それでもやっぱり秋華賞はディープインパクト産駒の天下!?
先週(10月8~10日)の穴ぐさ💨は
[2.7.8.86](複勝率16.5%)で、複勝回収率が
101%でした。
京都大賞典では、「▲」で
【A】評価だった
アドマイヤデウスが
キタサンブラックにクビ差(②着)まで迫ってくれました。惜しかった……。その一方で、
毎日王冠は11番人気で③着となった
ヒストリカルを指名できず……。あそこまで
雨が降って追い込み決着になることを予想しきれませんでした。すみません。
今週は牝馬限定重賞の
府中牝馬Sと
秋華賞が行われます。今年の芝G1での穴ぐさ💨は、「◎」・「○」・「▲」とのワイドで
回収率が100%を超えていることを
先週のこのコーナーで記しましたが、
牝馬限定の重賞というカテゴリーで見ても、穴ぐさ💨は回収率が
100%を超えています。
【2016年の牝馬限定重賞での穴ぐさ💨】
条件 |
着別度数 |
勝率 連対率 複勝率 |
単勝回収率 複勝回収率 |
3歳限定 |
[1.2.2.25] |
3.3% 10.0% 16.7% |
90% 114% |
古馬混合 |
[1.2.1.20] |
4.2% 12.5% 16.7% |
221% 144% |
3歳限定でも古馬混合でも複勝率は
16.7%で変わらず、どちらも複勝回収率が
100%を超えています。
今年、
3歳限定の牝馬重賞で③着以内に入った穴ぐさ💨はいずれも父か母父が
サンデー系で、すべて
偶数馬番での激走でした。
秋華賞も
偶数馬番の穴ぐさ💨に注目するといいかもしれません。
秋華賞は
シンハライトが離脱となり、混戦模様ですが、今年の
3歳牝馬限定の重賞は10レースが行われ、
1~3番人気馬が必ず連対圏に入っています。
1~3番人気馬は[9.7.1.13]で、4番人気以下が勝利したのは
フィリーズレビューだけ。
秋華賞でも
1~3番人気には敬意を払った方が良さそうですね。
近4年の
秋華賞で3勝を挙げている
ディープインパクト産駒は、今年は
ヴィブロス、
パーシーズベスト、
ビッシュ、
レッドアヴァンセが登録しています(シンハライトは回避)。
ディープインパクト産駒は今年の
芝2000m重賞で[10.7.4.27](勝率20.8%、連対率35.4%、複勝率43.8%)という成績で、出走頭数別でこのような着順となっています。
【2016年の芝2000m重賞でのディープインパクト産駒】
出走頭数 |
レース |
着順 |
1頭 |
中山金杯 愛知杯 京成杯 札幌記念 |
12着 ②着 5着 14着 |
2頭 |
弥生賞 フローラS 函館記念 |
①着7着 ③着5着 ②着10着 |
3頭 |
中日新聞杯 大阪杯 七夕賞 |
①着9着18着 ①着③着9着 ①着②着6着 |
4頭 |
鳴尾記念 紫苑S |
①着②着4着13着 ①着②着4着10着 |
5頭 |
新潟大賞典 小倉記念 新潟記念 |
①着4着12着13着16着 ①着③着4着5着7着 ①着②着9着16着18着 |
6頭 |
皐月賞 |
①着②着③着6着9着10着 |
ディープインパクト産駒が2頭以上出走していると、12レースすべてで馬券に絡む馬が出ていて、
3頭以上が出走したら9レースすべてで勝ち馬が出ています。凄すぎ(笑)。
シンハライトのいない
秋華賞も、結局、勝つのは
ディープインパクト産駒、ということになるのでしょうか。その出走頭数に注目しましょう。
10月15日~16日に行われる東京、京都、新潟の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
10月15日~16日
場所 |
芝 |
東京 |
Aコース・2週目 |
京都 |
Aコース・2週目 |
新潟 |
Aコース・1週目 |
10月15日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
プラタナス賞 |
[0.0.2.18] |
東京10R |
白秋S |
[0.0.1.27] |
東京11R |
府中牝馬S |
[1.0.0.28] |
京都9R |
紫菊賞 |
出走ナシ |
京都10R |
堀川特別 |
[0.2.3.11] |
京都11R |
清水S |
[1.2.1.16] |
新潟10R |
瓢湖特別 |
[0.0.1.11] |
新潟11R |
妙高特別 |
[2.0.2.22] |
新潟12R |
稲光特別 |
[1.1.1.3] |
