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関屋記念の穴馬はノーザンテーストやダンチヒを持つ馬!?

先週(8月6~7日)の穴ぐさ💨は[4.3.7.95](複勝率12.8%)でした。レパードS【B】評価だったレガーロが③着、小倉記念では【A】評価だったエキストラエンドが③着となりました。小倉記念を制したクランモンタナを指名できていれば良かったのですが……。

そのクランモンタナは前走の鳴尾記念⑬着からの一変で、今年のJRA平地重賞を前走ふた桁着順から制した7頭目の馬になりました。その7頭のうち3頭はディープインパクト産駒で、同じく7頭中3頭は母父がトニービンの系統です。

クランモンタナ以外にディープインパクト産駒新潟大賞典パッションダンスが、鳴尾記念サトノノブレスが勝ち、母父トニービンの系統馬としては、鳴尾記念サトノノブレスの他に函館スプリントSを勝利したソルヴェイグ(ダイワメジャー産駒)がいます。一変して勝利した7頭のうち5頭は社台グループの生産馬で、その点は注意しておくべきだったのかもしれません。

今年の芝重賞で社台グループの生産馬は66レースに出走して、馬券圏内に入らなかったのはオーシャンSファルコンSフラワーCニュージーランドTアイビスサマーダッシュの5レースだけ。その5レース中4レースは直線に急坂のあるコースで、アイビスサマーダッシュは直線競馬ですから、直線平坦の芝1200m以上の重賞に限れば必ず③着以内に入っていることになります。

社台グループの生産馬が出走した直線平坦の芝1200m以上の重賞(19レース)では、同牧場の生産で、ディープインパクトキングカメハメハハーツクライダイワメジャーゼンノロブロイキンシャサノキセキのいずれかの産駒が馬券に絡んでいます。

今週末の関屋記念に登録している社台グループの生産馬は、社台ファームの生産がカレンケカリーナサトノギャラントダンスアミーガピークトラムロサギガンティアで、ノーザンファームの生産がダノンリバティベルラップマジックタイムヤングマンパワーラングレーです。

このうち、ラングレーディープインパクト産駒カレンケカリーナベルラップマジックタイムハーツクライ産駒ダノンリバティキングカメハメハ産駒です。この中から再び好走馬が現れるでしょうか!?

ちなみに、ノーザンファームの生産馬は今年の芝重賞で1番人気だと[9.9.3.9]という成績です。3月以降に限ると[5.8.2.4]で掲示板外がなく、5月以降は[4.5.0.0]で連外がありませんマジックタイムヤングマンパワーノーザンファームの生産で上位人気に推されそうですから、1番人気かどうか、ぜひ確認しましょう。

8月13日~14日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

8月13日~14日
場所
新潟 Aコース・3週目
小倉 Aコース・3週目
札幌 Aコース・3週目

8月13日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
新潟9R 糸魚川特別 [0.0.2.15]
新潟10R 三面川特別 [0.3.0.17]
新潟11R 新潟日報賞 [2.1.0.23]
小倉9R フェニックス賞 [0.0.0.1]
小倉10R 宮崎特別 [0.1.0.21]
小倉11R 阿蘇S [0.1.1.17]
札幌10R コスモス賞 [0.0.0.6]
札幌11R STV賞 [1.2.0.17]
札幌12R 知床特別 [1.2.1.16]

8月14日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
新潟9R 麒麟山特別 [2.2.2.16]
新潟10R 豊栄特別 [0.2.1.24]
新潟11R 関屋記念 [0.0.3.24]
小倉9R 筑後川特別 [0.2.1.6]
小倉10R 西部日刊スポーツ杯 [3.0.2.17]
小倉11R 博多S [1.1.3.12]
札幌10R HTB賞 [1.1.0.7]
札幌11R エルムS [0.2.1.20]
札幌12R 大雪HC [2.0.1.20]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
エルムS(G3、札幌ダート1700m)

エルムSでの穴ぐさ💨は[0.2.1.20](複勝率13.0%)で、複勝回収率は104%です。

新潟ダート1800mで施行された時の激走馬を含めて、馬券に絡んだ穴ぐさ💨は4~5歳の牡馬で、近2走以内に③着以内の好走歴がありました。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも4角6番手以内で、6頭は4角4番手以内からの粘り込みでした。8頭は前走も4角6番手以内で、6頭は4角4番手以内だったので、先行型が侮れないでしょう。

11年以降に激走した3頭は休み明けでしたが、ダート重賞の勝ち馬だったので、実績馬は間隔が空いていても侮らない方が良さそうです。

注目レース
西部日刊スポーツ杯(1000万、小倉芝1200m)

西部日刊スポーツ杯での穴ぐさ💨は[3.0.2.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は120%です。今年は芝1200m戦ですが、芝1200mでのこのレースで[3.0.2.11](複勝率31.3%)と好成績が残されています。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨は3~5歳の関西馬で、5頭中4頭は父か母父がノーザンダンサー系です。5頭は前走が⑥着以内で、4頭は掲示板に載っていたので、ある程度の好調さが感じられる馬が良さそうです。

注目レース
麒麟山特別(1000万、新潟ダート1800m)

麒麟山特別での穴ぐさ💨は[2.2.2.16](複勝率27.3%)で、複勝回収率は106%です。

馬券圏内に入った穴ぐさ💨は馬番8番より外枠で、6頭すべてが偶数馬番、5頭がふた桁の偶数馬番です。6頭はいずれも父か母父がサンデー系ミスプロ系で、4角4番手以内から③着以内に入っているので、スピード優勢なタイプを狙いましょう。

注目レース
筑後川特別(500万、小倉芝1800m)

筑後川特別での穴ぐさ💨は[0.2.1.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は203%です。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨は3~4歳馬で、中6週以内の臨戦馬でした。3頭は小倉芝京都芝で勝ったことがあったので、右回りの平坦コース実績は確認しておきましょう。

注目レース
知床特別(500万、札幌芝2000m)

知床特別での穴ぐさ💨は[1.2.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は132%です。

馬券圏内に入った穴ぐさ💨は3~4歳の牡馬で、父がサンデー系ミスプロ系です。4頭中3頭は北海道の洋芝で連対歴があり、例外の1頭はダートで勝ち鞍がありました。パワーがありそうな馬をピックアップすると良さそうです。

ちなみに…
関屋記念での穴ぐさ💨は[0.0.3.24]です。過去10年の同レースでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、07年以降の6頭はすべて③着でした。

激走した8頭は5~8枠で、内枠からは穴馬は出ていません。8頭中5頭は前走から3ヶ月以上空いていたので、休み明けの馬でも侮れないでしょう。

8頭のうち、父か母父がサンデー系だった馬は1頭だけです。8頭のうち6頭はダンチヒノーザンテーストストームキャットを内包していたので、スピード優勢のノーザンダンサー系を持つ馬に注意を払いましょう。