大阪杯は父と母父がサンデー系&ミスプロ系という馬に注目!?
先週(3月25日~26日)の穴ぐさ💨は
[3.6.6.89](複勝率14.4%)で、単勝回収率が
127%でした。重賞では、
マーチSで
【A】評価だった
アルタイルが11番人気で③着に食い込んでくれました。
先週は土曜深夜に
ドバイ国際競走が行われて、日本で馬券が発売された3レース(
ドバイターフ、
ドバイシーマクラシック、
ドバイワールドカップ)について
印を付けました。その中で、
穴ぐさ的存在の馬に「★」を付けましたが、3レースすべてで馬券に絡んでくれたんですよね。
ターフでは「★」の馬が
エシェム、
クーガーマウンテン、
オパールティアラの3頭で、
シーマクラシックでは
セブンスヘブン、
ワールドカップでは
スペシャルファイター、
ムーヴアップ、
ネオリシックの3頭でした(
シーマクラシックでは▲の
サウンズオブアースも人気がなければ穴ぐさ的存在に、と記しました)。
ターフでは
エシェムが
7番人気で②着、
シーマクラシックでは
セブンスヘブンが
5番人気で②着、
ワールドカップでは
ネオリシックが
12番人気で③着に入りました(人気はすべて国内でのもの)。
昨秋の
凱旋門賞から始まった海外競馬に関して、海外馬については、
前走だけで評価しない方が良いという感触を得ています。前走を前哨戦(叩き台)として使ってきている例も多くありそうで、
日本国内においてはその事情が人気に反映されていないケースがよく見受けられます。今は出走馬の多くの
レース動画を見ることができますからね。それらを駆使すれば、海外競馬の馬券は
研究のし甲斐があると言えるんじゃないですかね。
今週末は2場開催(中山&阪神)で、
G1に昇格された
大阪杯が行われます。残念ながらフルゲート割れですが、かなり面白そうなメンバーで、
見応えあるレースになりそうです。
今年の
阪神芝の傾向を分析してみると、先週までで今年は
阪神芝でOPの競走が10回行われ、
阪神芝2000mでのレースは7回行われています。そこでの勝ち馬の
血統(父と母父)は次の通りです。
【2017年の阪神芝OPの勝ち馬】
レース名 |
馬名 |
種牡馬 |
母父馬 |
六甲S |
アスカビレン |
ブラックタイド |
スウェプトオーヴァーボード |
毎日杯 |
アルアイン |
ディープインパクト |
Essence of Dubai |
阪神大賞典 |
サトノダイヤモンド |
ディープインパクト |
Orpen |
若葉S |
アダムバローズ |
ハーツクライ |
Unbridled's Song |
フィリーズレビュー |
カラクレナイ |
ローエングリン |
アグネスタキオン |
大阪城S |
アストラエンブレム |
ダイワメジャー |
ウォーエンブレム |
チューリップ賞 |
ソウルスターリング |
Frankel |
Monsun |
阪急杯 |
トーキングドラム |
キングカメハメハ |
サンデーサイレンス |
すみれS |
クリンチャー |
ディープスカイ |
ブライアンズタイム |
アーリントンC |
ペルシアンナイト |
ハービンジャー |
サンデーサイレンス |
【2017年の阪神芝2000mの勝ち馬】
レース名 |
馬名 |
種牡馬 |
母父馬 |
四国新聞杯 |
ローズウィスパー |
ワークフォース |
アグネスタキオン |
但馬S |
バンドワゴン |
ホワイトマズル |
Unbridled's Song |
若葉S |
アダムバローズ |
ハーツクライ |
Unbridled's Song |
未勝利 |
アドマイヤアゼリ |
ディープインパクト |
Jade Hunter |
千里山特別 |
タツゴウゲキ |
マーベラスサンデー |
Singspiel |
新馬 |
エクレアスパークル |
ハーツクライ |
Seeking the Gold |
未勝利 |
スティッフェリオ |
ステイゴールド |
Mtoto |
サンデー系がピンク色、
ミスプロ系が黄色、
ノーザンダンサー系が赤色で、その3系統にだけ色を付けましたが、
ピンク色(サンデー系)と
黄色(ミスプロ系)が多いことが分かるでしょう。父も母父も