10月16日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京10R |
赤富士S |
[0.1.2.23] |
東京11R |
アイルランドT |
[0.0.1.14] |
東京12R |
神奈川新聞杯 |
[0.2.0.9] |
京都9R |
もみじS |
出走ナシ |
京都10R |
鳴滝特別 |
[0.0.0.1] |
京都11R |
秋華賞 |
[0.1.2.26] |
京都12R |
藤森S |
[0.1.1.16] |
新潟10R |
粟島特別 |
[1.3.2.8] |
新潟11R |
信越S |
[2.0.0.10] |
新潟12R |
鳥屋野特別 |
[0.1.1.21] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆清水S(1600万、京都芝外1600m)清水Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は
213%です。好走率の高いレースですが、穴ぐさ💨の激走がなぜか
1年置きになっていて、去年に激走馬が出ている点が気になったりします……。
③着以内に入った4頭は
4~5歳馬で、馬番8番以内でした。4頭は父が
サンデー系ではなかったので(3頭は母父が
サンデー系)、血統的には
父がサンデー系ではない馬を狙ってみると面白いかもしれません。4頭は休み明け初戦~叩き4戦目だったので、ある程度フレッシュなタイプを狙いたいですね。
☆注目レース☆赤富士S(1600万、東京ダート2100m)赤富士Sでの穴ぐさ💨は
[0.1.2.23](複勝率11.5%)で、複勝回収率が
131%です。
馬券に絡んだ穴ぐさ💨は
4~5歳の牡馬で、父か母父が
ミスプロ系です。いずれも
近2走以内に連対歴があったので、勢いのありそうな
ミスプロ系内包馬がいたら注目しましょう。
☆注目レース☆神奈川新聞杯(1000万、東京芝1400m)神奈川新聞杯での穴ぐさ💨は
[0.2.0.9](複勝率18.2%)で、複勝回収率は
162%です。
連対圏に入った2頭はどちらも前走がふた桁着順でしたが、
休み明け初戦でした。その2頭は
東京芝で勝ち鞍を挙げたことがあったので、東京実績のある馬の叩き2戦目に注意しましょう。
☆注目レース☆堀川特別(1000万、京都芝外1800m)堀川特別での穴ぐさ💨は
[0.2.3.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は
146%です。
牝馬限定戦となってからは[0.2.2.9]で、馬券圏内に激走した穴ぐさ💨はいずれも
偶数馬番でした。その4頭は
中3週以内の臨戦で、前走が重賞だった馬以外の3頭は前走で掲示板に載っていました。順調に使われていて偶数馬番に入った馬が面白そうです。
☆注目レース☆粟島特別(500万、新潟芝外1800m)粟島特別での穴ぐさ💨は
[1.3.2.8](複勝率42.9%)で、複勝回収率は
215%です。芝の時に限ると
[0.2.2.8](複勝率33.3%)で、複勝回収率は
201%です。
芝で馬券に絡んだ4頭は
馬番9~16番で、真ん中から外枠が良さそうです。4頭はいずれも父が
サンデー系以外で、父か母父がミスプロ系の馬も1頭もいないので、そこは注意したいですね。4頭はいずれも
左回りで勝ち鞍があったので、サウスポーがいたら評価を上げましょう。
■ちなみに…■秋華賞での穴ぐさ💨は[0.1.2.26]で、
府中牝馬Sでは[1.0.0.28]です。それぞれの過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬の頭数は、
秋華賞が7頭、
府中牝馬Sが6頭となっています。
秋華賞で激走した7頭は、馬番6番以内の馬が4頭で、馬番13番より外枠の馬が3頭。
内か外の極端な枠の馬が多くなっています。7頭はいずれも
中3週以内の臨戦で、近4走以内に勝ち鞍がありました。
7頭はいずれも
重賞で馬券に絡んだことがあったものの、重賞ウイナーは1頭だけ。重賞での②~③着がありながら人気薄に放置されている馬に妙味がありそうです。
府中牝馬Sで激走した6頭は
32秒6~34秒3という上がりで馬券に絡んでいます。6頭はいずれも父か母父が
サンデー系なので、
サンデー内包で決め手のあるタイプを選びたいですね。
6頭のうち5頭は
近2走以内に④着以内があり、例外はG1勝ち馬なので、ある程度の調子の良さも感じられる馬が良さそうです。