ディープインパクト産駒の勝率が高い春の東京開催が始まります!
先週(4月16日~17日)の穴ぐさ💨は
[6.5.11.87](複勝率20.2%)で、単勝回収率が
134%でした。
皐月賞で
【A】評価だった
ディーマジェスティが見事に差し切ってくれましたね。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございます。
ディーマジェスティは18頭立ての
大外枠で、それも人気を下げる一因になったのかもしれませんね。ただ、
皐月賞のレース後に思い出したのですが、
G1での穴ぐさ💨は外枠でも好成績を残していたりするんですよ。
【G1での穴ぐさ💨】
枠順 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
1枠 |
[2.2.6.67] |
2.6% |
5.2% |
13.0% |
2枠 |
[2.4.4.77] |
2.3% |
6.9% |
11.5% |
3枠 |
[0.4.4.86] |
0.0% |
4.3% |
8.5% |
4枠 |
[3.4.2.65] |
4.1% |
9.5% |
12.2% |
5枠 |
[0.3.7.64] |
0.0% |
4.1% |
13.5% |
6枠 |
[2.1.4.62] |
2.9% |
4.3% |
10.1% |
7枠 |
[5.3.3.81] |
5.4% |
8.7% |
12.0% |
8枠 |
[4.2.3.57] |
6.1% |
9.1% |
13.6% |
7~8枠では、今回の
ディーマジェスティ以外に、
14年ヴィクトリアマイルを
ヴィルシーナ(7枠14番、11番人気)が勝ったり、
12年朝日杯FSを
ロゴタイプ(7枠14番、7番人気)が勝ったり、
08年桜花賞を
レジネッタ(7枠15番、12番人気)が勝ったりしています。実力のある馬は外枠だと評価が上がらず、逆に美味しいこともあるので、その見極めが重要ですね。
ディーマジェスティは
ディープインパクト産駒で、同産駒では初の
皐月賞制覇となり、②着(
マカヒキ)に③着(
サトノダイヤモンド)も
ディープインパクト産駒でした。今週からは
東京&京都開催に移りますが、
ディープインパクト産駒は
中山よりも
東京、
阪神よりも
京都の方が好成績なので、今週末以降もさらに注目すべきかと思われます。
東京芝の重賞における
ディープインパクト産駒は、時期によって次のような成績が残されています。
【東京芝重賞でのディープインパクト産駒】
時期 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
1~2月 |
[5.6.7.35] |
9.4% |
20.8% |
34.0% |
4~6月 |
[14.13.12.87] |
11.1% |
21.4% |
31.0% |
10~11月 |
[9.17.4.63] |
9.7% |
28.0% |
32.3% |
複勝率がいちばん高いのは1~2月、
連対率がいちばん高いのは10~11月ですが、
勝率がいちばん高いのが4~6月です。
4~6月の東京芝重賞における
ディープインパクト産駒は、
偶数馬番の馬が好成績というデータもあります。
【4~6月の東京芝重賞でのディープインパクト産駒】
馬番 |
着別度数 |
勝率 連対率 複勝率 |
偶数馬番 |
[10.7.5.43] |
15.4% 26.2% 33.8% |
奇数馬番 |
[4.6.7.44] |
6.6% 16.4% 27.9% |
回収率で比べても、
偶数馬番は単勝が146%、複勝が107%で、
奇数馬番だと57%(単勝)と65%(複勝)ですから、差は歴然です。今週末の
フローラSに登録している
ディープインパクト産駒は
アウェイクと
ビッシュの2頭だけになりますが、どちらもノーザンファーム生産馬で注目して損はないんじゃないでしょうか。
4月23日~24日に行われる3場(東京、京都、福島)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
4月23日~24日
場所 |
芝 |
東京 |
Aコース・1週目 |
京都 |
Cコース・1週目 |
福島 |
Bコース・1週目 |
4月23日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
新緑賞 |
[0.0.0.1] |
東京10R |
鎌倉S |
[0.1.2.20] |
東京11R |
メトロポリタンS |
[0.0.0.10] |
京都9R |
比良山特別 |
[1.0.0.5] |
京都10R |
橘S |
[1.2.3.11] |
京都11R |
彦根S |
