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神戸新聞杯の1番人気も惜敗する歴史が……

先週(9月16~18日)の穴ぐさ💨は[3.8.7.94](複勝率16.1%)で、ローズS【B】評価だったカワキタエンカが②着に入りました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございます!

カワキタエンカは1000m通過58秒6というハイペースで逃げて、最後まで粘ったので強い内容だったわけですが、それを上がり33秒5で差し切ったラビットランはさらに凄かったですね。

ラビットランは弟のアサクサゲンキが今夏の小倉2歳Sを制していて、姉弟による重賞制覇になりましたが、弟がStormy Atlantic産駒だったのに対して、姉はTapit産駒TapitA.P.Indyの系統で、父ボールドルーラー系としては、昨年1月のフェアリーSビービーバーレル(パイロ産駒)以来となるJRAの芝重賞制覇でした。

ボールドルーラー系によるJRAの芝重賞勝利は、ビービーバーレル以前だと2011年中日新聞杯などのコスモファントム(Stephen Got Even産駒)がいますが、直線距離の長いコースの重賞となると07年クイーンCイクスキューズ(ボストンハーバー産駒)以来で、阪神の芝重賞となると、なんと96年阪神牝馬Sヒシナタリー(Seattle Slew産駒)以来でした。96年当時の阪神競馬場はもちろん外回りコースがなかったわけですが、それにしても珍しいことに変わりはないですね。

ラビットランの曾祖母Courtly Deeは、種牡馬トワイニングの母でもあり、この牝系からはノーリーズンヤマニンパラダイスなどが出ています。ラビットランが今後、どのような条件で活躍するのか、とても興味深いですね。

ローズSでのラビットランは8番人気で、現3歳世代の芝重賞で上位人気馬が続けていた連勝はストップしました。1番人気だったファンディーナは⑥着に敗れ、セントライト記念ではアルアインが1番人気で②着となりました。

今週末は神戸新聞杯が行われるわけですが、ローズSセントライト記念の結果を見ると、1番人気が予想されるレイデオロにも黄色信号が灯っていると言えるかもしれません。

というのも、京都新聞杯が春に移設され、神戸新聞杯菊花賞のトライアルの位置づけになった00年以降は、ローズSセントライト記念で1番人気馬が馬券圏外に敗れると、神戸新聞杯でも1番人気馬が勝てない歴史が続いているんですよ。

【00年以降、ローズSかセントライト記念で1番人気馬が④着以下に敗れた年の神戸新聞杯】
ローズS
の1番人気
セントライト記念
の1番人気
神戸新聞杯
の1番人気
00年 4着シルクプリマドンナ ②着トーホウシデン ③着エアシャカール
03年 5着スティルインラブ 4着マイジョーカー ②着サクラプレジデント
04年 7着ダイワエルシエーロ ①着コスモバルク ①着キングカメハメハ
06年 ①着アドマイヤキッス 6着フサイチジャンク ②着メイショウサムソン
09年 ②着レッドディザイア 4着アドマイヤメジャー 4着アンライバルド
10年 4着アパパネ 14着ゲシュタルト ②着エイシンフラッシュ
13年 ①着デニムアンドルビー 13着ヒラボクディープ ①着エピファネイア
14年 6着レッドリヴェール ①着イスラボニータ ①着ワンアンドオンリー
15年 ②着ミッキークイーン 7着サトノラーゼン ②着リアルスティール
17年 6着ファンディーナ ②着アルアイン ?

ローズSセントライト記念で1番人気馬が④着以下に敗れた年は、00年以降だと9回あり、そのうち04年、13年、14年の3回では神戸新聞杯を1番人気馬が優勝していますが、その3年ではローズSセントライト記念で1番人気馬が勝っているんですよね。

ローズSでもセントライト記念でも1番人気馬が敗れ、どちらかが④着以下に敗れた年は、神戸新聞杯での1番人気馬が②②着という成績です(00年以降)。

牝馬限定戦のローズS神戸新聞杯に何の因果関係があるんだよ、と言われると、返答に窮しますが(笑)、何となく気になるデータとして覚えておくといいんじゃないでしょうか!?

先週末は、中山阪神も道悪馬場となったわけですが、今週末からはどちらも芝の使用コースが変更となります。9月23日~24日に行われる中山&阪神の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

9月23日~24日
場所
中山 Cコース・1週目
阪神 Bコース・1週目

9月23日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 九十九里特別 [0.1.0.3]
中山10R 茨城新聞杯 [1.0.2.27]
中山11R セプテンバーS [1.0.1.28]
阪神9R ききょうS [0.1.0.2]
阪神10R 夕月特別 [0.1.1.15]
阪神11R 大阪スポーツ杯 [0.0.2.11]

9月24日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 芙蓉S [0.0.0.3]
中山10R 外房特別 [1.1.1.20]
中山11R オールカマー [1.1.4.20]
阪神9R 甲東特別 [0.0.0.10]
阪神10R ムーンライトHC [1.0.0.11]
阪神11R 神戸新聞杯 [1.2.2.25]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
オールカマー(G2、中山芝2200m)

オールカマーでの穴ぐさ💨は[1.1.4.20](複勝率23.1%)で、複勝回収率は111%です。昨年は【B】評価だったツクバアズマオーが③着となり、2013年以降は4年連続で穴ぐさ💨が馬券に絡んでいます。

過去10年のオールカマーでは7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち08年以降の5頭はすべて穴ぐさ💨です。激走した6頭のうち5頭は前走が馬券圏外でしたが、その5頭は2走前に③着以内に好走していました。激走した6頭のうち4頭は芝2200mで連対歴があったので、近走好走歴や距離実績馬を狙いたいですね。

注目レース
大阪スポーツ杯(1600万、阪神ダート1400m)

大阪スポーツ杯での穴ぐさ💨は[0.0.2.11](複勝率15.4%)で、ダート1400m戦に限ると[0.0.2.7](複勝率22.2%、複勝回収率182%)です。

馬券圏内に激走した2頭の穴ぐさ💨は父サンデー系×母父ノーザンダンサー系という配合で、どちらもダート1400mでの1000万勝ちがありました。2頭はいずれも前走がふた桁着順だったので、前走着順が悪くても距離実績がある馬は侮らないようにしましょう。

ちなみに…
神戸新聞杯での穴ぐさ💨は[1.2.2.25]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、そのうち4頭が穴ぐさ💨です。

激走した7頭は父か母父がサンデー系で、6頭は休み明けでしたから、間隔が空いていても気にせずに狙いましょう。7頭はいずれも芝500万を勝利した時がメンバー中3位以内の上がりを使っていたので、末脚のしっかりしたタイプをマークしておくと良さそうです。