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皐月賞で上位人気が予想される騎手についてG1人気別成績を調査しました

先週(4月9日~10日)の穴ぐさ💨は[4.5.6.94](複勝率13.8%)で、単勝回収率が126%でした。桜花賞では、【A】評価だったアットザシーサイドが三強の一角を崩して③着に入ってくれました。

今年は、重賞と最終レースにおける穴ぐさ💨の評価別成績が次のようになっています。

【2016年の重賞と最終レースでの穴ぐさ💨】
評価 着別度数 勝率 連対率 複勝率
A [3.13.5.88] 2.8% 14.7% 19.3%
B [6.5.5.93] 5.5% 10.1% 14.7%
C [2.2.6.92] 2.0% 3.9% 9.8%

好走率はきれいにA>B>Cとなっていますが、【A】評価の馬は②着の多さが目に付きますね。重賞に限ると【A】【B】の複勝率は同じ(15.2%)なので、【A】&【B】の2頭と【C】は分けて考える手もあるかもしれませんね。

先週のこのコーナーでお伝えした通り、桜花賞は①~③着が1~3番人気に占められないケースがずっと続いていて、今年も継続されたわけですが、馬券圏内に入れない馬が1番人気のメジャーエンブレムだったのは意外でした。

レース後、「そういえば」と思い出したんですが、ルメール騎手にはマーク屋の面が見られてたんでした……。

【ルメール騎手のJRA・G1成績】
人気 着別度数 勝率
1番人気 [2.1.3.2] 25.0%
2番人気 [0.2.0.5] 0.0%
3番人気 [1.2.2.8] 7.7%
4番人気 [3.2.2.2] 33.3%
5番人気以下 [0.4.2.37] 0.0%

ルメール騎手はJRAのG1を6勝していて、そのうち4勝は3~4番人気馬によるものです。1番人気では09年ジャパンCウオッカで、昨年の阪神JFメジャーエンブレムで優勝しているものの惜敗も目に付いていました……。

ご存知の通り、ウオッカメジャーエンブレム牝馬なので、G1で1~2番人気の男馬に騎乗して優勝したことはまだない、となります。その成績は[0.3.3.3]で、果たして皐月賞サトノダイヤモンドはどうなるでしょうか。

皐月賞で上位人気が予想されるのは、サトノダイヤモンドマカヒキリオンディーズエアスピネルロードクエストマウントロブソンあたりでしょう。マウントロブソンに騎乗予定のT.ベリー騎手はJRAのG1で日本馬に騎乗したケースがないので、それ以外の馬に騎乗予定のジョッキーについて、G1における人気別の成績をご覧いただきましょう。

【JRA・G1での人気別成績】
人気 M.デムーロ騎手 ルメール騎手 川田騎手 武豊騎手 池添騎手
1番人気 [4.0.1.3] [2.1.3.2] [2.4.1.1] [41.24.13.44] [6.4.1.6]
2番人気 [3.2.0.5] [0.2.0.5] [0.0.0.9] [13.15.9.38] [5.7.3.3]
3番人気 [3.1.1.5] [1.2.2.8] [2.0.0.4] [6.7.10.33] [2.0.1.3]
4番人気 [0.0.1.7] [3.2.2.2] [0.0.1.6] [9.3.4.33] [3.2.2.11]
5番人気以下 [6.3.5.42] [0.4.2.37] [3.3.0.99] [0.5.7.140] [5.5.6.113]

リオンディーズに騎乗予定のM.デムーロ騎手はJRA・G1で[16.6.8.62]という成績で、②~③着よりも①着が多くなっています。人気薄だろうとおかまいなしに勝利するケースも目立ちますね。

マカヒキに騎乗予定の川田騎手も人気薄での勝利がありますが、特筆すべきは1番人気2番人気で成績が全然違うことでしょう。1番人気だと[2.4.1.1]ですが、2番人気だと[0.0.0.9]。マカヒキは何番人気になるでしょうか!?