サンデー系ではない馬は、OPで勝利したのが
チューリップ賞の
ソウルスターリングだけで、2000mでは
但馬Sの
バンドワゴンだけです。
父と母父が
サンデー系&
ミスプロ系という馬は、今年の阪神芝OPでの
10レース中9レースで馬券に絡み(例外は
チューリップ賞)、今年の阪神芝2000mでの
7レース中6レースで③着以内に入っています(例外は
但馬S)。
大阪杯の登録馬でそれに該当するのは、
アンビシャス、
サクラアンプルール、
スズカデヴィアス、
ディサイファの4頭です。血統的にはこの4頭が面白いのかもしれませんね。
大阪杯が行われる
阪神芝は、今週から
Bコースに替わります(中山芝も
Bコースに替わります)。4月1日~2日に行われる中山と阪神の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
4月1日~2日
場所 |
芝 |
中山 |
Bコース・1週目 |
阪神 |
Bコース・1週目 |
4月1日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
山吹賞 |
[0.0.0.8] |
中山10R |
千葉日報杯 |
[0.0.1.14] |
中山11R |
ダービー卿CT |
[1.0.3.25] |
阪神9R |
アザレア賞 |
[0.0.0.2] |
阪神10R |
仲春特別 |
[2.1.4.15] |
阪神11R |
コーラルS |
[1.2.0.26] |
4月2日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
安房特別 |
[0.0.2.18] |
中山10R |
伏竜S |
[0.1.1.10] |
中山11R |
船橋市市制施行 80周年記念 |
[1.0.1.28] |
阪神9R |
御堂筋S |
[0.2.1.11] |
阪神10R |
マーガレットS |
[0.1.1.22] |
阪神11R |
大阪杯 |
[0.0.0.15] |
阪神12R |
鳴門S |
[0.0.3.24] |
※船橋市市制施行80周年記念は船橋Sを参照。※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆仲春特別(1000万、阪神芝1400m)仲春特別での穴ぐさ💨は
[2.1.4.15](複勝率31.8%)で、複勝回収率は
180%です。穴ぐさ💨がいた
9年中7年で馬券に絡んでいて、様々な条件で激走馬が出ている相性の良いレースです。
馬券に絡んだ馬はすべて
5~6歳馬で、7頭中6頭が
関西馬です。すべて
中9週以内の臨戦だったので、順調に使われているタイプを狙うと良さそうです。
芝1400mでの激走馬2頭は父
サンデー系で、1頭は母父が
ボールドルーラー系、もう1頭は母父が
ミスプロ系でした。激走した2レースは良馬場でしたが、1頭は
ダートで勝ち鞍があり、もう1頭は
道悪芝で勝ったことがありました。阪神芝1400mですから、ダートでも走れそうなパワフルなタイプを選ぶと良いでしょう。
■ちなみに…■ダービー卿CTでの穴ぐさ💨は[1.0.3.25]で、
大阪杯では[0.0.0.15]です。それぞれの過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
ダービー卿CTが14頭、
大阪杯が4頭です。
ダービー卿CTで激走した馬は14頭中11頭が
4~5歳で、14頭中12頭が
ハンデ54~56kgです。09年以降に激走した馬は9頭で、そのうち8頭は
近3走以内に③着以内の好走歴があったので、近走成績はチェックしておきたいですね。
激走馬14頭はすべて中1~4週の臨戦で、10頭は馬体重が
482kg以上でした。14頭のうち8頭が父か母父
ノーザンダンサー系だったので、荒れ馬場を苦にしなさそうな馬が良いでしょう。
大阪杯で激走した4頭はすべて
5~7枠で、
メンバー中3位以内の上がりを使っていました。いずれも
4~5月の芝で勝ち鞍を挙げたことがあったので、今の時期の成績はチェックしておくといいかもしれませんね。