中山牝馬Sもフィリーズレビューも1~2番人気を軸にして!?
先週(3月4~5日)の穴ぐさ💨は
[4.2.8.95](複勝率12.8%)でした。
弥生賞で
【B】評価だった
ダンビュライトが③着となりましたが、これは5番人気で、8番人気で②着に逃げ粘った
マイスタイルを指名しないとダメでしたね……。
ひとつ前の中山10R
上総S(1600万)では、16頭立てで
最低人気だった
メガオパールカフェを穴ぐさ💨に指名して、①着となった
サングラス(これも穴ぐさ💨)とアタマ差の②着に激走したんですが、同じ人が選んだとは思えない
弱気な予想を
弥生賞ではしてしまいました。攻める気持ちを忘れてはいけませんね。
弥生賞で③着となった
ダンビュライトは
ルーラーシップ産駒で、同馬は先週のメインレースでは唯一の
父ミスプロ系の穴ぐさ💨でした。結果的に、またメインレースでにおける
父ミスプロ系の穴ぐさ💨の
成績アップにつながりました。
【2017年の第11Rでの穴ぐさ💨】
父系 |
着別度数 |
複勝率 |
父ミスプロ系 |
[5.4.3.14] |
46.2% |
父サンデー系 |
[1.2.7.52] |
16.1% |
父ロベルト系 |
[1.1.0.6] |
25.0% |
父ノーザンダンサー系 |
[1.0.2.19] |
13.6% |
父ボールドルーラー系 |
[0.1.0.4] |
20.0% |
上記5系統以外 |
[0.0.0.9] |
0.0% |
今年のメインレースでの
父ミスプロ系の穴ぐさ💨は、ダートだと[1.0.0.7]で、
芝で[4.4.3.7](勝率22.2%、連対率44.4%、複勝率61.1%)です。今週末のメインレースは6レース中4レースが
芝となっていますから、穴ぐさ💨の父系をチェックして馬券に活かしてください。
今週末は
金鯱賞、
フィリーズレビュー、
中山牝馬Sという重賞が組まれていますが、下記に
☆注目レース☆として挙げているように、
中山牝馬Sと
フィリーズレビューは
穴ぐさ💨と好相性のレースです。
中山牝馬Sでは過去に
8頭の穴ぐさ💨が馬券に絡んでいて、8頭というのは重賞における2位タイの成績。1位は[0.4.5.21]と9頭が③着以内に入っている
函館記念です。
中山牝馬Sと
フィリーズレビューの穴馬の特徴は下記を参照してもらうとして、今年の
牝馬限定の芝の特別競走(15レース)では、
ある特徴が見られます。その15レースは、③着以内に入った馬を次のようにまとめることができます。
【2017年の牝馬限定の芝の特別競走】
条件 |
レース数 |
①~③着が1~5番人気 |
5レース |
①~③着の2頭が1~5番人気で、 1頭が6番人気以下 |
9レース |
①~③着の1頭が1~5番人気で、 2頭が6番人気以下 |
1レース |
馬券圏内が1~5番人気によって占められたのは
クイーンCなどの5レースで、9レースは③着以内が「
1~5番人気が2頭+
6番人気以下1頭」という組み合わせです。
「1~5番人気」という表現をしていますが、実は15レースすべてで
1~2番人気馬が馬券に絡んでいて、13レースでは
1~2番人気馬が連対圏に入っています。
つまり、今年の
牝馬限定の芝の特別競走は、
1番人気か
2番人気を軸にして、
3~5番人気と
6番人気以下を組み合わせる買い方がハマりそうですから、今週末のレースでも参考にしてみてはいかがでしょうか。今週末は、
中山牝馬Sや
フィリーズレビューの他にも
アネモネSや
うずしおSといった
牝馬限定の芝の特別競走が組まれています。
今週末からは
中京開催が始まります。3月11日~12日に行われる3場(中山、阪神、中京)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
3月11日~12日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・3週目 |
阪神 |
Aコース・3週目 |
中京 |
Aコース・1週目 |
3月11日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
館山特別 |
[0.0.0.5] |
中山10R |