ロードクエストに騎乗予定の池添騎手も人気薄でのG1勝利がありますが、武豊騎手は5番人気以下でのJRA・G1勝利がないので、騎乗予定のエアスピネルの人気が気になりますね。

1~3番人気が①~③着を占めるケースは、桜花賞ではとても珍しいことですが、皐月賞では90年以降に5度発生しています。その5回は、1990年(①着ハクタイセイ、②着アイネスフウジン、③着メジロライアン)、1998年(①着セイウンスカイ、②着キングヘイロー、③着スペシャルウィーク)、2001年(①着アグネスタキオン、②着ダンツフレーム、③着ジャングルポケット)、2003年(①着ネオユニヴァース、②着サクラプレジデント、③着エイシンチャンプ)、2013年(①着ロゴタイプ、②着エピファネイア、③着コディーノ)。今年はどうなるでしょうか。

4月16日~17日に行われる3場(中山、阪神、福島)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

4月16日~17日
場所
中山 Bコース・3週目
阪神 Bコース・3週目
福島 Aコース・2週目

4月16日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 山藤賞 出走ナシ
中山10R 下総S [1.0.1.15]
中山11R 中山グランドJ 出走ナシ
中山12R 利根川特別 [2.0.2.15]
阪神9R はなみずき賞 [1.0.2.13]
阪神10R 蓬莱峡特別 [0.0.1.8]
阪神11R アンタレスS [2.0.0.24]
福島10R 燧ヶ岳特別 [0.0.0.10]
福島11R ラジオ福島賞 [2.2.0.16]
福島12R 医王寺特別 [2.1.0.17]

4月17日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山8R 袖ヶ浦特別 [0.0.0.17]
中山9R 鹿野山特別 [1.1.1.13]
中山10R 京葉S [0.1.4.16]
中山11R 皐月賞 [0.2.1.24]
中山12R 春興S [0.0.3.6]
阪神9R 千種川特別 [1.3.0.23]
阪神10R 陽春S [0.0.3.23]
阪神11R 難波S [1.0.1.20]
福島10R 雪うさぎ賞 [1.1.1.20]
福島11R 奥の細道特別 [0.0.0.13]
福島12R 浄土平特別 [1.0.0.11]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
皐月賞(G1、中山芝2000m)

皐月賞での穴ぐさ💨は[0.2.1.24](複勝率11.1%)で、複勝回収率が152%です。馬券圏内に激走した穴ぐさ💨3頭はいずれもひと桁馬番でした。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも前走が芝1800~2000mのOPで1~5番人気に推されていました。前走で掲示板外に敗れていた馬が2頭いますが、その2頭は重賞勝ち実績があり、賞金的にすでに皐月賞への出走をクリアしていた馬は前走着順を気にする必要はなさそうです。

激走した8頭のうち7頭は関西馬で、8頭はいずれも右回りのO型コースで連対実績があったので(8頭中6頭は勝利実績あり)、平坦コースでも構わないので、O型コース実績はチェックしておきたいですね。

注目レース
京葉S(OP特別、中山ダート1200m)

京葉Sでの穴ぐさ💨は[0.1.4.16](複勝率23.8%)で、複勝回収率が118%です。近5回のうち4回で馬券に絡んでいるので、今年も期待したいです。

③着以内に入った穴ぐさ💨は4~7歳の牡セン馬で、ハンデが54~56kgでした。5頭はすべてふた桁馬番での激走ですが、いずれもふた桁馬番での勝ち鞍がある馬だったので、そのような馬がいたら侮らないようにしましょう。

注目レース
春興S(1600万、中山芝1600m)

春興Sでの穴ぐさ💨は[0.0.3.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率が128%です。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨は父がホワイトマズルタップダンスシチーシベリアンホークで、父サンデー系や父ミスプロ系ではありません。3頭はいずれも道悪芝での勝ち鞍があり、3頭中2頭はダート戦でも勝ったことがあったので、連続開催最終週の最終レースでパワーが感じられるタイプが良さそうです。

注目レース
利根川特別(1000万、中山ダート1800m)

利根川特別での穴ぐさ💨は[2.0.2.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率が107%です。

このレースで激走した穴ぐさ💨は4~5歳の牡馬で、いずれも中山ダート1800mで連対歴がありました。4頭中3頭は近3走以内にダート1800mで勝ち鞍があったので、ある程度若くて勢いの感じられる馬は侮れないでしょうね。

注目レース
はなみずき賞(500万、阪神芝2000m)

はなみずき賞での穴ぐさ💨は[1.0.2.13](複勝率18.8%)で、複勝回収率が187%です。

このレースで馬券に絡んだ穴ぐさ💨はいずれも父サンデー系の牡馬で、4角3番手以内での勝ち鞍がありました。先行力のある馬に注意を払いましょう。

ちなみに…
アンタレスSでの穴ぐさ💨は[2.0.0.24]で、昨年は【A】評価だったクリノスターオーが勝利しました。

過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は4頭で(4頭中3頭は京都での施行時)、いずれも4角5番手以内での粘り込みでした。4頭中3頭は前走から斤量が増えての激走だったので、斤量増でも先行力のあるタイプには注意したいですね。