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ディープインパクト産駒は中山記念で今年の初重賞勝利を挙げられるか!?

先週(2月18~19日)の穴ぐさ💨は[1.9.4.91](複勝率13.3%)でした。ダイヤモンドS【A】評価だったラブラドライトが②着、京都牝馬Sでは【B】評価だったワンスインナムーンが②着に食い込みましたが、フェブラリーSではエイシンバッケンが④着まで…。カフジテイクに伸び負けてしまいました。

そのカフジテイクも③着まででしたが、1番人気で馬券圏内は死守しました。これで今年のJRA重賞での1番人気馬は[10.3.5.2]という成績で、ハンデ戦以外では[5.3.5.0]となっています。

【2017年のJRA重賞の1番人気】
月日 レース名 条件 馬名 着順
2月19日 フェブラリーS ダート カフジテイク
2月19日 小倉大賞典 ハンデ ストロングタイタン 5
2月18日 ダイヤモンドS ハンデ アルバート
2月18日 京都牝馬S 牝馬 レッツゴードンキ
2月12日 共同通信杯   ムーヴザワールド
2月12日 京都記念   マカヒキ
2月11日 クイーンC 牝馬 アドマイヤミヤビ
2月5日 きさらぎ賞   サトノアーサー
2月5日 東京新聞杯   エアスピネル
1月29日 シルクロードS ハンデ ネロ 11  
1月29日 根岸S ダート カフジテイク
1月22日 東海S ダート グレンツェント
1月22日 アメリカJCC   ゼーヴィント
1月17日 日経新春杯 ハンデ ミッキーロケット
1月15日 京成杯   コマノインパルス
1月14日 愛知杯 牝馬ハンデ マキシマムドパリ
1月8日 シンザン記念   ペルシアンナイト
1月8日 フェアリーS 牝馬 アエロリット
1月5日 京都金杯 ハンデ エアスピネル
1月5日 中山金杯 ハンデ ツクバアズマオー

条件のところに「ハンデ」と記したのがハンデ戦で、ダート重賞は「ダート」、牝馬限定重賞は「牝馬」と記しました。「メインレースの考え方」での印も併記して、「◎」に推された馬が[6.1.1.0]、「◯」だと[3.2.4.0]、「▲」だと[1.0.0.1]、無印だと[0.0.0.1]となっています。

今週末の重賞は、アーリントンC阪急杯中山記念の3レースで、いずれも芝の牡牝混合戦(ハンデ戦以外)です。今年の傾向的に見れば、1番人気馬は安泰かもしれませんね。

注目度が高いのは中山記念で、同レースにはアンビシャスヴィブロスツクバアズマオーヌーヴォレコルトネオリアリズムリアルスティールロゴタイプなどが登録しています。このうち、アンビシャスヴィブロスリアルスティールディープインパクト産駒1番人気の可能性もありそうですが、実はディープインパクト産駒は今年まだJRAの重賞勝利がないんですよね。

【2017年のJRA重賞でのディープインパクト産駒】
日付 レース名 馬名 着順
2月19日 小倉大賞典 ヒストリカル
ダコール
クランモンタナ
ケイティープライド

10
13
14
2月19日 フェブラリーS デニムアンドルビー 16
2月18日 京都牝馬S スナッチマインド
ウリウリ

12
2月18日 ダイヤモンドS ファタモルガーナ
トーセンレーヴ
7
9
2月12日 京都記念 スマートレイアー
マカヒキ
ガリバルディ


6
2月12日 共同通信杯 ムーヴザワールド
2月11日 クイーンC フローレスマジック
ハナレイムーン

5
2月5日 きさらぎ賞 サトノアーサー
2月5日 東京新聞杯 プロディガルサン
ロイカバード

9
1月29日 シルクロードS ブランボヌール 13
1月22日 東海S ラストインパクト 9
1月22日 アメリカJCC ゼーヴィント
1月17日 日経新春杯 モンドインテロ
ダコール

13
1月15日 京成杯 ポポカテペトル 10
1月14日 愛知杯 リーサルウェポン 11
1月8日 シンザン記念 アルアイン 6
1月8日 フェアリーS キャスパリーグ 12
1月5日 京都金杯 フィエロ
ミッキージョイ
ガリバルディ

8
13

先週までで[0.5.6.19]という成績です。出走馬が2頭以上いた時は8レースのうち7レースで馬券に絡む馬が出ていますが(例外はダイヤモンドS)、中山記念で今年の初重賞制覇を飾れるでしょうか。

なお、冒頭で、ダイヤモンドS京都牝馬Sで穴ぐさ💨が②着に入ったことを記しましたが、この2頭はキングカメハメハ産駒(ラブラドライト)とアドマイヤムーン産駒(ワンスインナムーン)でした。

