プロキオンSの上位人気も信頼度が高いのは5~8枠!?
先週(7月2~3日)の穴ぐさ💨は
[7.8.10.76](複勝率24.8%)で、回収率は単勝が
143%、複勝が
146%でした。
ラジオNIKKEI賞では
【A】評価だった
ダイワドレッサーが9番人気で②着に激走しましたが、同馬は
3枠6番という枠順でした。先週のこのコーナーでは、
「ラジオNIKKEI賞の穴馬は馬番6番か馬番8番!?」と書いて、その通りになったんですよね。
今年、
芝1800mのハンデ戦で激走した穴ぐさ💨は
馬番6番か
馬番8番が多くて、そこから導き出した話でした。今週末は、
ラジオNIKKEI賞と同じ舞台(福島芝1800m)で再びハンデ戦があるので(
阿武隈S)、また
馬番6番や
馬番8番の馬に注目しましょう。
今週末は
七夕賞と
プロキオンSというふたつの重賞が予定されています。今年のJRAのダート重賞は
プロキオンSが8レース目になりますが、これまでの7レースでは
1番人気馬が[3.3.1.0]で、すべてのレースで③着以内に入っています。7レースはこんな結果です。
【2016年のJRAのダート重賞】
レース |
①~③着 |
人気 |
ユニコーンS |
①着ゴールドドリーム ②着ストロングバローズ ③着グレンツェント |
2 1 3 |
平安S |
①着アスカノロマン ②着クリノスターオー ③着クリソライト |
1 3 4 |
アンタレスS |
①着アウォーディー ②着アスカノロマン ③着サージェントバッジ |
1 3 5 |
マーチS |
①着ショウナンアポロン ②着バスタータイプ ③着ドコフクカゼ |
8 1 2 |
フェブラリーS |
①着モーニン ②着ノンコノユメ ③着アスカノロマン |
2 1 7 |
根岸S |
①着モーニン ②着タールタン ③着グレープブランデー |
1 6 10 |
東海S |
①着アスカノロマン ②着モンドクラッセ ③着ロワジャルダン |
4 2 1 |
1番人気馬が[3.3.1.0]、
2番人気馬が[2.1.1.3]で、どちらかが必ず
連対圏に入っています。
根岸S以外の6レースでは、
1~3番人気のうちの2頭以上が馬券圏内に入っているので、
プロキオンSもそのように考えるといいかもしれませんね。
ちなみに、上記の7レースで
1~5番人気は[6.6.5.18]という成績で、枠順別で次のようになっています。
【2016年のJRAのダート重賞での1~5番人気】
枠順 |
着別度数 |
1枠 |
[0.0.1.2] |
2枠 |
[0.1.0.4] |
3枠 |
[0.0.0.3] |
4枠 |
[0.1.2.1] |
5枠 |
[2.0.1.2] |
6枠 |
[1.1.0.4] |
7枠 |
[1.2.1.2] |
8枠 |
[2.1.0.0] |
1~5番人気で勝利した6頭はいずれも
5~8枠でした。ダート重賞での上位人気馬は、
枠が内過ぎない方が良さそうです。
7月9日~10日に行われる3場(福島、中京、函館)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
7月9日~10日
場所 |
芝 |
福島 |
Aコース・2週目 |
中京 |
Aコース・2週目 |
函館 |
Aコース・4週目 |
7月9日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
福島9R |
開成山特別 |
[0.2.0.7] |
福島10R |
松島特別 |
[1.0.0.8] |
福島11R |
阿武隈S |
[1.2.1.6] |
中京9R |
茶臼山高原特別 |
[0.0.1.8] |
中京10R |
知多特別 |
[1.1.1.15] |
中京11R |
白川郷S |
[0.0.1.16] |
函館10R |
八雲特別 |
[0.0.0.6] |
函館11R |
五稜郭S |
[1.0.0.17] |
函館12R |
噴火湾特別 |
[1.0.1.10] |
7月10日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
福島9R |
