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スプリングSのサトノアレスにはイヤなジンクスも!?

先週(3月11日~12日)の穴ぐさ💨は[1.5.13.84](複勝率18.4%)で、複勝回収率が101%でした。なぜか③着がとても多かったですね。

金鯱賞では【A】評価だったロードヴァンドールが②着に粘り込みましたが、日曜日の重賞では馬券に絡めず……。中山牝馬Sでは②着のマジックタイムが「○」、③着のクインズミラーグロが「▲」で、後者は7番人気だったので穴ぐさ💨にすべきでした。すみません。

フィリーズレビューでは、圧倒的1番人気だったレーヌミノルカラクレナイが差し切り、3連勝を成し遂げました。鞍上のM.デムーロ騎手はこれで今年の日曜日のメインレースが[7.1.0.1]という成績で、2月以降は6連勝中です。凄いですねぇ。

M.デムーロ騎手は、今度の日曜日はスプリングSトリコロールブルーに騎乗予定です。中山芝1800mの重賞で同騎手は、次のような成績が残されています。

【中山芝1800m重賞でのM.デムーロ騎手】
性別 着別度数
牡馬 [6.1.1.0]
牝馬 [0.0.1.3]

通算で12度の騎乗機会があり、牡馬に乗った時は[6.1.1.0]で馬券圏外がありません。牡馬での8回はすべて1~3番人気に支持されてのものでした。今年のスプリングSには朝日杯FSで連対圏に入った2頭(サトノアレスモンドキャンノ)も参戦を予定していますが、果たしてトリコロールブルーは何番人気になるでしょうか?

昨年の最優秀2歳牡馬のサトノアレスは、スプリングSが今年初戦になります。最優秀2歳牝馬のソウルスターリングは、今年初戦のチューリップ賞を快勝しましたが、男馬の方はどうなるでしょう。

阪神3歳Sが牝馬限定戦となったのは1991年で、それ以降は牡牝で26頭ずつの2歳G1勝ち馬が誕生しているわけですが、実は、その復帰初戦をどちらも勝利で飾ったことは一度もないんですよね。復帰初戦の戦績をご覧ください。

【91年以降の2歳G1勝ち馬の次走】
2歳G1馬 復帰初戦 着順
サトノアレス
ソウルスターリング
スプリングS
チューリップ賞
?
リオンディーズ
メジャーエンブレム
弥生賞
クイーンC

ダノンプラチナ
ショウナンアデラ
スプリングS
ヴィクトリアマイル

16
アジアエクスプレス
レッドリヴェール
スプリングS
桜花賞

ロゴタイプ
ローブティサージュ
スプリングS
チューリップ賞

9
アルフレード
ジョワドヴィーヴル
スプリングS
チューリップ賞
12
グランプリボス
レーヴディソール
スプリングS
チューリップ賞
4
ローズキングダム
アパパネ
スプリングS
チューリップ賞

セイウンワンダー
ブエナビスタ
弥生賞
チューリップ賞
8
ゴスホークケン
トールポピー
ニュージーランドT
チューリップ賞
12
ドリームジャーニー
ウオッカ
弥生賞
エルフィンS

フサイチリシャール
テイエムプリキュア
共同通信杯
チューリップ賞

4
マイネルレコルト
ショウナンパントル
弥生賞
クイーンC

12
コスモサンビーム
ヤマニンシュクル
スプリングS
チューリップ賞
5
エイシンチャンプ
ピースオブワールド
弥生賞
オークス

13
アドマイヤドン
タムロチェリー
若葉S
チューリップ賞

12
メジロベイリー
テイエムオーシャン
白富士S
チューリップ賞
13
エイシンプレストン
ヤマカツスズラン
きさらぎ賞
ローズS
9
14
アドマイヤコジーン
スティンガー
UHB杯
桜花賞
4
12
グラスワンダー
アインブライド
毎日王冠
きさらぎ賞
5
9
マイネルマックス
メジロドーベル
NHKマイルC
チューリップ賞
13
バブルガムフェロー
ビワハイジ
スプリングS
チューリップ賞

フジキセキ
ヤマニンパラダイス
弥生賞
ニュージーランドT4歳S

6
ナリタブライアン
ヒシアマゾン
共同通信杯4歳S
京成杯

エルウェーウィン
スエヒロジョウオー
トパーズS
チューリップ賞

9
ミホノブルボン
ニシノフラワー
スプリングS
チューリップ賞


91年以降の阪神JF(阪神3歳牝馬S)の勝ち馬は、ソウルスターリングを含めて復帰初戦が[6.6.3.11]という成績で、朝日杯FS(朝日杯3歳S)の勝ち馬は[6.4.5.10]です。どちらも6勝ずつを挙げていながら、一緒に勝ったことがないというのはちょっと不思議ですよね。スプリングSでのサトノアレスは連勝を伸ばせるでしょうか。

今週末は3日間開催になります。3月18日~20日に行われる3場(中山、阪神、中京)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

3月18日~20日
場所
中山 Aコース・4週目
阪神 Aコース・4週目
中京 Aコース・2週目

3月18日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
阪神9R 須磨特別 [1.2.1.11]
阪神10R なにわS [0.1.3.19]
阪神11R 若葉S [1.0.0.10]
中京9R 恵那特別 [2.0.1.7]
中京10R 伊勢特別 [1.3.2.16]
中京11R ファルコンS [0.3.2.24]

