菊花賞の1番人気馬も勝つか連外!?
先週(10月14日~15日)の穴ぐさ💨は
[3.7.9.87](複勝率17.9%)でした。
秋華賞も
府中牝馬Sも5番人気以内の馬が馬券圏内を占める堅い結果でしたが、先週のこのコーナーで
☆注目レース☆として挙げた5レースでは、いずれも穴ぐさ💨が馬券に絡む走りを見せてくれました。
先々週に挙げた
☆注目レース☆は3レースで、そのうち
毎日王冠以外の2レースで穴ぐさ💨が馬券圏内に入りました。10月の
☆注目レース☆での穴ぐさ💨は
[3.2.4.18](複勝率33.3%)という成績で、回収率は単勝が
112%、複勝が
128%ですから、今週末もどうぞご注目ください。
道悪馬場となった
秋華賞は
7枠14番だった
ディアドラが制して、またも
偶数馬番の馬の優勝でしたね。今年の3歳限定G1における馬番別成績は、次のようになっています。
【2017年の3歳限定のG1】
馬番 |
着別度数 |
勝率 連対率 複勝率 |
偶数馬番 |
[5.3.6.40] |
9.3% 14.8% 25.9% |
奇数馬番 |
[1.3.0.49] |
1.9% 7.5% 7.5% |
6レースのうち5レースで
偶数馬番の馬が勝っています。今週末の
菊花賞ではどうなるでしょうか。
ご存知の通り、
菊花賞は3000mの長距離戦で、芝3000m以上の競走は年に6レースが行われます。
万葉S、
ダイヤモンドS、
阪神大賞典、
天皇賞・春、
菊花賞、
ステイヤーズSで、近年のこの6レースはいずれも
上位人気馬が勝つケースが非常に多くなっています。
【2013年以降の芝3000m以上のレース】
人気 |
万葉S |
ダイヤモンドS |
阪神大賞典 |
天皇賞・春 |
菊花賞 |
ステイヤーズS |
1番 人気 |
[2.0.0.3] |
[4.0.0.1] |
[5.0.0.0] |
[1.0.0.4] |
[2.0.1.1] |
[3.0.1.0] |
2番 人気 |
[1.2.1.1] |
[0.2.1.2] |
[0.1.1.3] |
[3.0.1.1] |
[0.1.0.3] |
[0.0.1.3] |
3番 人気 |
[1.0.1.3] |
[0.0.1.4] |
[0.1.2.2] |
[0.2.1.2] |
[1.0.1.2] |
[1.1.0.2] |
4番 人気 |
[0.0.2.3] |
[1.1.0.3] |
[0.1.0.4] |
[1.1.0.3] |
[0.1.0.3] |
[0.2.1.1] |
5番 人気 |
[0.1.0.4] |
[0.1.0.4] |
[0.1.2.2] |
[0.0.0.5] |
[1.1.0.2] |
[0.0.0.4] |
6番人 気以下 |
[1.2.1.32] |
[0.1.3.45] |
[0.1.0.23] |
[0.2.3.58] |
[0.1.2.49] |
[0.1.1.35] |
近5年(2013年以降)に芝3000m以上のレースは28回行われていて、
1番人気が17勝、
2番人気が4勝、
3番人気が3勝、
4番人気が2勝、
5番人気と
6番人気が1勝ずつです。7番人気以下の馬は勝ったことがなく、6番人気で勝利したのもハンデ戦の
万葉S(16年マドリードカフェ)ですから、
菊花賞も優勝するのは1~5番人気馬ですかねぇ。
ちょっと気になるのは上表の
1番人気の成績です。1番人気は28レース中で17勝と記しましたが、その成績は
[17.0.2.9]で
②着が一度もないんですよね。勝つか連外というケースが続いているので、
菊花賞の1番人気馬もそういう攻め方をしてみると良いかもしれません。
10月21日~22日に行われる3場(東京、京都、新潟)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
10月21日~22日
場所 |
芝 |
東京 |
Aコース・3週目 |
京都 |
Aコース・3週目 |
新潟 |
Aコース・2週目 |
10月21日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
アイビーS |
出走ナシ |
東京10R |
秋嶺S |
[1.1.0.23] |
東京11R |
富士S |
[0.0.2.29] |
京都9R |
北野特別 |
[0.0.0.5] |
京都10R |
古都S |
[1.2.1.11] |
京都11R |
室町S |
[0.1.0.27] |
新潟10R |
萬代橋特別 |
[1.2.1.19] |
新潟11R |
飛翼特別 |
[1.0.3.17] |
新潟12R |
十日町特別 |
[0.0.0.9] |
10月22日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
くるみ賞 |
[1.0.2.6] |
東京10R |
甲斐路S |
[0.1.2.14] |
東京11R |
ブラジルC |
[0.2.2.25] |
京都8R |
なでしこ賞 |
[1.1.1.3] |
京都9R |
堀川特別 |
[0.2.3.11] |
京都10R |
桂川S |
[2.2.2.22] |
京都11R |
菊花賞 |
[1.1.2.29] |
京都12R |
大山崎特別 |
[0.0.0.12] |
新潟10R |
浦佐特別 |
[2.2.1.11] |
新潟11R |