[0.0.1.11] |
福島10R |
伏拝特別 |
[0.0.2.20] |
福島11R |
福島牝馬S |
[1.1.0.25] |
福島12R |
米沢特別 |
[1.1.1.20] |
4月24日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
府中S |
[3.2.0.12] |
東京10R |
オアシスS |
[0.0.2.22] |
東京11R |
フローラS |
[1.0.2.23] |
京都9R |
あずさ賞 |
[0.0.0.6] |
京都10R |
桃山S |
[0.3.3.12] |
京都11R |
マイラーズC |
[1.4.0.19] |
福島10R |
桑折特別 |
[1.0.1.20] |
福島11R |
福島中央テレビ杯 |
[2.2.1.19] |
福島12R |
川俣特別 |
[0.0.0.6] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆マイラーズC(G2、京都芝外1600m)マイラーズCでの穴ぐさ💨は
[1.4.0.19](複勝率20.8%)で、複勝回収率は
157%です。昨年は①着
レッドアリオン&②着
サンライズメジャーという
【穴ぐさ💨ワンツー】となりました。
阪神施行時も含めて③着以内に激走した穴ぐさ💨は
4~6歳で、5頭中4頭が4~5歳です。5頭はいずれも
前走が芝OPで④着以内(5頭中4頭は前走連対)で、OP特別でも構わないので好走している馬に注意しましょう。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも
4~6歳です(8頭中7頭は4~5歳)。8頭中7頭は
近3走以内に芝で連対歴があったので、好調さがキーポイントでしょう。
☆注目レース☆橘S(OP特別、京都芝外1400m)橘Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.3.11](複勝率35.3%)で、複勝回収率は
185%です。穴ぐさ💨がいた7レース中6レースで馬券に絡んでいて、非常に相性の良いレースですが、今年は登録馬が12頭と少ないんですよね。穴ぐさ💨がいるといいのですが……。
③着以内に入った穴ぐさ💨は6頭中5頭が
平坦コースで勝ち鞍がありました。その5頭のうち3頭は前走が直線に坂のあるコースで馬券圏外に敗れていたので、
平坦コース巧者のコース替わりに注目しましょう。
☆注目レース☆府中S(1600万、東京芝2000m)府中Sでの穴ぐさ💨は
[3.2.0.12](複勝率29.4%)で、複勝回収率は
186%です。
このレースで馬券に絡んだ穴ぐさ💨は
5~7歳で、5頭中4頭は父がサンデー系ではありません。5頭のうち3頭は
前走が2200m以上で、距離短縮での臨戦でした。距離短縮ではなかった2頭も
芝2200~2500mで勝利実績があったので、2000mよりも長めの距離を使われてきたり、実績のある馬を侮らないようにしましょう。
☆注目レース☆桃山S(1600万、京都ダート1900m)桃山Sでの穴ぐさ💨は
[0.3.3.12](複勝率33.3%)で、複勝回収率は
161%です。このレースは穴ぐさ💨のいた7レース中6レースで馬券に絡んでいますが、今年は登録馬が12頭と少ないんですよね。このレースも穴ぐさ💨がいるといいんですが…。
このレースで③着以内に入った穴ぐさ💨は
4~5歳の牡馬で、いずれも
馬番1~8番でした。6頭中5頭は
京都ダートで勝ったことのなかった馬なので、コース実績馬よりもある程度若くて内をロスなく走れそうな馬の評価を上げましょう。
■ちなみに…■フローラSでの穴ぐさ💨は[1.0.2.23]で、
福島牝馬Sでは[1.1.0.25]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
フローラSが8頭、
福島牝馬Sが10頭です。
フローラSで激走した8頭のうち4頭は
前走が①着でした。前走で敗れていた4頭のうち3頭は
近3走以内に勝ち鞍があったので、近走に勝利実績があるかどうかを確認しておきましょう。
激走した8頭のうち5頭は血統表内に
ノーザンテーストを持っていました。
ノーザンテースト内包馬は過去10年の
フローラSで1頭は馬券に絡んでいるので、チェックしておくと良さそうです。
福島牝馬Sで激走した10頭は
4~7歳で、7頭が4~5歳となっています。同じく10頭のうち7頭は
近3走以内に③着以内の好走歴があったので、調子の良さが重要でしょう。
13年以降の激走馬4頭は母系に
サドラーズウェルズか
ニジンスキーの血を持っていたので、開催最終週の重賞らしく、ある程度のパワーを持っている馬に注目したいですね。