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サマーシリーズは騎手が継続騎乗する馬に注目!

先週(8月12日~13日)の穴ぐさ💨は[3.5.9.90](複勝率15.9%)でした。エルムS関屋記念の両重賞で貢献できず、すみませんでした。

関屋記念は前残り決着で、②着ウインガニオンと③着ダノンリバティ中京記念組みでした。その2頭と優勝したマルターズアポジーはいずれも鞍上が継続騎乗でした。今年のサマーシリーズの重賞は、騎手が継続騎乗した馬の好走率が高くなっています。

今年のサマーシリーズは先週までで8レースが行われ(スプリント・3レース、マイル・2レース、2000・3レース)、次のような成績が残されています。

【2017年サマーシリーズ】
シリーズ 継続騎乗 乗り替わり
スプリント [3.2.2.9] [0.1.1.29]
マイル [2.1.2.11] [0.1.0.15]
2000 [2.2.0.17] [1.1.3.15]

8レースのうち、騎手が乗り替わって優勝したのは小倉記念タツゴウゲキ(秋山騎手)だけで、騎手が継続騎乗した馬が7レースで勝っています。騎手が継続騎乗した馬は[7.5.4.37](勝率13.2%、連対率22.6%、複勝率30.2%)で、単勝回収率が160%、複勝回収率が127%でもあります。

上表を見てもらっても分かるように、騎手が継続騎乗した馬の成績が良いのはスプリントシリーズで([3.2.2.9])、CBC賞アイビスサマーダッシュで①~③着を独占しました。今週末は北九州記念が行われますが、騎手が継続騎乗となる馬は多くなさそうなので、注目してみると良いのではないでしょうか。

8月19日~20日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。なお、札幌記念が行われる札幌芝は、今週末からBコースに替わるので、ご注意ください。

8月19日~20日
場所
新潟 Aコース・4週目
小倉 Aコース・4週目
札幌 Bコース・1週目

8月19日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
新潟9R 出雲崎特別 [0.0.1.17]
新潟10R 苗場特別 [1.1.4.24]
新潟11R 日本海S [2.1.1.6]
小倉9R 小郡特別 [0.0.3.25]
小倉10R 英彦山特別 [0.1.0.3]
小倉11R TVQ杯 [1.3.2.23]
札幌10R 富良野特別 [0.3.0.10]
札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 [1.2.2.22]
札幌12R 石狩特別 [0.2.2.12]

8月20日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
新潟9R 村上特別 [1.0.1.24]
新潟10R 阿賀野川特別 [1.2.0.13]
新潟11R NST賞 [0.1.0.17]
小倉9R 戸畑特別 出走ナシ
小倉10R 西部スポニチ賞 [0.0.0.6]
小倉11R 北九州記念 [2.0.0.30]
札幌9R クローバー賞 [0.1.1.6]
札幌10R おおぞら特別 [0.1.0.15]
札幌11R 札幌記念 [0.2.1.27]
札幌12R 小樽特別 [2.1.2.20]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
苗場特別(1000万、新潟ダート1200m)

苗場特別での穴ぐさ💨は[1.1.4.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は141%です。

馬券圏内に入った6頭は3~5歳で、4頭は牝馬です。6頭中4頭は父か母父がノーザンダンサー系で、父か母父がミスプロ系の馬は1頭、父か母父がサンデー系の馬はいません。6頭は前走で4角5番手以内に付けていたので、脚質にも着目しましょう。

注目レース
石狩特別(500万、札幌芝1500m)

石狩特別での穴ぐさ💨は[0.2.2.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は154%です。昨年はレーヴドプランスが10番人気で③着に食い込みました。

芝で馬券圏内に入った3頭はいずれも父ミスプロ系で、4角5番手以内から粘り込んでいます。先行力がありそうなタイプに注意しましょう。

ちなみに…
札幌記念での穴ぐさ💨は[0.2.1.27]で、北九州記念では[2.0.0.30]です。

過去10年の札幌記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、そのうち5頭は芝1800m以上の重賞勝ち馬です。例外の2頭は前走が函館芝で馬券圏内に好走していました。同じく7頭のうち5頭は前走が③着以内で、例外の2頭は前走がG1だったので、勢いがあるか、実績がほしいところですね。

7頭のうち3頭は休み明けだったものの、その3頭も含めてプラス体重で激走した馬はいません。7頭中6頭はマイナス体重だったので、きっちりと仕上げられたタイプを狙うようにしましょう。

過去10年の北九州記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、近4走が馬券圏外で激走した馬は1頭だけです。同じく10頭中9頭は中6週以内の臨戦で、2012年以降に激走した6頭は小倉芝1200mで③着以内の好走歴があったので、コース実績馬を見逃さないようにしましょう。