北陸S |
[3.2.1.10] |
新潟12R |
鳥屋野特別 |
[0.1.1.24] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆桂川S(1600万、京都芝1200m)桂川Sでの穴ぐさ💨は
[2.2.2.22](複勝率21.4%)で、複勝回収率は
124%です。昨年は
デンコウウノが②着に入り、穴ぐさ💨は3年連続で馬券に絡んでいます。
1200m戦で馬券に絡んだ5頭は父が
サンデー系か
ミスプロ系で、3~5歳馬です。5頭中4頭は馬体重が478kg以上で、同じく5頭中4頭は4角5番手以内に付けて激走しているので、馬格があって先行力があるタイプが侮れないでしょう。
☆注目レース☆古都S(1600万、京都芝外2400m)古都Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は
144%です。昨年は
プロレタリアトが9番人気で勝利を収めました。
馬券に絡んだ4頭は
4~5歳馬で、ハンデが53~55kgでした。4頭中3頭は父が
サンデー系で、同じく4頭中3頭は上がり32秒9~34秒3を使っていたので、やはり決め手のあるタイプが穴馬に相応しいでしょう。
☆注目レース☆北陸S(1600万、新潟ダート1200m)北陸Sでの穴ぐさ💨は
[3.2.1.10](複勝率37.5%)で、複勝回収率は
160%です。穴ぐさ💨が出走した6年すべてで馬券に絡む馬が出ています。
馬券圏内に入った6頭は
5~8歳の牡セン馬で、6頭中5頭が5~6歳馬です。6頭中4頭は関西馬ですが、6頭の鞍上はすべて前走から乗り替わっていて、5頭の鞍上は
関東騎手でした。新潟で乗り慣れた鞍上の馬を狙うと面白いかもしれません。
☆注目レース☆堀川特別(1000万、京都芝外1800m)堀川特別での穴ぐさ💨は
[0.2.3.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は
146%です。牝馬限定戦となってからは[0.2.2.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は152%です。
牝馬限定戦で馬券に絡んだ4頭は
偶数馬番で、いずれも前走が馬券圏外でしたが、前走は阪神でした。4頭はいずれも
直線平坦コースで勝ち鞍があったので、平坦巧者の巻き返しに注意しましょう。
☆注目レース☆浦佐特別(500万、新潟芝外2000m)浦佐特別での穴ぐさ💨は
[2.2.1.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は
211%です。
馬券圏内に入った5頭は父か母父が
サンデー系で、連対した4頭は父
サンデー系でした。5頭中4頭は3~4歳で、同じく5頭中4頭は前走⑤着以下だったので、特に若い馬は前走着順で評価を落とし過ぎないように気を付けましょう。
☆注目レース☆くるみ賞(500万、東京芝1400m)くるみ賞での穴ぐさ💨は
[1.0.2.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は
213%です。
③着以内に入った穴ぐさ💨は父も母父もサンデー系ではなく、3頭中2頭はすでにキャリア4戦でした。3頭は
5番手以内に付けて初勝利を挙げていたので、完成度が早く、スピードのあるタイプが侮れないでしょう。
☆注目レース☆なでしこ賞(500万、京都ダート1400m)なでしこ賞での穴ぐさ💨は
[1.2.1.8](複勝率33.3%)で、複勝回収率は
225%です。京都ダート1400m戦では[1.1.1.3](複勝率50.0%)で、複勝回収率が330%となっています。
京都ダート1400mで馬券圏内に入った3頭は父か母父が
ミスプロ系で、
芝で⑥着以内に入ったことがありました。3頭は中3週以内の臨戦でもあったので、順調に使われていて、芝でもそこそこ走れるようなスピードタイプが面白そうです。
■ちなみに…■菊花賞での穴ぐさ💨は[1.1.2.29]で、
富士Sでは[0.0.2.29]です。昨年の
菊花賞では
【B】評価だった
レインボーラインが9番人気で②着に食い込みました。
過去10年の
菊花賞では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、いずれも
中8週以内で、09年以降の7頭は
前走④着以内です。09年以降の7頭の内訳は、前走が芝1000万で①着だった馬が3頭、前走が芝重賞で③~④着だった馬が4頭です。
激走した9頭のうち8頭は父か母父が
サンデー系で、例外馬の
ゴールドアクターは父(
スクリーンヒーロー)の母父が
サンデーサイレンスです。500kg以上で激走したのは10年③着の
ビートブラック(510kg)だけなので、あまり大きすぎないタイプをマークしましょう。
過去10年の
富士Sでは7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、すべて②~③着です。11頭はすべて
左回りでの勝ち鞍があり、8頭は東京で勝ったことがあったので、左回り実績は重要でしょう。
11頭のうち3歳馬は2頭で、4歳以上の9頭は
芝1600mで1分33秒1より速い時計での勝利実績がありました。古馬は時計の速い決着で実績がある方が狙いやすいでしょうね。