サンシャインS |
[1.0.1.16] |
中山11R |
アネモネS |
[0.0.1.25] |
阪神9R |
ゆきやなぎ賞 |
[0.0.0.3] |
阪神10R |
うずしおS |
[1.1.0.22] |
阪神11R |
仁川S |
[1.0.2.20] |
中京10R |
フローラルウォーク賞 |
[0.0.0.9] |
中京11R |
金鯱賞 |
[0.3.1.22] |
中京12R |
瀬戸特別 |
[2.0.1.16] |
3月12日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
房総特別 |
[0.0.2.17] |
中山10R |
東風S |
[2.1.0.20] |
中山11R |
中山牝馬S |
[1.3.4.22] |
阪神9R |
淡路特別 |
[0.0.0.6] |
阪神10R |
甲南S |
[1.2.2.17] |
阪神11R |
フィリーズレビュー |
[3.2.1.20] |
中京10R |
昇竜S |
[0.0.1.18] |
中京11R |
トリトンS |
[1.2.0.21] |
中京12R |
賢島特別 |
[2.3.1.15] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆フィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)フィリーズレビューでの穴ぐさ💨は
[3.2.1.20](複勝率23.1%)で、複勝回収率は
191%です。一昨年は
ペルフィカが②着、昨年は
ソルヴェイグが8番人気で優勝しました。
激走した穴ぐさ💨の6頭のうち4頭は母父が
ボールドルーラー系か
ミスプロ系で、昨年①着の
ソルヴェイグも母系に
ボールドルーラー系を持っていました。ダートでも走れそうな血統馬が合うのでしょう。
過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は11頭いて、そのうち5頭は
4角3番手以内からの粘り込みで、残りの6頭のうち5頭は
4角12番手以下からの追い込みでした。極端な脚質の馬が良さそうです。
激走馬の11頭のうち8頭は
前走⑤着以内で、前走掲示板外で激走した3頭のうち2頭は前走が
阪神JFでした。前走が
500万で激走した馬が5頭いて、そのうち4頭は前走で勝利を収めていたので、500万を勝ち上がったばかりの馬も侮らない方が良さそうです。
☆注目レース☆中山牝馬S(G3、中山芝1800m)中山牝馬Sでの穴ぐさ💨は
[1.3.4.22](複勝率26.7%)で、複勝回収率は
211%です。昨年は
メイショウスザンナが15番人気で③着に激走しました。馬券に絡んだ穴ぐさ💨はハンデ51~55kgで、8頭中5頭はハンデ53~54kgです。
中山での過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が13頭いて、そのうち7頭は
重賞での連対歴がありました。それ以外の6頭のうち4頭は
前走の準OPで④着以内に走っていて、重賞実績があるか、好調さが感じられる馬を狙うのが良さそうです。
血統的には、
グレイソヴリン系や
ボールドルーラー系(つまり
ナスルーラの系統)を持っていたタイプが多く、3代血統表内にどちらかを持っていた馬が13頭中11頭を数えます。
■ちなみに…■金鯱賞での穴ぐさ💨は[0.3.1.22]で、同レースの過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は5頭です。その5頭はすべて②~③着で、近10年での勝ち馬は
1~6番人気から出ています。
激走馬5頭はいずれも父か母父が
サンデー系で、5頭のうち3頭は父か母父が
ノーザンダンサー系で、残りの2頭は母父
リボー系です。つまり、父と母父が
サンデー系と
ノーザンダンサー系、もしくは、
サンデー系と
リボー系の組み合わせの馬が穴を出しているということです。
5頭の前走を見ると、4頭は
前走で④着以内に入っていて、同じく5頭のうち4頭は
中7週以内の臨戦でした。順調さと好調さも感じられるタイプの評価を上げましょう。