今春の傾向的にはエプソムCでも外枠馬が侮れない?
先週(6月3日~4日)の穴ぐさ💨は
[3.4.4.63](複勝率14.9%)で、単勝回収率が
183%でした。
安田記念では
サトノアラジンを指名しきれず、すみませんでした。
サトノアラジンは中2週ながら馬体重が4kg増(528kg)でもありました……。
安田記念は逃げた
ロゴタイプと追い込んだ
サトノアラジンの接戦になり、
外枠馬によるワンツーとなったわけですが、先々週の重賞(
日本ダービー、
目黒記念)も優勝したのは
ふた桁馬番の馬だったんですよね。
今春は
東京芝で重賞が9レース行われて、牡牝別で次のような結果となっています。
【2017年4~6月の東京芝重賞】
枠順 |
牡セン馬 |
牝馬 |
1枠 |
[0.1.0.9] |
[2.1.0.3] |
2枠 |
[0.1.0.8] |
[0.0.1.6] |
3枠 |
[0.0.2.8] |
[1.0.0.5] |
4枠 |
[0.0.0.11] |
[0.1.0.5] |
5枠 |
[0.0.2.10] |
[0.1.0.5] |
6枠 |
[2.0.1.8] |
[0.0.0.7] |
7枠 |
[3.1.0.11] |
[0.1.1.7] |
8枠 |
[0.2.1.12] |
[1.0.1.8] |
男馬と
女馬で優勝馬の出る枠が違っていて、
男馬の優勝(5頭)はすべて
6~7枠、
女馬の優勝は4頭中3頭が
1~3枠となっています。
外枠で優勝した女馬は
NHKマイルCの
アエロリットで、それ以外の牝馬3頭のレースは
牝馬限定戦です。つまり、
牝馬限定重賞の3レース(
フローラS、
ヴィクトリアマイル、
オークス)は優勝馬が内枠から出ていて、
牡牝混合重賞の6レース(
青葉賞、
NHKマイルC、
京王杯SC、
日本ダービー、
目黒記念、
安田記念)は外枠の馬が勝っているということです。
今週末の東京芝では
牡牝混合重賞の
エプソムCが行われます。過去のこのレースでは外枠馬の優勝があまりなく、近10年で
ふた桁馬番で勝ったのは、08年の
サンライズマックス(6枠12番)と昨年の
ルージュバック(8枠18番)の2頭だけ。ただ、今春の傾向的には、外枠の馬も軽視しない方が良さそうですね。
ちなみに、先週の穴ぐさ💨では、土曜日(3日)の東京最終レースを
【C】評価だった
ジェイラーが
11番人気(単勝96.2倍)で勝ち、日曜日(4日)の阪神10R
洲本特別では
13番人気(単勝91.2倍)だった
メイショウボンロクがクビ差②着に激走しました。前者は
芝1400m、後者は
ダート1400mで、先週馬券に絡んだ穴ぐさ💨は11頭中6頭が
1400m戦でした。
今年4~6月の穴ぐさ💨を振り返ると、
1400m戦で好結果を残していて、
芝1400mでは[5.5.6.76](複勝率17.4%)、
ダート1400mでは[4.12.11.97](複勝率21.8%)です。
1400mは荒れやすい距離で、今週末も3つの特別競走(
安芸S、
舞子特別、
小金井特別)と平場戦が10レースあるので、狙ってみてはいかがでしょうか。
6月10日~11日に行われる東京、阪神の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
6月10日~11日
場所 |
芝 |
東京 |
Cコース・3週目 |
阪神 |
Aコース・2週目 |
6月10日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
八王子特別 |
[0.0.1.7] |
東京10R |
江の島特別 |
[0.1.2.14] |
東京11R |
アハルテケS |
[1.1.0.19] |
阪神9R |
生田特別 |
[0.1.0.2] |
阪神10R |
舞子特別 |
[0.0.1.23] |
阪神11R |
安芸S |
[0.1.0.30] |
6月11日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
小金井特別 |
[1.1.0.10] |
東京10R |
多摩川S |
[1.0.1.23] |
東京11R |
エプソムC |
[0.1.2.27] |
阪神9R |
三田特別 |
[1.2.0.9] |
阪神10R |
加古川特別 |
[0.0.0.12] |
阪神11R |
マーメイドS |
[0.3.2.26] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆三田特別(1000万、阪神芝2200m)三田特別での穴ぐさ💨は
[1.2.0.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は
103%です。
連対圏に入った3頭は
ハンデ52~54kgの牡馬で、3~5歳で母父か母母父が
ノーザンダンサー系の馬です。いずれも
前走が③着以内で、中3週以内の臨戦だったので、勢いが感じられるタイプが良さそうです。
■ちなみに…■エプソムCでの穴ぐさ💨は[0.1.2.27]で、
マーメイドSでは[0.3.2.26]です。昨年は
マーメイドSで
ヒルノマテーラが
【B】評価で②着に差し込みました。
過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
エプソムCが5頭、
マーメイドSが14頭です。
マーメイドSは08年以降の9年連続で7番人気以下の馬が③着以内に激走しています。
マーメイドSで激走した馬は、
5歳馬が8頭、
6歳馬が5頭、
7歳馬が1頭で、5~6歳馬が多くなっています。14頭のうち11頭は
ハンデ53kg以下で、やはり軽ハンデ馬が狙い目でしょう。
14頭の鞍上はすべて前走から
乗り替わっていましたが、テン乗りだったのは5頭で、9頭の鞍上は以前に騎乗歴がありました。9頭のうち6頭は以前に騎乗して③着以内に好走したことがあったので、そのようなコンビが穴で面白そうです。
エプソムCで激走した5頭はすべて
③着で、近年の同レースの連対圏は上位人気馬が占めています。激走した5頭のうち4頭は
7~8歳で、5頭はいずれも芝重賞での好走歴がありました。実績あるベテランに注目すると良さそうです。