3月19日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 幕張S [0.1.0.8]
中山10R 千葉S [0.2.1.26]
中山11R スプリングS [0.1.1.22]
阪神9R 山陽特別 [0.2.1.19]
阪神10R 但馬S [1.0.3.15]
阪神11R 阪神大賞典 [0.0.0.9]

3月20日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 鎌ヶ谷特別 [1.0.1.15]
中山10R 韓国馬事会杯 [1.0.0.25]
中山11R フラワーC [1.2.2.25]
中京9R 沈丁花賞 [1.1.1.17]
中京10R 小牧特別 [1.0.1.7]
中京11R 夢見月S [0.0.0.3]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ファルコンS(G3、中京芝1400m)

ファルコンSでの穴ぐさ💨は[0.3.2.24](複勝率17.2%)で、複勝回収率は102%です。昨年は【B】評価だったシゲルノコギリザメが③着に食い込みました。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨は馬番10番以内で、過去10年のうち、中京でのこのレースで7番人気以下で③着以内に入った馬は8頭すべてが馬番10番以内です。芝1400m戦に替わってからの激走馬5頭は馬番8番以内で、真ん中から内枠の馬を吟味するようにしましょう。

芝1400mでの激走馬5頭はいずれも3代血統表内にナスルーラの系統を持っていて、5頭中4頭はボールドルーラー系を持っていました。昨年③着のシゲルノコギリザメは母父がタイキブリザード(ボールドルーラー系)でした。同じく5頭のうち4頭は左回りで④着以内に入ったことがあったので、東京や新潟でも構わないので、左回りでの実績があると良さそうです。

注目レース
なにわS(1600万、阪神ダート1200m)

なにわSでの穴ぐさ💨は[0.1.3.19](複勝率17.4%)で、複勝回収率は146%です。昨年はゴーインググレートが9番人気で③着に入りました。

馬券圏内に激走した穴ぐさ💨はいずれも阪神ダートでの好走歴があり、4頭中3頭は阪神ダートの500万以上で勝ち鞍がありました。4頭はいずれも前走で4角3~4番手の競馬をしていたので、先行力のある阪神実績馬に注目しましょう。

注目レース
但馬S(1600万、阪神芝2000m)

但馬Sでの穴ぐさ💨は[1.0.3.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率は125%です。穴ぐさ💨が馬券圏内に入ったのは12頭立て以上の時で、登録頭数が13頭の今年はなんとか回避馬が少なくなると良いのですが……。

このレースで馬券に絡んだ穴ぐさ💨は、前走が直線距離の長いコースで⑤着以下に敗れていました。いずれも直線距離の短いコースで勝利実績があり、中4週以内の臨戦でもありました。4頭はハンデ53~55kgだったので、そのようなタイプがいたら狙いたいですね。

注目レース
恵那特別(1000万、中京ダート1200m)

恵那特別での穴ぐさ💨は[2.0.1.7](複勝率30.0%)で、複勝回収率は249%です。ダート1200mで行われた近2年では9番人気だった穴ぐさ💨(グランプリブルーブリンディス)が勝利を収めています。

その2頭は中8~9週の臨戦で、左回りのダート1200mで馬券に絡んだことがありました。どちらも前走は京都ダート1200mでふた桁着順に敗れていたので、左回り実績馬は前走着順に惑わされずに評価すべきでしょう。

注目レース
伊勢特別(1000万、中京ダート1900m)

伊勢特別での穴ぐさ💨は[1.3.2.16](複勝率27.3%)で、複勝回収率は198%です。ダート1900m戦の時は[1.2.1.8]で、4年中3年で穴ぐさ💨が連対圏に入っています。

中京ダート1900mで馬券に絡んだ穴ぐさ💨はすべてふた桁馬番で、4~6歳の父か母父がミスプロ系の牡馬です。4頭のうち3頭は馬体重が500kg以上で、4角4番手以内から馬券圏内に入ったので、先行力があって馬格のあるタイプを侮らないようにしましょう。

ちなみに…
スプリングSでの穴ぐさ💨は[0.1.1.22]で、阪神大賞典では[0.0.0.9]、フラワーCでは[1.2.2.25]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った頭数は、スプリングSが6頭、阪神大賞典が1頭、フラワーCが7頭です。

スプリングSで激走した6頭のうち5頭は父サンデー系で、例外馬はタイキシャトル産駒(レッドスパーダ)なので、父がヘイローの系統が良さそうです。レッドスパーダは母父がストームキャットで、激走した6頭中5頭は母父か母母父がノーザンダンサー系でもありました。

09年以降に激走した5頭は前走⑤着以内で、そのうち4頭は前走で4角5番手以内の競馬をしていました。マイネルホウオウレッドスパーダなどが激走していますから、1800m戦でもスピードのあるタイプに注意すべきでしょうね。

フラワーCで激走した7頭は馬番3~10番で、08年以降の激走馬6頭はすべて直線に坂のある芝で勝ち鞍がありました。その6頭のうち5頭は父か母父がサンデー系だったので、サンデーの血を持ちつつ坂のあるコースに実績があるタイプに注目しましょう。