ディープインパクト産駒はいまや中山&阪神が得意!?
先週(9月17日~18日)の穴ぐさ💨は
[4.2.5.65](複勝率14.5%)で、単勝回収率が
161%でした。これで秋の中山&阪神開催は2週続けて
単勝回収率が100%を超えているわけですが、その一方で
ローズSで僅差の②着に激走した
クロコスミアを指名できず……。すみませんでした。
シンハライトと
ジュエラーが差しタイプで、穴馬は前に行くタイプと思ってはいたのですが、
クィーンズベストなどが痛恨の出遅れとなってしまいました……。今週末の
オールカマーと
神戸新聞杯で巻き返せるように頑張ります。
ローズSでの
シンハライトは馬体重が
14kg増(436kg)での優勝でしたが、
オークス馬が秋初戦を
プラス体重で勝つと、次走以降がこんなことになっています。
【1986年以降のオークス馬で、オークスの次走をプラス体重で勝利した馬】
年 |
オークス馬 |
オークスの次走以降 |
2016年 |
シンハライト |
ローズS(+14kgの436kg)①着 →? |
2012年 |
ジェンティルドンナ |
ローズS(+12kgの472kg)①着 →秋華賞①着 |
2006年 |
カワカミプリンセス |
秋華賞(+8kgの492kg)①着 →エ女王杯1位入線⑫着降着 |
2001年 |
レディパステル |
紫苑S(+4kgの452kg)①着 →秋華賞③着 |
1997年 |
メジロドーベル |
オールカマー(+10kgの482kg)①着 →秋華賞①着 |
1987年 |
マックスビューティ |
神戸新聞杯(+18kgの488kg)①着 →ローズS①着 |
1986年 |
メジロラモーヌ |
ローズS(+6kgの462kg)①着 →エ女王杯①着 |
オークスの次走をプラス体重で勝った
オークス馬は、その次走が
[4.0.1.1]で、馬券圏外になったのも古馬相手の
エリザベス女王杯で
1位入線で降着となった
カワカミプリンセス。
マックスビューティだけが
G1ではありませんが、同馬を
ローズSを勝った後に
エリザベス女王杯に挑戦して
②着となっています。
シンハライトが崩れることもないのではないでしょうか。
一方、
ダービーで③着以内に入った馬が
ダービーの次走を
プラス体重で勝った場合、その次走成績は[7.5.3.5]で、
菊花賞に限ると[4.4.2.3]です(対象は1986年以降)。
ただ、このうち
ダービー馬が[1.2.1.2]で、
ダービー②着馬が[3.1.1.1]で、
ダービー③着馬は90年の
ホワイトストーンだけ。同馬は
セントライト記念①着→
菊花賞②着という成績でしたが、果たして
ディーマジェスティはどうなるでしょうか。
ディーマジェスティも
シンハライトも
ディープインパクト産駒で、
セントライト記念は②着(
ゼーヴィント)も③着(
プロディガルサン)も
ディープインパクト産駒でした。先週は
紫苑Sを
ビッシュが勝ち、先々週は
新潟記念を
アデイインザライフが制し、その前週は
キーンランドCで
ブランボヌールが差し切っていて、
ディープインパクト産駒は
4週連続で重賞制覇を果たしています。
今年の芝重賞における
ディープインパクト産駒は、競馬場別の成績が次のようになっています。
【2016年の芝重賞でのディープインパクト産駒】
場所 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
札幌 |
[1.0.0.3] |
25.0% |
25.0% |
25.0% |
函館 |
[0.1.0.2] |
0.0% |
33.3% |
33.3% |
福島 |
[2.1.0.3] |
33.3% |
50.0% |
50.0% |
新潟 |
[2.1.0.10] |
15.4% |
23.1% |
23.1% |
東京 |
[6.4.7.31] |
12.5% |
20.8% |
35.4% |
中山 |
[6.4.6.22] |
15.8% |
26.3% |
42.1% |
中京 |
[2.2.0.4] |
25.0% |
50.0% |
50.0% |
京都 |
[1.3.3.24] |
3.2% |
12.9% |
22.6% |
阪神 |
[7.3.3.21] |
20.6% |
29.4% |
38.2% |
小倉 |
[2.1.1.4] |
25.0% |
37.5% |
50.0% |
ディープインパクト産駒は
中山&阪神よりも
東京&京都向きと言われてきたのに、今年は傾向に変化が出てきていて、複勝率は
東京よりも
中山の方が、
京都よりも
阪神の方が高くなっています。この辺りは
認識を改めるべきなのかもしれませんね。
今年の
中山の芝重賞では
ディープインパクト産駒は15レースに出走し、馬券に絡む馬が出なかったのは
中山金杯、
フェアリーS、
京成杯、
中山牝馬S、
フラワーCの5レース。3月26日の
日経賞以降は6レース連続で③着以内に入る馬が出ています。
阪神の芝重賞では11レースに出走し、馬券に絡む馬が出なかったのは
毎日杯と
セントウルSだけで、8レースでは連対馬が出ています。
今週末の
オールカマーには
サトノノブレスと
マリアライトが登録して、
神戸新聞杯には
サトノダイヤモンドが登録されています。今週末もやっぱり
ディープインパクト産駒か!ということになるのでしょうか。
芝コースは
中山も
阪神も、今週末から
コースが替わるので、ご注意ください。9月24日~25日に行われる
中山、
阪神の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
9月24日~25日
場所 |
芝 |
中山 |
Cコース・1週目 |
阪神 |
Bコース・1週目 |
9月24日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
九十九里特別 |
[0.1.0.3] |
中山10R |
茨城新聞杯 |
[1.0.2.24] |
中山11R |
セプテンバーS |
[1.0.1.25] |
阪神9R |
ききょうS |
[0.1.0.2] |
阪神10R |
夕月特別 |
[0.1.1.12] |
阪神11R |
大阪スポーツ杯 |
[0.0.2.11] |
9月25日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
芙蓉S |
[0.0.0.3] |
中山10R |
外房特別 |
[0.1.1.18] |
中山11R |
オールカマー |
[1.1.3.18] |
阪神9R |
甲東特別 |
[0.0.0.10] |
阪神10R |
ムーンライトHC |
[1.0.0.9] |
阪神11R |
神戸新聞杯 |
[1.2.2.22] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆オールカマー(G2、中山芝2200m)オールカマーでの穴ぐさ💨は
[1.1.3.18](複勝率21.7%)で、複勝回収率は
115%です。13年以降は3年連続で馬券に絡んでいて、一昨年は②&③着の
【穴ぐさダブル】でした。
過去10年の
オールカマーでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち08年以降の5頭はすべて穴ぐさ💨です。激走した6頭のうち5頭は前走が
馬券圏外でしたが、その5頭は2走前に
③着以内に好走していました。
近2走以内に馬券圏内がある馬を狙いたいですね。
激走した6頭のうち4頭は
芝2200mで連対歴があったので、距離実績も確認しておきましょう。
■ちなみに…■神戸新聞杯での穴ぐさ💨は[1.2.2.22]で、一昨年は
サウンズオブアースが8番人気で②着、昨年は
トーセンバジルが7番人気で③着に激走しています。
過去10年の
神戸新聞杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも父か母父が
サンデー系です。7頭のうち6頭は
休み明けだったので、間隔が空いていても気にしなくて良さそうです。
7頭はいずれも
芝500万を勝利した時が
メンバー中3位以内の上がりを使っていました。
末脚のしっかりしたタイプを狙うと良さそうです。