中山金杯は上位人気馬と穴ぐさを絡め、京都金杯は穴ぐさから穴馬券狙いが有効!?
先週(12月23~25日)の穴ぐさ💨は
[7.9.10.89](複勝率22.6%)で、回収率は単勝が
103%、複勝が
125%でした。
有馬記念は上位人気3頭による決着で、穴ぐさ💨は④&⑤着まででしたが、
ホープフルSで
【A】評価だった
マイネルスフェーンが8番人気で②着に激走してくれました。
有馬記念は②着に敗れたものの、
キタサンブラックに対して改めて
強いなあと思いましたね。3コーナーで
サトノノブレスに突かれたことや直線に入って早めに
ゴールドアクターに迫られたこと、勝った
サトノダイヤモンドと2kgの斤量差があったことを考えると、あの粘り腰は驚異的でしょう。
キタサンブラックは今年6戦して[3.2.1.0]という成績で、敗れた3戦もすべて
勝ち馬と同タイムで走破しているんですよね。
モーリスでも、
安田記念(0秒2差②着)や
札幌記念(0秒3差②着)で1馬身以上の差を付けられて敗れていますからね。
キタサンブラックの安定した走りは称賛すべきと思います。
優勝した
サトノダイヤモンドは今年が[4.1.1.0]という成績で、③着の
皐月賞が0秒4差でしたが、②着の
ダービーがハナ差で、こちらもいつでもどんなコースでも
安定した末脚を発揮していました。2017年は
凱旋門賞から逆算してローテーションが組まれるとのことで、楽しみですね。
果たして2016年の
年度代表馬は何になるのでしょうか? 2年連続で
モーリス(天皇賞・秋、香港C、チャンピオンズマイル)か、
サトノダイヤモンド(菊花賞、有馬記念)か、
キタサンブラック(天皇賞・春、ジャパンC)か。
さて、2016年の中央競馬も終了しまして、
一年間ありがとうございました。馬券を的中されて、
「穴ぐさ💨報告掲示板」に書き込んでくださったみなさん、本当にありがとうございます!
2016年の穴ぐさ💨に関して、まずは
騎手リーディングをご覧いただきましょう。
【2016年穴ぐさ💨騎手リーディング】
騎手 |
③着以内数 |
着別度数 |
複勝率 |
大野騎手 |
25 |
[9.9.7.94] |
21.0% |
田辺騎手 |
20 |
[9.2.9.76] |
20.8% |
柴田大騎手 |
20 |
[5.10.5.74] |
21.3% |
和田騎手 |
19 |
[4.5.10.107] |
15.1% |
藤岡康騎手 |
18 |
[6.6.6.58] |
23.7% |
北村友騎手 |
16 |
[7.4.5.78] |
17.0% |
柴山騎手 |
16 |
[4.7.5.78] |
17.0% |
丸山騎手 |
16 |
[4.5.7.63] |
20.3% |
内田騎手 |
15 |
[5.5.5.105] |
12.5% |
吉田豊騎手 |
15 |
[4.5.6.78] |
16.1% |
石川騎手 |
15 |
[2.6.7.57] |
20.8% |
丸田騎手 |
14 |
[5.3.6.55] |
20.3% |
松岡騎手 |
14 |
[3.5.6.89] |
13.6% |
横山典騎手 |
14 |
[2.7.5.55] |
20.3% |
岩田騎手 |
14 |
[2.6.6.70] |
16.7% |
松若騎手 |
14 |
[0.8.6.67] |
17.3% |
加藤祥騎手 |
13 |
[5.2.6.38] |
25.5% |
菱田騎手 |
13 |
[3.6.4.72] |
15.3% |
吉田隼騎手 |
13 |
[3.5.5.54] |
19.4% |
松山騎手 |
13 |
[2.5.6.83] |
13.5% |
穴ぐさ💨で馬券に絡んだ回数がもっとも多かったのは、
大野騎手でした。
田辺騎手、
柴田大騎手、
和田騎手という常連を上回っての1位で、
たいへんお世話になりました。
2016年に
大野騎手が穴ぐさ💨に騎乗した時の複勝率は21.0%で、回収率は単勝が
200%、複勝が
125%でした。記憶に残っているのは、
メイショウスザンナに騎乗して15番人気ながら③着まで追い込んだ
中山牝馬Sですね。あの馬のように、道中で脚を溜め、
差しての激走が多かったように思います。
大野騎手は2016年のJRAで
52勝を挙げて、これは12年目での
キャリアハイなんですよね。4~5年前に、関東の某トップジョッキーが
上手な騎手として
大野騎手の名前を挙げていることを人づてに聞いたことがあり、近年の活躍もなるほどなあと思っています。2017年も期待します!
穴ぐさ💨に騎乗しての複勝率で見ると、
加藤祥騎手(25.5%)や
藤岡康騎手(23.7%)、そして上表では欄外ですが、
中谷騎手([4.4.4.37]・複勝率24.5%)が目立ちます。この3騎手は回収率が単複とも
100%を超えました(
加藤祥騎手は単202%・複150%、
藤岡康騎手は単151%・複122%、
中谷騎手は単125%・複118%)。2017年も注目でしょうね。
穴ぐさ💨は重賞と最終レースで
【A】~
【C】の評価付けをしていますが、その2016年での成績は次のようになりました。
【2016年の重賞での穴ぐさ💨】
評価 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
A |
[4.10.4.99] |
3.4% |
12.0% |
15.4% |
B |
[6.3.7.102] |
5.1% |
7.6% |
13.6% |
C |
[2.2.7.99] |
1.8% |
3.6% |
10.0% |
【2016年の重賞以外での穴ぐさ💨】
評価 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
A |
[9.22.15.219] |
3.4% |
11.7% |
17.4% |
B |
[10.14.17.224] |
3.8% |
9.1% |
15.5% |
C |
[6.8.14.223] |
2.4% |
5.6% |
11.2% |
重賞においても、重賞以外においても、やっぱり
【A】>
【B】>
【C】の順ですね。
【C】であっても
魂を込めて選んでいるんですけれど………2017年も、どうぞ参考にしてください。
2017年の中央競馬は、例年と同じく、5日の
金杯からスタートします。
中山金杯は2011年以降の6年で、6番人気以下で③着以内に入った馬が2頭だけなんですが、その2頭が
穴ぐさ💨でした。
京都金杯は2013年以降の
4年連続で
穴ぐさ💨が馬券に絡んでいます。
中山金杯は上位人気馬を軸にして
穴ぐさ💨を絡め、
京都金杯は
穴ぐさ💨を軸にして穴馬券を狙うという手が有効かもしれません。2017年もみなさんの馬券に貢献できるように頑張ります!
