝ったのを最後に、
JRA重賞での1番人気は先週までで15連敗を喫しています([0.3.4.8])。
今週末は
根岸Sと
シルクロードSが行われる予定ですが、ダート重賞の1番人気も最近は不振で、昨年以降は[4.2.3.7]です。一見、悪くなさそうに見えますが、3月の
マーチS以降は[1.2.3.7]で勝ったのは3歳重賞の
レパードS(
クロスクリーガー)だけです。
シルクロードSが行われる京都芝は、先週までの
Aコースから
Bコースに替わります。悪くなっていた内側がカバーされるわけで、同レースの1番人気が連敗をストップできるかどうかは、
枠順がカギになってくるかもしれませんね。
ちなみに、2014年以降の
京都芝1200mでの穴ぐさ💨は[9.6.6.98](複勝率17.6%)で、次のようなデータがあります。
【2014年以降の京都芝1200mでの穴ぐさ💨】
馬番 |
着別度数 |
勝率 連対率 複勝率 |
偶数馬番 |
[7.2.3.46] |
12.1% 15.5% 20.7% |
奇数馬番 |
[2.4.3.52] |
3.3% 9.8% 14.8% |
【2014年以降の京都芝1200mでの穴ぐさ💨】
性別 |
着別度数 |
勝率 連対率 複勝率 |
牡セン馬 |
[2.1.3.60] |
3.0% 4.5% 9.1% |
牝馬 |
[7.5.3.38] |
13.2% 22.6% 28.3% |
成績が良いのは
奇数馬番よりも
偶数馬番で、
牡セン馬よりも
牝馬です。
これは
牝馬限定戦は含んでいないもので、
牝馬の成績は偶数馬番でも奇数馬番でも大差ありません。つまり、牡牝混合戦でも
牝馬の穴ぐさ💨は見逃せないということで、
牡セン馬は
奇数馬番よりも
偶数馬番の方が良さそうということです。
シルクロードSに限らず、
京都芝1200m戦では参考にしてください。
今週末から
1回東京開催&
2回京都開催となります。京都は連続開催ですが、芝が
Aコース→
Bコースと替わりますので、注意しましょう。芝の使用コース、並びに
特別競走での穴ぐさ💨成績は次の通りです。
1月30日~31日
場所 |
芝 |
東京 |
Dコース・1週目 |
京都 |
Bコース・1週目 |
中京 |
Bコース・3週目 |
1月30日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
立春賞 |
[0.1.1.13] |
東京10R |
クロッカスS |
[0.1.1.11] |
東京11R |
白富士S |
[1.0.2.15] |
京都9R |
梅花賞 |
[0.0.0.5] |
京都10R |
稲荷特別 |
[0.0.0.4] |
京都11R |
北山S |
[0.2.0.8] |
中京10R |
金山特別 |
[1.1.0.12] |
中京11R |
伊良湖特別 |
[1.0.1.12] |
中京12R |
鞍ヶ池特別 |
[1.1.1.11] |
1月31日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
セントポーリア賞 |
[0.2.2.10] |
東京10R |
節分S |
[0.2.1.15] |
東京11R |
根岸S |
[1.2.2.21] |
京都9R |
大津特別 |
[0.2.1.16] |
京都10R |
松籟S |
[1.0.1.6] |
京都11R |
シルクロードS |
[0.1.1.25] |
中京10R |
ごぎょう賞 |
出走ナシ |
中京11R |
中京スポーツ杯 |
[2.0.0.19] |
中京12R |
熱田特別 |
[1.1.1.14] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆根岸S(G3、東京ダート1400m)根岸Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.2.21](複勝率19.2%)で、複勝回収率は
108%です。
このレースで馬券に絡んだ穴ぐさ💨は5頭中4頭が
前走③着以内で、馬券圏外から巻き返して激走した馬(07年①着
ビッググラス)は前走が
芝でした。
ビッググラスも2走前にはダートで馬券に絡んでいたので、
好調さを感じられる馬を狙いましょう。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち4頭は
前走③着以内、残りの5頭のうち3頭は
2走前に③着以内があり、残りの2頭のうち1頭は
3走前に③着以内がありました。
激走した9頭はいずれも
関西馬ですが、そのうち7頭は
関東所属騎手が騎乗していたので、「
関東騎手&
関西馬」という組み合わせには一目を置いておくと良さそうです。
☆注目レース☆白富士S(OP特別、東京芝2000m)白富士Sでの穴ぐさ💨は
[1.0.2.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は
126%です。このレースで馬券に絡んだ穴ぐさ💨は
6~7歳で、ベテランに注意を払った方が良さそうです。
③着以内に激走した3頭の穴ぐさ💨は、
東京芝1800~2000mの準OP以上で連対歴があったので、東京実績のある馬は侮らない方が良さそうですね。
☆注目レース☆伊良湖特別(1000万、中京ダート1400m)伊良湖特別での穴ぐさ💨は
[1.0.1.12](複勝率14.3%)で、複勝回収率は
110%です。ハンデ戦の近3年のうち2年で馬券に絡んでいて、ハンデ戦の今年も期待したいですね。
③着以内に入った穴ぐさ💨は
4~5歳の牡馬で、
左回りでの連対実績がありました。中京ではなくても、東京や新潟などで好走歴がある馬はチェックしておきましょう。
☆注目レース☆熱田特別(500万、中京芝2000m)熱田特別での穴ぐさ💨は
[1.1.1.14](複勝率17.6%)で、複勝回収率は
113%です。
このレースでの穴ぐさ💨は
牡セン馬が[1.1.1.9]で、
牝馬が[0.0.0.5]。激走した3頭は
4角5番手以内から馬券に絡んだので、ある程度の位置に付けられそうな男馬が狙い目になりそうです。
☆注目レース☆セントポーリア賞(500万、東京芝1800m)セントポーリア賞での穴ぐさ💨は
[0.2.2.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は
132%です。
このレースでの穴ぐさ💨は、前走から距離を延長された馬が[0.0.0.3]、前走も1800mだった馬が[0.0.0.3]、
前走から距離を短縮された馬が[0.2.2.4]です。
馬券に絡んだ穴ぐさ💨はすべて前走が
芝2000mで、父か母父が
サンデー系だったので、そのような馬がいたら見逃さないようにしましょう。
■ちなみに…■シルクロードSでの穴ぐさ💨は[0.1.1.25]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は9頭いて、
4歳が1頭、
5歳が2頭、
6歳が4頭、
7歳以上が2頭。9頭のうち7頭は
近3走以内に芝1200mで③着以内の好走歴があり、9頭はいずれも
中7週以内の臨戦だったので、年齢よりも順調さが重要そうです。
激走した馬は父か母父が
ミスプロ系か
ノーザンダンサー系が多く、9頭中7頭が該当します。9頭中7頭は
1分8~9秒台で走破して穴を開けているので、時計面はあまり気にしすぎない方が良さそうです。