新潟2歳Sは内枠じゃない1~2番人気がいい!?
先週(8月20~21日)の穴ぐさ💨は
[3.3.5.94](複勝率10.5%)でした。
北九州記念では8番人気で勝利した
バクシンテイオーを指名しきれず……すみませんでした。外差しを狙って
フルールシチーを挙げたのですが、まさかの
除外になってしまったのが痛かったです。熱射病を発症したとのことで、早く回復するといいですね。
先週の重賞(
札幌記念、
北九州記念)では、ともに断然人気だった馬(
モーリス、
ベルカント)が②着に敗れました。今年の芝重賞における
1番人気は、
根幹距離よりも
非根幹距離の方が勝率や好走率が高いというのは、まだ続いているようです。
今年の芝重賞における
1番人気は、次のような成績が残されています。
【2016年JRA芝重賞での1番人気】
距離 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
1000m |
[1.0.0.0] |
100% |
100% |
100% |
1200m |
[1.2.0.4] |
14.3% |
42.9% |
42.9% |
1400m |
[2.1.0.2] |
40.0% |
60.0% |
60.0% |
1600m |
[2.4.1.10] |
11.8% |
35.3% |
41.2% |
1800m |
[6.3.1.2] |
50.0% |
75.0% |
83.3% |
2000m |
[1.3.2.9] |
6.7% |
26.7% |
40.0% |
2200m |
[1.1.0.2] |
25.0% |
50.0% |
50.0% |
2400m |
[1.1.2.0] |
25.0% |
50.0% |
50.0% |
2500m |
[0.2.0.0] |
0.0% |
100.0% |
100.0% |
3000m |
[1.0.0.0] |
100.0% |
100.0% |
100.0% |
3200m以上 |
[0.0.0.2] |
0.0% |
0.0% |
0.0% |
芝1200m重賞では[1.2.0.4]で、勝利したのは
高松宮記念の
ビッグアーサーだけ。
芝2000m重賞では[1.3.2.9]で、勝利したのが
中日新聞杯の
サノトノブレスだけです。施行数も考えれば、
芝2000m重賞での
1番人気は勝率がかなり悪いですから、来週の
新潟記念もどうなるでしょうか。
今週末は、
芝1200m重賞(
キーンランドC)と
芝1600m重賞(
新潟2歳S)という根幹距離で、1番人気の勝率は高くありません。
芝1200m重賞を1番人気で勝ったのは前述した通り
ビッグアーサーで、
芝1600m重賞での2勝はどちらも
メジャーエンブレム(
クイーンC、
NHKマイルC)です。
G1級じゃないと勝てない、なんてことがあるんでしょうか。
ちなみに、今夏の
新潟芝の特別競走における成績を調べたところ、18レースが行われて、
1番人気か
2番人気が必ず馬券圏内に入っています。どちらも連外になったのは2レースだけ(
新潟日報賞、
関屋記念)。その18レースにおける
1~2番人気は次のような成績です。
【2016年夏の新潟芝の特別競走での1~2番人気】
枠順 |
着別度数 |
1枠 |
[0.0.0.2] |
2枠 |
[0.1.0.3] |
3枠 |
[1.0.2.0] |
4枠 |
[4.2.1.0] |
5枠 |
[0.1.1.1] |
6枠 |
[2.1.0.3] |
7枠 |
[2.0.1.0] |
8枠 |
[3.3.0.2] |
1~2枠じゃない1~2番人気を信頼するのが良さそうです。ついでに言うと、
偶数馬番だった1~2番人気は14レース中13レースで③着以内に入って、12レースで連対しています。
1~2番人気は
偶数馬番の方が好走率が高いので、どうぞ参考にしてください。
今週末からは、
小倉芝がコース変更となります(Aコース→Bコース)。今夏の
小倉芝は
良馬場でも重い印象で、外差しが決まっていましたが、コース変更で傾向に変化があるでしょうか。
8月27日~28日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
8月27日~28日
場所 |
芝 |
新潟 |
Aコース・5週目 |
小倉 |
Bコース・1週目 |
札幌 |
Cコース・2週目 |
8月27日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
