今秋の中山開催も外差し傾向になるか?
先週(9月2日~3日)の穴ぐさ💨は
[3.5.8.96](複勝率14.3%)でした。
新潟記念は貢献できませんでしたが、
札幌2歳Sでは
ダブルシャープが③着、
小倉2歳Sでは
バニングペスカが③着と、ともに
【A】評価だった穴ぐさ💨が馬券に絡んでくれました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございます。
今週からは秋の
中山&阪神開催が始まります。昨秋の中山開催では穴ぐさ💨の成績が良く、回収率は単勝
164%、複勝が
118%でした。そのコース別の成績は次の通りです。
【2016年9~10月の中山での穴ぐさ💨】
コース |
着別度数 |
複勝率 |
芝1200m |
[1.3.2.21] |
22.2% |
芝1600m |
[2.0.1.15] |
16.7% |
芝1800m |
[1.0.0.2] |
33.3% |
芝2000m |
[0.0.1.11] |
8.3% |
芝2200m |
[0.0.1.5] |
16.7% |
芝2500m |
[0.0.0.3] |
0.0% |
ダ1200m |
[3.0.5.39] |
17.0% |
ダ1800m |
[2.5.2.25] |
26.5% |
芝ダート含めて
1800m以下での成績が良く、芝1200~1800mでの穴ぐさ💨は[4.3.3.38]で、単勝回収率が
266%、複勝回収率が
129%でした。今年もより短い距離のレースで狙ってみるといいかもしれません。
一方、昨秋の阪神での穴ぐさ💨はコース別成績が次の通りでした。
【2016年9~10月の阪神での穴ぐさ💨】
コース |
着別度数 |
複勝率 |
芝1200m |
[0.0.1.11] |
8.3% |
芝1400m |
[1.1.2.7] |
36.4% |
芝1600m |
[1.2.0.12] |
20.0% |
芝1800m |
[0.0.0.18] |
0.0% |
芝2000m |
[1.0.0.6] |
14.3% |
芝2200m |
[0.0.1.2] |
33.3% |
芝2400m |
[0.0.1.5] |
16.7% |
ダ1200m |
[1.0.0.18] |
5.3% |
ダ1400m |
[1.0.0.18] |
5.3% |
ダ1800m |
[2.2.0.25] |
13.8% |
ダ2000m |
[0.0.0.5] |
0.0% |
阪神はダートよりも芝の方が成績が良いものの、コースによってまちまちですね。
芝1400~1600mで好成績が残されています([2.3.2.19]単勝回収率238%、複勝回収率148%)。
この開催では最終週の中山でG1・
スプリンターズSが行われるわけですが、開幕週から
馬場の傾向をチェックして進めた方が良いように思います。というのも、昨年の
スプリンターズSは
7枠13番の
レッドファルクスが制していて、昨秋に中山芝で行われた5つの重賞では、枠順別成績が次のようになっていました。
【2016年9~10月の中山芝重賞】
枠 |
着別度数 |
1枠 |
[0.1.1.5] |
2枠 |
[0.1.1.6] |
3枠 |
[0.0.1.7] |
4枠 |
[1.0.0.7] |
5枠 |
[2.1.1.6] |
6枠 |
[0.0.0.10] |
7枠 |
[1.1.1.8] |
8枠 |
[1.1.0.9] |
勝ち馬は
4~8枠から出ていて、4コーナーから直線にかけて外を回って差し込むケースが目立ちました。
中山芝1200mの特別競走は5レースが行われ、これまた勝ち馬は真ん中から外枠だったんですよね。
【2016年9~10月の中山芝1200mの特別競走】
枠 |
着別度数 |
1枠 |
[0.1.0.8] |
2枠 |
[0.0.1.8] |
3枠 |
[0.1.0.8] |
4枠 |
[0.1.1.8] |
5枠 |
[2.0.0.8] |
6枠 |
[2.0.2.6] |
7枠 |
[1.0.0.9] |
8枠 |
[0.2.1.7] |
勝ったのは
5~7枠の馬でした。今週末は中山芝1200mの特別競走がありませんが、
京成杯AH、
紫苑Sというふたつの重賞がありますから、勝ち馬がどんな枠から出るか、注目しましょう。
9月9日~10日に行われる中山&阪神の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
9月9日~10日
場所 |
芝 |
中山 |
Bコース・1週目 |
阪神 |
Aコース・1週目 |
9月9日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
アスター賞 |
出走ナシ |
中山10R |
鋸山特別 |
[1.0.0.4] |
中山11R |
紫苑S |
[1.0.2.28] |
阪神9R |
鳥取特別 |
[0.0.1.17] |
阪神10R |
野分特別 |
[0.0.1.1] |
阪神11R |
エニフS |
[2.0.0.17] |
9月10日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
木更津特別 |
[1.1.0.9] |
中山10R |
ながつきS |
[1.0.1.23] |
中山11R |
京成杯AH |
[1.4.1.27] |
阪神9R |
新涼特別 |
[0.3.1.16] |
阪神10R |
西宮S |
[0.0.0.7] |
阪神11R |
セントウルS |
[1.0.2.29] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆新涼特別(1000万、阪神ダート1400m)新涼特別での穴ぐさ💨は
[0.3.1.16](複勝率20.0%)で、複勝回収率は
132%です。昨年は1200m戦でしたが、今年は1400m戦に戻っていて、同コースでの穴ぐさ💨は[0.3.1.11](複勝率26.7%)です。
馬券圏内に入った穴ぐさ💨は
右回りで2勝以上を挙げていた馬で、その4頭のうち3頭は前走が左回りでした。4頭中3頭は
メンバー中3位以内の上がりで激走しているので、決め手のある右回り実績馬をマークしておきましょう。
■ちなみに…■京成杯AHでの穴ぐさ💨は[1.4.1.27]で、
セントウルSでは[1.0.2.29]、
紫苑Sでは[1.0.2.28]です。
過去10年の
京成杯AHでは7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、
ハンデ53~55kgの馬が8頭を数えます。2010年以降に激走した8頭はすべて父か母父が
サンデー系でもあります。
2010年以降の中山で激走した馬は6頭で、そのうち4頭は
中山芝1600~1800mで勝ち鞍があり、例外の2頭は
芝1600m重賞で勝利実績がありました。中山実績馬とマイル重賞ウイナーをチェックしておきましょう。
過去10年の
セントウルSでは7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、昨年は穴ぐさ💨の
ラヴァーズポイントが③着に粘り込みました。8頭中6頭は
3番手以内に先行していたので、前に行くタイプを侮らないようにしましょう。
激走した8頭は前走が馬券圏外でしたが、前走が
芝OPでひと桁人気でした。8頭中5頭が牝馬ですが、それらも含めて8頭中7頭は470kg以上で、500kgオーバーの馬が5頭を数えるので、
大柄なタイプに一目を置いておくと良さそうです。
紫苑Sの過去10回(重賞は昨年だけ)では7番人気以下で③着以内に入った馬が5頭いて、いずれも
ふた桁馬番です。それらの父は
マンハッタンカフェ、
ネオユニヴァース、
タヤスツヨシ、
ソングオブウインド、
シンボリクリスエスで、いずれも国内の芝2400m以上のG1を勝った馬でした。5頭はいずれも近3走以内に芝で
勝ち鞍があったので、勢いのありそうな馬に注目しましょう。