有馬記念の1番人気はキタサンブラック? サトノダイヤモンド? 内枠に入るのは!?
先週の穴ぐさ💨は
[4.6.8.90](複勝率16.7%)で、
朝日杯FSでは
【A】評価だった
モンドキャンノが②着に食い込みました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございました!
朝日杯FSは優勝した
サトノアレスが6番人気で、今秋のJRA芝G1では9レース目にして初めて
4番人気以下の馬が勝ちました。ただ、
サトノアレスは前走の
ベゴニア賞をメンバー中最速の上がり33秒8で勝っていた
ディープインパクト産駒で、これは一昨年の
朝日杯FSを勝利した
ダノンプラチナと似ていました。
昨年の
朝日杯FSは
ディープインパクト産駒がいなかったですけれど、今年は2頭いて(
サトノアレスと
クリアザトラック)、1戦1勝の
クリアザトラック(3番人気)よりも
サトノアレスの方が人気が低かったんですよね。一昨年の
ダノンプラチナは1番人気でしたし、血統派の人は今年の
サトノアレスは
人気がおかしかったと思ったんじゃないでしょうか。
サトノアレスは「メインレースの考え方」でも
「◎」に指名されて、今年の
朝日杯FSは、①着
「◎」→②着
【A】評価の穴ぐさ💨でした。この2頭のワイドは
16.9倍で、今年のG1において、「◎」・「○」・「▲」と穴ぐさ💨のワイドを買った場合、回収率は
126.0%となっています。
今年のG1における「◎」・「○」・「▲」と穴ぐさ💨【A】~【C】の成績は、次のようになっています。
【2016年JRAでのG1】
印 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
◎ |
[5.6.1.9] |
23.8% |
52.4% |
57.1% |
○ |
[3.6.3.9] |
14.3% |
42.9% |
57.1% |
▲ |
[4.3.1.13] |
19.0% |
33.3% |
38.1% |
穴ぐさ💨【A】 |
[2.1.2.16] |
9.5% |
14.3% |
23.8% |
穴ぐさ💨【B】 |
[0.1.1.19] |
0.0% |
4.8% |
9.5% |
穴ぐさ💨【C】 |
[1.0.2.18] |
4.8% |
4.8% |
14.3% |
今年のG1・
21レースのうち、半数以上の11レースで「◎」が連対していて、「◎」が連外となった10レースでは「○」か「▲」が連対しています。
「◎」・「○」・「▲」と穴ぐさ💨のワイドは、
どの組み合わせで回収率が高いのか調べたところ、次のようになっていました。
【2016年JRAのG1での穴ぐさ💨ワイド回収率】
印 |
◎ |
○ |
▲ |
穴ぐさ💨【A】 |
147.1% |
210.0% |
187.6% |
穴ぐさ💨【B】 |
0.0% |
51.4% |
167.6% |
穴ぐさ💨【C】 |
221.4% |
167.6% |
0.0% |
それぞれが掛け合わされたところが、そのワイドでの回収率になります。好走率がいちばん高いのが
穴ぐさ💨【A】だけあって、そこからのワイドは「◎」でも「○」でも「▲」でも回収率が100%を超えています。今週末の
有馬記念でも、参考にしてみてください。
今年の
有馬記念は、
ジャパンC勝ち馬の
キタサンブラックか、
菊花賞馬の
サトノダイヤモンドが
1番人気だと思いますが、2頭がそれぞれどのような枠順になるか、それがポイントになるのではないでしょうか。
今年のJRAでの平地G1は21レースが行われ、
1番人気馬は馬番別の成績が次のようになっています。
【2016年JRAの平地G1での1番人気馬】
馬番 |
着別度数 |
馬番1~4番 |
[6.1.1.3] |
馬番5~10番 |
[1.4.0.2] |
馬番11~17番 |
[0.0.1.2] |
7頭が1番人気に応えて優勝していますが、そのうち6頭は
馬番4番以内です。馬番5番より外枠で勝利したのは、
天皇賞・秋での
モーリス(馬番8番)だけなんですよね。
内枠に入ったから人気を集めたのか、それとも素直に実力を評価されたのか定かではありませんが、果たして
有馬記念での
1番人気馬はどの馬番のどの馬になるでしょうか。
12月23日~25日は中山、阪神の2場開催で、阪神芝は
Bコースに替わります。
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
12月23日~25日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・4週目 |
阪神 |
Bコース・1週目 |
12月23日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
クリスマスローズS |
[0.0.1.9] |
中山10R |
中山大障害 |
出走ナシ |
中山11R |
グレイトフルS |
[1.0.0.9] |
中山12R |
ノエル賞 |
[0.0.0.12] |
阪神9R |
千両賞 |
[0.0.1.4] |
阪神10R |
クリスマスキャロル賞 |
[1.3.1.18] |
阪神11R |
六甲アイランドS |
[1.2.1.16] |
12月24日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
冬桜賞 |
[1.0.0.5] |
中山10R |
クリスマスC |
[2.0.2.18] |
中山11R |
師走S |
[0.2.0.25] |
阪神9R |