新潟9R |
瀬波温泉特別 |
[1.2.2.19] |
新潟10R |
稲妻S |
[1.2.1.15] |
新潟11R |
BSN賞 |
[0.1.1.16] |
小倉9R |
ひまわり賞 |
[0.0.0.3] |
小倉10R |
西海賞 |
[0.0.1.7] |
小倉11R |
釜山S |
[1.1.1.4] |
札幌9R |
WASJ第1戦 |
[0.0.0.3] |
札幌10R |
千歳特別 |
[0.0.0.2] |
札幌11R |
WASJ第2戦 |
[0.0.0.3] |
札幌12R |
ポプラ特別 |
[0.1.0.15] |
8月28日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
新潟9R |
五頭連峰特別 |
[0.0.1.18] |
新潟10R |
朱鷺S |
[3.0.0.17] |
新潟11R |
新潟2歳S |
[0.1.2.26] |
小倉9R |
鳥栖特別 |
[0.2.1.9] |
小倉10R |
別府特別 |
[0.1.2.13] |
小倉11R |
小倉日経OP |
[0.3.1.9] |
札幌9R |
ニセコ特別 |
[0.1.0.15] |
札幌10R |
WASJ第3戦 |
出走ナシ |
札幌11R |
キーンランドC |
[1.3.0.26] |
札幌12R |
WASJ第4戦 |
[0.0.0.3] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆稲妻S(1600万、新潟芝直1000m)稲妻Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率が
194%です。
馬券に絡んだ穴ぐさ💨はすべて
牝馬で、いずれも父か母父が
ノーザンダンサー系でした。4頭中3頭は近2走以内に
勝ち鞍を挙げていたので、勢いの感じられる牝馬が良さそうです。
☆注目レース☆釜山S(1600万、小倉ダート1700m)釜山Sでの穴ぐさ💨は
[1.1.1.4](複勝率42.9%)で、複勝回収率が
211%です。穴ぐさ💨は
道悪馬場の時に激走していますが、今年は馬場がどうなるでしょうか。
激走した3頭は
ひと桁馬番で、中5週以内の臨戦でした。3頭とも前走は
掲示板外でしたが、
4~5番人気に推されていました。前走は着順よりも人気を確認するといいかもしれませんね。
☆注目レース☆別府特別(1000万、小倉芝1200m)別府特別での穴ぐさ💨は
[0.1.2.13](複勝率18.8%)で、複勝回収率は
141%です。
激走した3頭は前走も
小倉芝1200mを走っていて馬券圏外に敗れていましたが、
1~3枠でした。馬券に絡んだ時は
5~6枠だったので、開催が進んで枠順が外目に移った馬に妙味がありそうです。
☆注目レース☆鳥栖特別(500万、小倉芝2000m)鳥栖特別での穴ぐさ💨は
[0.2.1.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は
103%です。
馬券圏内に入った3頭は3~6歳の牡セン馬で、父か母父が
サンデー系です。この3頭も前走が
小倉芝で中2週以内の臨戦だったので、順調に使われている馬を狙うのが良さそうです。
■ちなみに…■キーンランドCでの穴ぐさ💨は[1.3.0.26]で、
新潟2歳Sでは[0.1.2.26]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
キーンランドCが5頭、
新潟2歳Sが12頭です。
昨年は
キーンランドCで穴ぐさ💨がワンツー(①着
ウキヨノカゼ、②着
トーホウアマポーラ)となりましたが、その2頭を含めて、同レースで激走した5頭はいずれも
芝重賞での連対歴がありました。
昨年の
ウキヨノカゼは前走で準OPを勝利していましたが、それ以外の4頭は
近3走が馬券圏外だったので、勢いよりも実績を重視して穴馬を探した方が良さそうです。
新潟2歳Sで激走した12頭を性別で分けると、
牡馬・
牝馬とも6頭ずつ。12頭のうち7頭は
ふた桁人気だったので、かなりの人気薄まで検討対象に加えた方が良いでしょう。
12頭のうち9頭は
前走の上がり3Fがメンバー中2位以内で、8頭は
前走でメンバー中最速の上がりを計時していました。11年以降の激走馬5頭はいずれも
前走の上がりがメンバー中最速だったので、しっかりとした末脚を使っている馬をチェックしておきましょう。