10月以降の2歳重賞ではノーザンファームの生産馬が7レース連続連対中!
先週(12月3~4日)の穴ぐさ💨は
[5.6.6.86](複勝率16.5%)で、単勝回収率が
118%でした。
チャンピオンズCで
【C】評価だった
アスカノロマンが10番人気で③着に激走して、3連複が
万馬券(1万1180円)になりましたね。1番人気だった
アウォーディーが絡んでの万馬券で、穴ぐさ💨報告掲示板を見ると多くの方が馬券を獲られたようですね。おめでとうございました!
今週末は香港でスプリント、マイル、ヴァーズ、カップの
国際競走4レースがあり、国内では
阪神JFが行われます。今週&来週と
2歳G1が行われるわけですが、今年の2歳重賞は
勝ち馬がほぼ1~3番人気という傾向があります。
【2016年のJRA2歳重賞】
人気 |
着別度数 |
1番人気 |
[3.3.2.3] |
2番人気 |
[3.2.1.5] |
3番人気 |
[4.0.1.6] |
4番人気 |
[0.1.3.7] |
5番人気 |
[1.0.1.9] |
6番人気以下 |
[0.5.3.78] |
11レースが行われ、4番人気以下で勝利したのは
札幌2歳Sでの
トラスト(5番人気)だけです。
札幌2歳Sは9月3日で、翌日の4日に行われた
小倉2歳S(
レーヌミノルが優勝)以降は8レース連続で
1~3番人気馬が勝利しているということです。
今年の2歳重賞では
牝馬が5勝を挙げていて、10月以降では
リスグラシュー(
アルテミスS)、
ミスエルテ(
ファンタジーS)、
ジューヌエコール(
デイリー杯2歳S)が勝っているわけですが、実はこの3頭は
ノーザンファームの生産馬です。
ノーザンファームの生産馬は今年のJRA2歳重賞で[4.5.3.17](勝率13.8%、連対率31.0%、複勝率41.4%)という成績で、
10月以降に行われた7レースすべてで連対馬が送り出されています。凄いですよねぇ。その成績は、時期と人気で次のように分けられます。
【2016年のJRA2歳重賞におけるノーザンファームの生産馬】
人気 |
7~9月 |
10~11月 |
1番人気 |
[0.1.0.1] |
[2.1.1.1] |
2番人気 |
出走なし |
[1.2.0.0] |
3番人気 |
[0.0.0.2] |
[1.0.1.1] |
4番人気 |
出走なし |
[0.1.0.3] |
5番人気 |
出走なし |
[0.0.0.2] |
6番人気以下 |
[0.0.1.2] |
[0.0.0.5] |
馬券に絡んだ馬はほとんどが
上位人気に推されていましたが、10~11月に1~3番人気に推されたら[4.3.2.2]ですからね。馬券圏外に敗れた2頭はどちらも
デイリー杯2歳Sで、同レースを制したのは
ノーザンファーム生産で2番人気だった
ジューヌエコールでした。
今週末の
阪神JFには、
ノーザンファームの生産馬は
サトノアリシア、
ジューヌエコール、
ディーパワンサ、
リスグラシューが登録しています。
社台ファームの生産で2連勝中の
ソウルスターリングや
ヴゼットジョリーも人気を集めそうですが、果たして制するのはどの馬でしょうかね。
阪神JFと
朝日杯FSが行われる
阪神芝外1600mは、穴ぐさ💨の好走率も高いコースなので、その傾向も記しておきましょう。
今年は
[3.6.3.54](複勝率18.2%)で、回収率は単勝が
212%、複勝が
121%です。
真ん中から外枠の穴ぐさ💨が好成績を残しているという傾向があります。
【2016年阪神芝外1600mでの穴ぐさ💨】
枠 |
着別度数 |
複勝率 |
1枠 |
[0.1.0.7] |
12.5% |
2枠 |
[0.2.2.8] |
33.3% |
3枠 |
[0.0.0.8] |
0.0% |
4枠 |
[0.0.0.13] |
0.0% |
5枠 |
[1.2.1.2] |
66.7% |
6枠 |
[1.0.0.3] |
25.0% |
7枠 |
[0.1.0.4] |
20.0% |
8枠 |
[1.0.0.9] |
10.0% |
複勝率で比べると、
1~4枠だと12.2%で、
5~8枠だと28.0%です。
阪神JFや
朝日杯FSで、穴ぐさ💨がどの枠に入るかにもご注目ください。
12月10日~11日に行われる3場(中山、阪神、中京)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
12月10日~11日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・2週目 |
