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偶数馬番の方が成績良好なのは、最近のマイル重賞のトレンド?

先週(5月28~29日)の穴ぐさ💨は[6.3.5.64](複勝率17.9%)でした。単勝回収率が159%となりましたが、ダービーエアスピネルが④着、目黒記念レコンダイトも④着とあとひと押しが利きませんでした……。すみません。

今年の芝重賞での穴ぐさ💨は[5.7.8.110]という成績で、距離別で次のようになっています。

【2016年 芝重賞での穴ぐさ💨】
距離 着別度数
1200m [0.0.0.9]
1400m [1.1.1.12]
1600m [1.4.4.33]
1800m [1.0.1.12]
2000m [2.1.1.17]
2200m [0.1.1.7]
2400m以上 [0.0.0.20]

芝2400m以上の重賞では、近4回のレースでいずれも④~⑤着となりながら馬券圏内がなく……。次の対象レースは神戸新聞杯なので、それまでに対策を練り、その間は2200m以下で成績を上げたいと思います。

今週末は安田記念が行われますが、今年の芝1600mの重賞における穴ぐさ💨は馬番別で次のような成績です。

【2016年 芝1600m重賞での穴ぐさ💨】
馬番 着別度数 複勝率
偶数馬番 [1.3.4.12] 40.0%
奇数馬番 [0.1.0.21] 4.5%

馬券圏内に激走した9頭中8頭が偶数馬番です。ということで、いい穴馬偶数馬番に入ってくれると良いのですが……。

ちなみに、今年の芝1600m重賞では、1~6番人気馬7番人気以下の馬で、馬番別の成績が次のようになっています。

【2016年 芝1600m重賞での穴ぐさ💨】
馬番 1~6番人気 7番人気以下
偶数馬番 [7.4.2.27]
32.5%
[1.5.6.58]
17.1%
奇数馬番 [5.5.3.31]
29.5%
[1.0.3.67]
5.6%

数値は着別度数複勝率です。1~6番人気馬についても、奇数馬番より偶数馬番の方が好走率が高く、その差は7番人気以下の穴馬だとさらに顕著です。

ついでのついでで言うと、近10年の安田記念では、このようになっています。

【2006年以降の安田記念】
馬番 着別度数 勝率
連対率
複勝率
偶数馬番 [7.4.7.70] 8.0%
12.5%
20.5%
奇数馬番 [3.6.3.78] 3.3%
10.0%
13.3%

やっぱり偶数馬番の方が成績が良いんですよね。奇数馬番よりも偶数馬番の方が好走率が高いのは、最近のマイル重賞のトレンドのようなので、安田記念でも注目しましょう。

今週末からは東京阪神の2場開催になります。6月4~5日に行われる東京、阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

6月4~5日
場所
東京 Cコース・2週目
阪神 Aコース・1週目

6月4日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 国分寺特別 [0.1.0.2]
東京10R 稲村ケ崎特別 [0.0.2.10]
東京11R 麦秋S [1.1.3.14]
阪神9R 戎橋特別 [1.1.1.11]
阪神10R 三木特別 [0.0.1.5]
阪神11R 鳴尾記念 [2.2.0.16]

6月5日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R ホンコンJCT [1.1.1.15]
東京10R 由比ヶ浜特別 [0.0.2.21]
東京11R 安田記念 [1.2.1.26]
東京12R 三浦特別 [0.4.0.10]
阪神9R 鶴橋特別 [0.0.0.1]
阪神10R 加古川特別 [0.0.0.9]
阪神11R 垂水S [2.1.0.7]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
麦秋S(1600万、東京ダート1600m)

麦秋Sでの穴ぐさ💨は[1.1.3.14](複勝率26.3%)で、複勝回収率は137%です。今年はダート1600mのハンデ戦ですが、その条件でも穴ぐさ💨は[1.0.3.7](複勝率36.4%)なので、期待したいです。

マイル戦で激走した4頭は5~7歳の牡馬で、ハンデ55kgでした。4頭はいずれも東京ダートで③着以内の好走歴があり、3頭は勝利実績があり、同じく4頭中3頭は近2走以内に③着以内がありました。

注目レース
三浦特別(1000万、東京ダート1600m)

三浦特別での穴ぐさ💨は[0.4.0.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は104%です。このレースもダート1600m戦ですが、昨年はニットウビクトリー9番人気で②着に激走しました。

馬券圏内に入った4頭は父がサンデー系以外で、前走で掲示板に載っていました。そのような馬がいないか、確認しましょう。

ちなみに…
安田記念での穴ぐさ💨は[1.2.1.26]で、鳴尾記念では[2.2.0.16]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、安田記念が13頭、鳴尾記念が7頭となっています。

安田記念では2012年以降に激走した馬が6頭いて、いずれもふた桁人気です。今年は登録頭数が16頭でフルゲート割れですが、下位人気馬までしっかりとチェックするようにしましょう。

過去10年で激走した馬は13頭で、そのうち12頭は前走がG1G2でした。また、そのうち7頭は前走が③着以内で、前走④着以下で激走した6頭のうち5頭は芝G1で③着以内に好走したことがありました。勢いのある馬や実績馬が侮れないようです。

鳴尾記念で激走した7頭のうち、2000m戦となってからは4頭で、そのうち3頭は阪神芝1600m以上で勝ち鞍がありました(例外の1頭は阪神芝での成績が②④②着)。同じく4頭中3頭は6月の阪神芝で連対歴があったので(例外の1頭は6月の阪神が初出走だった)、初夏の阪神実績を確認しておきたいですね。