織姫賞 |
[0.2.1.22] |
福島10R |
天の川賞 |
[1.0.1.17] |
福島11R |
七夕賞 |
[2.3.0.24] |
福島12R |
彦星賞 |
[0.1.1.20] |
中京9R |
尾頭橋特別 |
[0.1.1.20] |
中京10R |
木曽川特別 |
[0.0.0.5] |
中京11R |
プロキオンS |
[0.0.2.27] |
函館10R |
立待岬特別 |
[2.1.1.13] |
函館11R |
マリーンS |
[0.1.0.15] |
函館12R |
かもめ島特別 |
[1.0.2.8] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆阿武隈S(1600万、福島芝1800m)阿武隈Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.6](複勝率40.0%)で、複勝回収率は
220%です。
馬券圏内に激走した4頭は
5~6歳の牡馬で、前走が左回りやダートで④着以下でした。4頭は福島や小倉、札幌など、
右回りで小回りの芝コースで勝ち鞍があったので、
小回り実績馬の巻き返しに注目すると良さそうです。
☆注目レース☆かもめ島特別(1000万、函館芝1800m)かもめ島特別での穴ぐさ💨は
[1.0.2.8](複勝率27.3%)で、複勝回収率は
156%です。
③着以内に入った3頭は4~5歳馬で、
4番手以内に先行して穴を開けています。3頭は父か母父が
ノーザンダンサー系か
グレイソヴリン系だったので、
洋芝が合いそうな血統の先行型は侮らないようにしましょう。
☆注目レース☆開成山特別(500万、福島芝2600m)開成山特別での穴ぐさ💨は
[0.2.0.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は
133%です。
連対圏に入った2頭は
馬番4~7番で、4角7番手以下から差し込んでいます。2頭の勝ち鞍は2000m以下でしたが、
芝2400m以上の500万で馬券に絡んだ実績があったので、長距離実績のあるタイプが良いでしょう。
☆注目レース☆立待岬特別(500万、函館芝1200m)立待岬特別での穴ぐさ💨は
[2.1.1.13](複勝率23.5%)で、複勝回収率は
172%です。定量戦に替わってからも激走馬は出ていて、相性の良いレースです。
4頭のうち、前走でふた桁着順に敗れていた馬が3頭いて、その3頭は
阪神芝1200mで連対歴がありました。そのうち2頭は
函館芝1200mでも勝ち鞍があったのですが、急坂をこなせるぐらいの
パワーがあるタイプを狙うといいかもしれません。
■ちなみに…■七夕賞での穴ぐさ💨は[2.3.0.24]で、
プロキオンSでは[0.0.2.27]です。
七夕賞は近2年で穴ぐさ💨が連対しています。
七夕賞で激走した穴ぐさ💨は父か母父が
サンデー系で、いずれも
5~6歳馬でした。5頭のうち4頭は前走の芝重賞で
ひと桁人気に推されていました。
過去10年の
七夕賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、
5歳馬が7頭、
6歳馬が3頭、
8歳馬が1頭です。穴馬は5~6歳を中心に考えるべきでしょう。
開催最終週に行われた時の激走馬6頭のうち、父か母父が
サンデー系の馬は2頭でしたが、開催2週目での激走馬5頭はいずれも父か母父が
サンデー系です。その5頭のうち4頭は
関西馬ですが、5頭の鞍上はいずれも
関東所属のジョッキーでした。「
関西馬&
関東騎手」のコンビを侮らないようにしましょう。
過去10年の
プロキオンSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、7頭は
ひと桁馬番でした。
中京ダート1400mで激走した3頭は馬番1~6番で、穴馬は内目の枠から選ぶと良さそうです。
07年以降に激走した6頭は
前走がダートOPで⑥着以内か2番人気でした。休み明けでも構わないので、前走でそこそこの力を見せていたか、力を認められていた馬をチェックしましょう。