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シンハライトやチェッキーノの前に濁点馬が立ちはだかる可能性も!?

先週(5月14~15日)の穴ぐさ💨は[1.8.8.86](複勝率16.5%)で、複勝回収率が100%でした。

土曜日の京王杯SCではサンライズメジャー【A】評価に応えて②着まで差し込んでくれましたが、ヴィクトリアマイルでは、サンライズメジャーと同じ戸崎騎手ストレイトガールを指名できず……。すみませんでした。7歳で一変した馬にも脱帽ですが、戸崎騎手も上手かったですね。

ヴィクトリアマイルでのストレイトガールはプラス2kgの466kgでの出走で、今年のJRA・G1では初めてプラス体重の馬が優勝しました。ペースが速くなったとはいえ、昨年時を上回る1分31秒5での快勝でしたからね。恐れ入りました。

今年の芝G1は6レースが終わり、相変わらず1~3番人気の内の2頭が馬券圏内に入っています。高松宮記念以外の5レースでは、6番人気以下の馬も馬券に絡んでいて、1~3番人気の2頭+6番人気以下の馬という組み合わせが続いていますね。

今年の芝G1・6レースでの①~③着馬は次の通りです。

【2016年の芝G1】
レース ①~③着 人気
ヴィクトリアマイル ①着ストレトカール
②着ミッキークイーン
③着ショウナンパント
7
1
2
 

 
NHKマイルC ①着メシャーエンフレム
②着ロートクエスト
③着レンホーラ
1
2
12


穴ぐさ
天皇賞・春 ①着キタサンフラック
②着カレンミロテック
③着シュウァルクラン
2
13
3

 
 
皐月賞 ①着テーマシェステ
②着マカヒキ
③着サトノタイヤモント
8
3
1
穴ぐさ

桜花賞 ①着シュエラー
②着シンハライト
③着アットサシーサ
3
2
6


穴ぐさ
高松宮記念 ①着ヒッグアーサー
②着ミッキーアイル
③着アルヒアーノ
1
2
3
 


「人気」は単勝人気で、6番人気以下だった馬を紫色にしてあります。「印」は「メインレースの考え方」での印で、穴ぐさ💨も記しました。

こうしてみると、「◎」か「○」の馬が連対圏に入っていて、6番人気以下で馬券圏内に入った5頭中3頭は穴ぐさ💨。それ以外で激走した2頭はカレンミロティック(天皇賞・春)とストレイトガール(ヴィクトリアマイル)で、前年の同レースで馬券に絡んでいた馬ということです。古馬混合G1である安田記念宝塚記念では、前年の好走馬が出てきたら注意した方がいいのかもしれませんね。

ヴィクトリアマイルで激走したのはストレトガールだったので、先週のこのコーナーで記した通り、馬名に「イ」を持つ馬が好配当を演出しています。

それ以外に何か共通点がないか、調べてみたら、①着③着は馬名に濁点(゛)がある馬でした。そして、NHKマイルCでは濁点を持つロートクエストが②着に入ったものの、他の5レースでの②着には濁点を持たない馬が入っています。これはちょっと凄くないですか?(笑)

まあ、馬名に濁点のある馬なんてたくさんいるので、大して参考にならないと思うかもしれませんが、オークスで上位人気が予想されるシンハライトチェッキーノ濁点がありませんからね。他の馬たちにもチャンスがあったりするのかもしれません。

先週の穴ぐさ💨は複勝回収率が100%だったことを冒頭で記しましたが、日曜日の京都8R(500万)でタニオブローズ14番人気で③着に激走し(複勝1470円)、貢献してくれたことが大きかったです。

ただ、そのレースをご覧になった方はご存知だと思いますが、タニオブローズはゴール直前で故障を発症してしまいました。新聞報道によると、残念ながら予後不良となってしまったようです……。残念でなりません。ご冥福をお祈りします。

今週末も東京京都新潟の3場開催ですが、春の新潟開催は最終週になります。5月21日~22日に行われる3場(東京、京都、新潟)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

