朝日杯FSの1番人気はひと桁馬番なら?
先週(12月9日~10日)の穴ぐさ💨は
[4.2.7.100](複勝率11.5%)でした。
特別競走では[2.1.5.36](複勝率18.2%)で、単勝回収率が125%、複勝回収率が102%という成績でした。
香港国際競走では「穴ぐさ💨的存在(★)」に指名した馬が[2.0.1.8]という成績で、マイル(
ビューティジェネレーション)とカップ(
タイムワープ)で勝利を挙げましたが、馬券の売上は昨年に比べて大きく下がったみたいですね。海外馬券は難しすぎる感覚があるのでしょうか。
阪神JFは
ラッキーライラックが勝ち、
オルフェーヴルは初年度産駒からいきなりG1馬を出しましたね。ラッキーライラックは2番人気で、今年の2歳重賞は相変わらず上位人気馬が勝利するケースが続いています。
【2017年の2歳重賞】
人気 |
着別度数 |
1番人気 |
[4.2.1.5] |
2番人気 |
[4.1.1.6] |
3番人気 |
[2.2.2.6] |
4番人気 |
[0.2.4.6] |
5番人気 |
[2.3.1.6] |
6番人気以下 |
[0.2.3.97] |
先週もお伝えした通り、5番人気で勝利した2頭は鞍上が
外国人ジョッキーで、優勝したのは1~3番人気か、外国人騎手が騎乗した5番人気馬となっています。
阪神JFでは1番人気だった
ロックディスタウンが⑨着に敗れてしまいましたが、今年の
阪神の芝重賞での1番人気馬は馬番に関して次のような結果が残されています。
【2017年の阪神芝重賞での1番人気】
馬番 |
内回りコース |
外回りコース |
ひと桁馬番 |
[4.1.0.2] |
[3.1.0.0] |
ふた桁馬番 |
[0.1.0.1] |
[1.0.1.2] |
1番人気でよく勝っているのは
ひと桁馬番の馬で、
ふた桁馬番で勝利したのはチューリップ賞のソウルスターリング(7枠10番)だけです。ひと桁馬番で1番人気に推されると[7.2.0.2]で、連外となったのは阪急杯のシュウジ(⑧着、6枠7番)とマーメイドSのトーセンビクトリー(⑨着、5枠5番)で、ともに
内回りコースでした。
朝日杯FSが阪神での施行となって今年で4年目で、過去3回の1番人気は、
ひと桁馬番だと
1戦1勝(14年ダノンプラチナ・1枠2番)で、
ふた桁馬番だと
②着(15年エアスピネル・6枠11番)と
④着(16年ミスエルテ・7枠13番)となっています。今年の1番人気はどんな馬番の馬になりますかね。
12月16日~17日に行われる3場(中山、阪神、中京)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
12月16日~17日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・3週目 |
阪神 |
Aコース・3週目 |
中京 |
Aコース・3週目 |
12月16日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
ひいらぎ賞 |
[3.4.4.20] |
中山10R |
仲冬S |
[0.2.1.28] |
中山11R |
ターコイズS |
[1.0.1.26] |
阪神9R |
さざんか賞 |
出走ナシ |
阪神10R |
赤穂特別 |
[0.1.3.24] |
阪神11R |
タンザナイトS |
[0.0.0.6] |
中京10R |
つわぶき賞 |
[0.0.1.28] |
中京11R |
中京日経賞 |
[1.1.1.23] |
中京12R |
高山特別 |
[0.0.0.10] |
12月17日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
香取特別 |
[1.0.0.20] |
中山10R |
南総S |
[1.0.1.9] |
中山11R |
ディセンバーS |
[0.1.1.20] |
阪神9R |
猪名川特別 |
[0.0.1.6] |
阪神10R |
元町S |
[0.1.2.13] |
阪神11R |
朝日杯FS |
[1.4.0.27] |
阪神12R |
妙見山特別 |
[0.0.0.3] |
中京10R |
桑名特別 |
[2.0.1.22] |
中京11R |
三河S |
[0.1.0.22] |
中京12R |
尾張特別 |
[2.1.1.12] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆ひいらぎ賞(500万、中山芝1600m)ひいらぎ賞での穴ぐさ💨は
[3.4.4.20](複勝率35.5%)で、複勝回収率は
191%です。昨年は1~5番人気が馬券圏内を占める結果でしたが、一昨年までは8年連続で穴ぐさ💨が馬券に絡んできた相性の良いレースなので、今年は波乱を期待したいです。
馬券圏内に入った穴ぐさ💨は11頭のうち6頭が
牝馬で、5頭が
牡馬です。牝馬で激走した6頭のうち、09年以降の5頭はいずれも父
サンデー系で、10年以降の4頭はいずれも前走で
メンバー中3位以内の上がりを使っていました。
牡馬で激走した5頭は
父がサンデー系以外で、母父
サンデー系という馬も1頭だけです。牡馬で激走した5頭のうち、前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていたのは1頭だけでした。牡馬は持続力で勝負するタイプ、牝馬は決め手を活かせる父
サンデー系が良さそうです。
■ちなみに…■朝日杯FSでの穴ぐさ💨は[1.4.0.27]で、
ターコイズSでは[1.0.1.26]です。昨年の朝日杯FSでは
【A】評価だった
モンドキャンノが②着に食い込みました。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、朝日杯FSが8頭、ターコイズSが9頭です。
朝日杯FSで激走した8頭のうち7頭は前走が
デイリー杯2歳Sか
京王杯2歳Sで、そこで④着以内に入っていました。その2レース以外で激走したのは12年のロゴタイプで、同馬は前走の500万(ベゴニア賞)を
レコードで勝っていました。まずはそのようなタイプをチェックしたいですね。
阪神での施行となってから激走した馬は4頭で、いずれも
キャリア3~4戦の関西馬です。4頭とも勝ち鞍は
芝1200~1500mだったので、スピードタイプを侮らない方が良いでしょう。
ターコイズSで激走した9頭は、父か母父が
サンデー系か
ミスプロ系で、9頭中6頭は社台ファームかノーザンファームの生産馬です。
9頭はいずれも前走が掲示板外で、9頭中8頭は前走の上がりがメンバー中4位以下でした。9頭中7頭は4角5番手以内で粘り込んでいるので、
先行力のあるタイプは、前走着順をあまり気にせずにマークしておきましょう。