ジングルベル賞 |
出走ナシ |
阪神10R |
摩耶S |
[0.4.1.19] |
阪神11R |
阪神C |
[1.1.0.27] |
12月25日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山7R |
グッドラックHC |
[1.3.6.17] |
中山8R |
フェアウェルS |
[2.1.0.26] |
中山9R |
ホープフルS |
[2.0.1.16] |
中山10R |
有馬記念 |
[2.2.3.22] |
中山11R |
ハッピーエンドC |
[1.3.2.23] |
阪神9R |
江坂特別 |
[1.1.0.10] |
阪神10R |
赤穂特別 |
[1.1.0.10] |
阪神11R |
カウントダウンS |
[0.0.0.6] |
阪神12R |
ファイナルS |
[1.2.0.24] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆有馬記念(G1、中山芝2500m)有馬記念での穴ぐさ💨は
[2.2.3.22](複勝率24.1%)で、回収率は単勝が
238%、複勝が
144%です。昨年は
【B】評価だった
ゴールドアクターが優勝しました。
馬券に絡んだ穴ぐさ💨は
2~5枠で、7頭中6頭が2~4枠でした。内目の枠から多く出ているわけですが、1枠の穴ぐさ💨は[0.0.0.4]だったりします。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち7頭が穴ぐさ💨です。激走した10頭のうち3頭は前走で
G2か
G3を勝っていて、7頭は前走が
G1で⑤着以下でした。
激走馬の10頭中7頭は
中山芝2000m以上で勝ち鞍があり、残りの3頭は中山での出走歴が0~1回でした。2010年以降に激走した6頭はすべて
3~4歳の牡馬なので、若くて中山実績がある馬は見逃さないようにしましょう。
☆注目レース☆六甲アイランドS(1600万、阪神芝1400m)六甲アイランドSでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は
149%です。
馬券圏内に激走した穴ぐさ💨は
中4週以内の臨戦で、4頭中3頭は前走から
距離を短縮されていました。4頭はいずれも前走が掲示板外でしたが、0秒2~0秒5差だったので、前走着順よりも
前走着差を確認しましょう。
☆注目レース☆摩耶S(1600万、阪神ダート1800m)摩耶Sでの穴ぐさ💨は
[0.4.1.19](複勝率20.8%)で、複勝回収率は
114%です。2012年以降は4年連続で馬券に絡む馬が出ています。
ハンデ戦となってから③着以内に入った穴ぐさ💨は
4~6歳の牡馬で、ハンデ54~57kgでした。いずれも
ひと桁馬番での激走です。その4頭のうち3頭は
近3走以内に③着以内の好走歴があったので、近走成績をチェックしておきましょう。
☆注目レース☆グッドラックHC(1000万、中山芝2500m)グッドラックHCでの穴ぐさ💨は
[1.3.6.17](複勝率37.0%)で、複勝回収率は
231%です。2011年以降は5年連続で③着以内に入る馬が出ています。
激走した穴ぐさ💨はすべて
3~6歳の牡馬で、ハンデ53~56kgです。10頭中9頭は3~5歳で、2011年以降の6頭はすべて父か母父が
サンデー系です。
激走馬10頭はすべて
芝2400m以上で連対歴があり、8頭は
芝2500m以上で③着以内の好走歴があったので、長距離実績は重要そうです。
☆注目レース☆ハッピーエンドC(1000万、中山芝1200m)ハッピーエンドCでの穴ぐさ💨は
[1.3.2.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は
101%です。芝1200mで施行された時は、9年中6年で馬券に絡んでいます。
激走した6頭のうち5頭は
3歳馬で、同じく6頭のうち5頭は父か母父が
ノーザンダンサー系でした。5頭はいずれも
近4走以内に勝ち鞍があったので、勢いがありそうな若い馬に注目しましょう。
☆注目レース☆クリスマスキャロル賞(1000万、阪神ダート1400m)クリスマスキャロル賞での穴ぐさ💨は
[1.3.1.18](複勝率21.7%)で、複勝回収率は
133%です。ダート戦に替わった近2年でも馬券に絡む馬が出ています。
ダートで施行された時に激走した2頭は父か母父が
ミスプロ系で、前走は掲示板外でしたが、東京ダートでした。2頭はいずれも500万以上での2勝を
右回りで挙げていたので、右回りに戻って逆襲が期待できるタイプが良さそうです。
■ちなみに…■阪神Cでの穴ぐさ💨は[1.1.0.27]で、
ホープフルSでは[2.0.1.16]です。
過去10年の
阪神Cでは7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、そのうち9頭が父
サンデー系です。2011年以降の激走馬6頭はすべて父
サンデー系で、
4~6歳馬です。
13頭はいずれも
中6週以内の臨戦で、前走が
マイルCSだった馬が7頭います。13頭のうち9頭は
芝重賞ウイナーだったので、実績馬は侮らないようにしましょう。
過去10年の
ホープフルSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、そのうち8頭は
前走が4角6番手以内でした。激走馬の9頭のうち8頭は芝1800m以下を4角5番手以内で勝ったことがあったので、先行力のありそうなタイプに一目を置いておくと良さそうです。