5月21日~22日
場所
東京 Bコース・2週目
京都 Dコース・2週目
新潟 Bコース・4週目

5月21日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R カーネーションC [0.0.0.11]
東京10R 是政特別 [0.0.3.18]
東京11R メイS [0.1.0.11]
京都9R メルボルンT [0.1.1.12]
京都10R シドニーT [1.2.0.17]
京都11R 平安S [0.1.1.24]
京都12R オーストラリアT [0.1.1.15]
新潟10R 早苗賞 [0.0.1.9]
新潟11R 大日岳特別 [0.0.0.11]
新潟12R 三条特別 [0.1.1.11]

5月22日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京8R 日吉特別 [1.0.3.14]
東京9R 石和特別 [1.1.1.7]
東京10R フリーウェイS [0.2.2.25]
東京11R オークス [0.0.2.27]
東京12R 丹沢S [0.1.2.22]
京都9R 御室特別 [0.0.0.6]
京都10R 鳳雛S [0.0.0.3]
京都11R 伊勢志摩サミット2016開催記念 [0.1.1.15]
新潟10R 高田城特別 [0.0.2.13]
新潟11R 韋駄天S [0.0.1.5]
新潟12R 白馬岳特別 [0.1.4.14]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
※伊勢志摩サミット2016開催記念は烏丸Sを参考。

注目レース
石和特別(1000万、東京芝1800m)

石和特別での穴ぐさ💨は[1.1.1.7](複勝率30.0%)で、複勝回収率は233%です。

このレースで激走した穴ぐさ💨は父か母父がノーザンダンサー系で、東京芝1800~2000mで好走歴がありました。3頭のうち2頭は前走で500万を勝ち上がっていたので、昇級馬も侮らないようにしましょう。

注目レース
日吉特別(1000万、東京ダート1400m)

日吉特別での穴ぐさ💨は[1.0.3.14](複勝率22.2%)で、複勝回収率は155%です。昨年にダート1400m戦となりましたが、昨年はコアレスキング8番人気で勝利しました。

マイル戦だった頃も含めて③着以内に入った穴ぐさ💨は4~5歳の牡馬で、いずれも父か母父がミスプロ系ロベルト系です。激走した4頭のうち3頭は東京ダートでの勝ち鞍があったので、左回りでの実績は確認しておきましょう。

注目レース
白馬岳特別(1000万、新潟ダート1800m)

白馬岳特別での穴ぐさ💨は[0.1.4.14](複勝率26.3%)で、複勝回収率は158%です。

③着以内に入った穴ぐさ💨は前走がいずれも⑤着以下でしたが、4角4番手以内か、メンバー中3位以内の上がりを使っていました。その5頭の500万勝ちはいずれも平坦コースで、3頭は左回りのダートで連対歴があったので、そのようなタイプがいたら注目しましょう。

ちなみに…
オークスでの穴ぐさ💨は[0.0.2.27]で、平安Sでは[0.1.1.24]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った頭数は、オークス平安Sともに8頭です。

オークスで激走した8頭のうち5頭は馬番6番以内で、それ以外で激走した3頭(馬番10~18番)は7~8番人気で、そのうち2頭は1~2番手に先行していました。内目の枠か、先行タイプが穴馬の候補となりそうで、8頭中6頭は偶数馬番だったので、偶数馬番の馬の評価を上げる感じでしょう。

芝OPでの連対実績がなく激走したのは1頭(11年②着ピュアブリーゼ)だけなので、OP実績も確認しておきましょう。関東馬関西馬が4頭ずつですが、関東馬の4頭は左回りの芝で勝ち鞍があり、関西馬の4頭はいずれも左回りで未勝利でした。

平安Sでの激走馬は、1800m戦だった頃も含めて、8頭中7頭は父か母父がサンデー系ミスプロ系です。同じく8頭中7頭は482kg以上で、1900m戦になってからの激走馬は492~532kgなので、やはり大型馬の方が良さそうです。

1900m戦になってからの激走馬3頭には、5代血統表内にニジンスキー系があったので、スタミナ面に安心感がありそうなタイプの方が良さそうです。