阪神 |
Aコース・2週目 |
中京 |
Aコース・2週目 |
12月10日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
霞ヶ浦特別 |
[1.1.0.10] |
中山10R |
アクアラインS |
[1.0.1.27] |
中山11R |
ラピスラズリS |
[0.2.1.15] |
阪神9R |
摂津特別 |
[0.1.0.12] |
阪神10R |
オリオンS |
[0.0.1.15] |
阪神11R |
チャレンジC |
[1.2.0.16] |
中京10R |
長良川特別 |
[1.0.1.18] |
中京11R |
浜名湖特別 |
[0.0.1.8] |
中京12R |
豊川特別 |
[0.0.1.5] |
12月11日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
黒松賞 |
[1.1.2.20] |
中山10R |
美浦S |
[2.3.2.12] |
中山11R |
カペラS |
[0.1.2.21] |
阪神9R |
境港特別 |
[2.0.0.5] |
阪神10R |
堺S |
[0.1.1.13] |
阪神11R |
阪神JF |
[0.1.3.26] |
阪神12R |
夙川特別 |
[2.2.0.22] |
中京10R |
こうやまき賞 |
[0.0.0.2] |
中京11R |
名古屋日刊スポーツ杯 |
[1.0.2.20] |
中京12R |
犬山特別 |
[1.2.1.17] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆阪神JF(G1、阪神芝外1600m)阪神JFでの穴ぐさ💨は
[0.1.3.26](複勝率13.3%)で、複勝回収率は
104%です。昨年は
【C】評価だった
ウインファビラスが10番人気で②着に激走しました。
過去10年の勝ち馬は
1~5番人気で、7番人気以下は[0.4.3.7]という成績です。激走した穴ぐさ💨4頭もこの中に含まれていて、穴馬は
②&③着付けが良さそうですね。
激走馬7頭のうち5頭は
前走①着で、例外馬の2頭は
前走が重賞で4~5番人気で④~⑤着でした。7頭のうち4頭は前走が1400mだったので(3頭は前走が1600m)、距離延長馬も侮らない方が良さそうです。
7頭のうち4頭は母父が
ネイティブダンサーの系統(
ミスプロ系など)で、3頭は母父が
グレイソヴリン系でした。7頭のうち6頭は父が
サンデー系か
ノーザンダンサー系だったので、そのような組み合わせの馬がいたら注目しましょう。
☆注目レース☆チャレンジC(G3、阪神芝外1800m)チャレンジCでの穴ぐさ💨は
[1.2.0.16](複勝率15.8%)で、複勝回収率は
102%です。
芝1800m戦になってから7番人気以下で③着以内に入った馬は4頭いて、いずれも
ハンデ54~55kgの牡セン馬でした。4頭のうち3頭は近3走以内で
準OPを勝ち上がっていたので、昇級間もないタイプを確認しておきましょう。
2000m戦だった頃も含めて過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、すべて
6~8歳の牡セン馬です。7頭のうち6頭は
芝重賞で③着以内に入ったことがなかったので、実績面は気にしすぎない方が良さそうです。
☆注目レース☆美浦S(1600万、中山芝1800m)美浦Sでの穴ぐさ💨は
[2.3.2.12](複勝率36.8%)で、複勝回収率は
214%です。昨年は②着
ロジメジャー&③
シャドウウィザードという
【穴ぐさ💨ダブル】でした。
ハンデ戦になってから馬券に絡んだ穴ぐさ💨4頭は、
ハンデ54~55kgの5~6歳の牡セン馬です。いずれも前走の東京芝で馬券圏外に敗れていましたが、4頭のうち3頭は
中山芝で勝ち鞍があったので、コース替わりで浮上しそうな馬に注意しましょう。
■ちなみに…■過去8回の
カペラSで穴ぐさ💨は[0.1.2.21]ですが、近4年での最先着穴ぐさ💨の着順は③②④③着です。
過去8年で7番人気以下で③着以内に入った馬は10頭いて、すべて
4~6歳の牡セン馬です。10頭のうち6頭は父
ミスプロ系で、残りの4頭のうち2頭は母父が
ミスプロ系だったので、
ミスプロ系を持つ馬をチェックしておきましょう。
激走馬10頭は中5週以内の臨戦で、7頭は前走が1400~1600mでした。前走から
距離を短縮されてきた馬に注意ですね。