今年はメインレース(第11R)での穴ぐさ💨が好成績であることを記してきましたが、中でも父ミスプロ系の穴ぐさ💨の好走率が高くなっています。

【2017年の第11Rでの穴ぐさ💨】
父系 着別度数
父ミスプロ系 [4.3.2.12]
父サンデー系 [1.2.5.37]
父ロベルト系 [1.1.0.4]
父ボールドルーラー系 [0.1.0.4]
父ノーザンダンサー系 [0.0.1.14]
上記5系統以外 [0.0.0.8]

メインレースでの父ミスプロ系の穴ぐさ💨は[4.3.2.12]という成績で、回収率は単勝が339%、複勝が210%です。今週末もどうぞご注目ください。

今週末からは中山&阪神開催が始まります。2月25日~26日に行われる3場(中山、阪神、小倉)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

2月25日~26日
場所
中山 Aコース・1週目
阪神 Aコース・1週目
小倉 Bコース・1週目

2月25日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 水仙賞 [0.0.0.8]
中山10R アクアマリンS [2.2.3.22]
中山11R 総武S [0.2.0.20]
阪神9R 丹波特別 [0.1.1.13]
阪神10R 尼崎S [0.0.1.4]
阪神11R アーリントンC [1.2.2.17]
小倉10R くすのき賞 [0.0.1.14]
小倉11R 皿倉山特別 [1.1.2.15]
小倉12R 合馬特別 [2.1.0.17]

2月26日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 富里特別 [0.0.0.27]
中山10R ブラッドストーンS [2.0.2.25]
中山11R 中山記念 [1.1.0.16]
阪神9R すみれS 出走ナシ
阪神10R 伊丹S [0.3.1.20]
阪神11R 阪急杯 [0.0.1.29]
小倉10R 日田特別 [1.0.1.14]
小倉11R 関門橋S [1.1.0.11]
小倉12R 周防灘特別 [1.1.2.22]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
アーリントンC(G3、阪神芝外1600m)

アーリントンCでの穴ぐさ💨は[1.2.2.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は172%です。一昨年はヤングマンパワーが9番人気で勝ち、昨年はダンツプリウスが9番人気で②着となりました。

馬券圏内に激走した5頭は、上がりのかかったレースでの勝利実績がありました。その実績は、京都芝1800m(レース上がり35秒8)、函館芝1800m(同37秒2)、中山芝1600m(同34秒8)、中山芝1200m(同35秒2)、新潟芝2000m(同36秒2)。上がりのかかるコースで勝っていた馬は侮らない方が良いでしょう。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、6頭は馬体重が496kg以上でした。2011年以降に激走した5頭のうち4頭は前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、パワフルなタイプで、前走でしっかりした脚を使っていた馬に注意しましょう。

注目レース
アクアマリンS(1600万、中山芝1200m)

アクアマリンSでの穴ぐさ💨は[2.2.3.22](複勝率24.1%)で、複勝回収率は135%です。昨年はアドマイヤゴッドが7番人気で③着に入りました。

マイル戦だった頃も含めて③着以内に入った穴ぐさ💨はすべてひと桁馬番で、芝1200mでの激走馬は5頭のうち4頭が前走から斤量減でした。斤量減でひと桁馬番に入った馬はマークしておきましょう。

注目レース
周防灘特別(1000万、小倉芝1200m)

周防灘特別での穴ぐさ💨は[1.1.2.22](複勝率15.4%)で、複勝回収率は105%です。

馬券圏内に激走した穴ぐさ💨は4頭中3頭が中3週以内の臨戦で、同じく4頭中3頭は芝1600mで連対歴がありました。4頭はいずれも4角8番手以下からの差し込みだったので、少し長めの距離で実績があり、末の切れるタイプがいたら注目しましょう。

ちなみに…
中山記念での穴ぐさ💨は[1.1.0.16]で、阪急杯では[0.0.1.29]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、中山記念が5頭、阪急杯も5頭です。

中山記念で激走した5頭は、良馬場の時(2頭)が馬番9~16番で、道悪の時(3頭)が馬番1~5番でした。5頭はいずれも6~8歳の牡馬で、父がノーザンダンサー系ミスプロ系です。良馬場の時の激走馬は、4角3番手以内から粘り込んでいます。

阪急杯で激走した5頭はすべてひと桁の偶数馬番でした。5頭はいずれも芝重賞での連対歴があったので、そのような馬が人気薄で放置されていたら注意した方が良さそうです。

激走した5頭のうち4頭は4~5歳で、例外は阪神芝1400m巧者のサンカルロ(14年、8歳)です。若い馬の評価を上げた方が良さそうです。