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東京芝2400mの特別競走では1番人気馬がほとんど崩れていない!

先週(11月18日~19日)の穴ぐさ💨は[6.8.7.95](複勝率18.1%)でした。

マイルCSはエアスピネルが勝ち切るかと思われたところにペルシアンナイトが襲いかかり、ハナ差だけ差し切って優勝しました。M.デムーロ騎手は今年のJRA・G1が6勝目で、芝での5勝中3勝を7~8枠で挙げているんですよね。今回も素晴らしいコース取りでした。

マイルCSは稍重馬場でしたが、今年のJRAの芝G1が道悪馬場となったのは8レースで、いずれもM.デムーロ騎手ルメール騎手が馬券に絡んでいます。

M.デムーロ騎手ルメール騎手を含めてマイルCSは外国人騎手が6人いて、いずれも⑧着以内に入りました。日本人騎手で⑧着以内に入ったのはサングレーザー福永騎手レーヌミノル和田騎手で、道悪馬場ならなおのこと外国人騎手の技量が活きるような気がするので、今週末以降も注目すべきかと思います。

先週にお伝えしたG1における騎手の継続騎乗と乗り替わりについては、次のような成績になっています。

【2017年のJRA・G1】
騎手 偶数馬番 奇数馬番
継続騎乗 [7.10.11.71] [9.6.4.85]
乗り替わり [3.2.4.50] [0.1.0.56]

乗り替わりでの奇数馬番で初めてエアスピネルが②着に入りましたが、引き続き勝ち馬は継続騎乗か、乗り替わりで偶数馬番から出ています。ジャパンCもこのデータには注意したいですね。

ジャパンCキタサンブラックが連覇を狙って出走する予定ですが、実は昨年のジャパンCでのキタサンブラック以降、東京芝2400mの特別競走での1番人気馬はほとんどのレースで馬券圏内に入っています。

月日 レース名 1番人気馬 着順 前走
着順
2016年11月27日 ジャパンC キタサンブラック
2017年2月4日 ゆりかもめ賞 レジェンドセラー
2017年2月4日 箱根特別 コルコバード 5
2017年2月5日 早春S ラヴィエベール
2017年4月29日 青葉賞 アドミラブル
2017年4月30日 陣馬特別 マイネルクラフト 9 7
2017年5月6日 メトロポリタンS ヴォルシェーブ 9
2017年5月13日 緑風S リッチーリッチー
2017年5月21日 オークス ソウルスターリング
2017年5月28日 青嵐賞 ルックトゥワイス
2017年5月28日 日本ダービー アドミラブル
2017年6月18日 芦ノ湖特別 ソールインパクト
2017年6月25日 稲城特別 ストロングレヴィル
2017年10月7日 本栖湖特別 サーレンブラント 7
2017年10月9日 六社S パフォーマプロミス
2017年11月4日 南武特別 ホウオウドリーム

1番人気馬は[8.4.3.1]で、馬券圏外になったのは今年の陣馬特別でのマイネルクラフトだけです。同馬は前走が⑦着で、前走で掲示板に載っていた馬に限ると[7.4.2.0]ですから、ジャパンCも1番人気馬は安泰という気がしますが、どうでしょう?

11月25日~26日に行われる東京、京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

11月25日~26日
場所
東京 Cコース・2週目
京都 Cコース・2週目

11月25日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R カトレア賞 [0.0.1.2]
東京10R 銀嶺S [2.1.0.20]
東京11R キャピタルS [4.2.0.25]
京都9R 高雄特別 [0.0.1.7]
京都10R 花園S [0.0.1.16]
京都11R 京都2歳S [0.0.0.4]

11月26日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京7R ベゴニア賞 [1.0.0.18]
東京8R オリエンタル賞 [0.1.0.11]
東京9R シャングリラ賞 [0.3.1.20]
東京10R ウェルカムS [0.0.1.24]
東京11R ジャパンC [0.1.0.29]
京都9R 白菊賞 [1.2.2.9]
京都10R 渡月橋S [0.0.2.20]
京都11R オータムリーフS [0.0.2.9]
京都12R 京阪杯 [3.0.0.29]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
白菊賞(500万、京都芝1600m)

白菊賞での穴ぐさ💨は[1.2.2.9](複勝率35.7%)で、複勝回収率は237%です。昨年は①着ゴールドケープ、③着ドロウアカードという【穴ぐさ💨ダブル】となりました。

激走した5頭は父か母父がサンデー系で、前走が4角5番手以内に付けていて、5頭中4頭は前走が4角3番手以内でした。同じく5頭中4頭は馬体重が430~450kg台だったので、それほど大きくない先行型を狙うと面白そうです。

ちなみに…
ジャパンCでの穴ぐさ💨は[0.1.0.29]で、京阪杯では[3.0.0.29]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、ジャパンCが6頭、京阪杯が11頭です。

ジャパンCで激走した6頭のうち、ふた桁馬番は08年①着のスクリーンヒーロー(8枠16番)だけで、2010年以降の激走馬5頭はひと桁馬番でした。前走がG2だったのも08年のスクリーンヒーローだけで、5頭は前走が芝2000~2400mのG1でした。

6頭はいずれも芝2400~2500mの重賞で③着以内に好走したことがあり、父が、ディープインパクトジャングルポケットネオユニヴァースグラスワンダーで、国内の芝2400~2500mのG1勝ち馬です。そのようなタイプをマークしましょう。

京阪杯の激走馬は11頭中8頭がふた桁人気で、かなり手広く攻める必要がありそうです。11頭は中10週以内の臨戦で、そのうち10頭は前走が芝1200~1400mのOPで③着以下でしたが、9頭は前走の着差が0秒6以内でした。11頭中6頭は芝重賞で馬券に絡んだことがない馬だったので、実績不足の馬も侮らない方が良さそうです。