1月5日、7~8日に行われる
中山、
京都の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです(
中山芝は12月時のAコースからCコースに替わります)。
1月5日、7~8日
場所 |
芝 |
中山 |
Cコース・1週目 |
京都 |
Aコース・1週目 |
1月5日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
ジュニアC |
[0.1.1.11] |
中山10R |
招福S |
[0.1.1.14] |
中山11R |
中山金杯 |
[0.2.1.26] |
京都9R |
初夢S |
[0.0.3.22] |
京都10R |
万葉S |
[0.1.0.10] |
京都11R |
京都金杯 |
[1.2.2.25] |
1月7日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
寒竹賞 |
[1.1.1.14] |
中山10R |
迎春S |
[1.1.0.11] |
中山11R |
ポルックスS |
[1.0.0.8] |
京都9R |
福寿草特別 |
[0.1.1.4] |
京都10R |
羅生門S |
[1.1.0.22] |
京都11R |
淀短距離S |
[1.3.1.23] |
1月8日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
成田特別 |
[0.1.3.21] |
中山10R |
サンライズS |
[1.2.2.24] |
中山11R |
フェアリーS |
[1.1.1.21] |
京都9R |
五条坂特別 |
[0.1.2.14] |
京都10R |
寿S |
[3.1.0.17] |
京都11R |
シンザン記念 |
[2.1.3.19] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆シンザン記念(G3、京都芝外1600m)シンザン記念での穴ぐさ💨は
[2.1.3.19](複勝率24.0%)で、複勝回収率が
140%です。
馬券圏内に激走した6頭の穴ぐさ💨を含めて、過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、すべて
中1~4週の臨戦でした。11頭のうち9頭は
前走が⑤着以内で、例外の1頭は前走が⑥着、もう1頭は前走が1位入線での⑩着降着でした。
昨年は穴ぐさ💨の
ロジクライが8番人気で勝ち、③着に11番人気の
シゲルノコギリザメが入りましたが、前者は
キャリア4戦、後者は
キャリア5戦でした。激走した11頭のうち、
キャリア4戦以上だった馬が9頭を数えるので、経験のあるタイプを侮らないようにしましょう。
☆注目レース☆サンライズS(1600万、中山芝1200m)サンライズSでの穴ぐさ💨は
[1.2.2.24](複勝率17.2%)で、複勝回収率は
113%です。昨年は
スカイキューティーが9番人気で①着となりました。
昨年時の
スカイキューティーは中3週での臨戦で、馬券に絡んだ穴ぐさ💨はすべて
中3週以内でした。また、激走した穴ぐさ💨はいずれも
5歳以上で、5頭中4頭は
6歳以上です(
スカイキューティーも6歳)。同じく5頭中4頭は
牝馬だったので、ベテランや牝馬をマークしましょう。
☆注目レース☆寿S(1600万、京都芝2000m)寿Sでの穴ぐさ💨は
[3.1.0.17](複勝率19.0%)で、複勝回収率は
118%です。昨年は11頭立てながら
ロングリバイバルが8番人気で①着となりました。
連対した4頭の穴ぐさ💨は
中5週以内の臨戦で、4頭のうち3頭は前走で0秒3~0秒5差で走っていました(例外馬は前走がG2)。4頭中3頭は
3番手以内に先行して激走しているので、前に行けそうなタイプに注意しましょう。
☆注目レース☆寒竹賞(500万、中山芝2000m)寒竹賞での穴ぐさ💨は
[1.1.1.14](複勝率17.6%)で、複勝回収率は
145%です。
馬券に絡んだ穴ぐさ💨は前走が
芝1600mで⑤着以下でしたが、
メンバー中最速か34秒台の上がりを使っていました。その3頭は
6~8枠での激走だったので、距離延長での外目の枠でも、前走の末脚に見どころがあった馬を評価すると良さそうです。
■ちなみに…■中山金杯での穴ぐさ💨は[0.2.1.26]で、
京都金杯では[1.2.2.25]です。前述した通り、
京都金杯での穴ぐさ💨は2013年以降の
4年連続で馬券に絡んでいます。
過去10年の
京都金杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、すべての馬の前走が
11月25日以降でした。2010年以降の激走馬7頭は父か母父が
サンデー系で、間隔の空いていない
サンデー系内包馬が良さそうです。
激走馬の11頭のうち10頭は
近2走以内に芝1400~1600mで③着以内の好走歴があったので、近走成績も確認しておきましょう。
過去10年の
中山金杯では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭で、
京都金杯よりも荒れにくくなっています。6頭のうち5頭が
ひと桁馬番で、2008年以降の5頭はすべて
ハンデ54~55kgの牡馬です。
激走した6頭のうち5頭は
右回りで小回りの芝1800~2000mで勝ったことがあったので、右回りのO型コースの実績をチェックしておきましょう。