ホープフルSでも注目の血統馬は2頭!?
先週(12月23日~24日)の穴ぐさ💨は
[2.8.4.63](複勝率18.2%)でした。特別競走に限ると[0.5.1.28]で複勝回収率が
111%でしたが、
有馬記念で②着に入った
クイーンズリングを指名できず、すみませんでした。
優勝した
キタサンブラックは有馬記念が3度目の挑戦で、3歳時が4番人気で③着、4歳時が2番人気で②着、そして今年は単勝1.9倍という圧倒的
1番人気に支持されました。
思えば
キタサンブラックは4歳夏までは一度も
1番人気に推されたことがなかったのに、4歳秋以降は9戦中8戦で
1番人気に支持され、唯一の例外が昨年の有馬記念だったんですよね。レースを使われて、その走りで支持を増やしていったタイプで、歴史に残る名馬となりましたね。
例年であればこれで一年間の中央競馬が終了、となるわけですが、ご存知の通り、今年は28日にも開催があります。重賞は今年からG1に昇格した
ホープフルSがあり、17頭が出走を予定しています。
阪神JF&朝日杯FSの前にもお伝えしましたが、今年の
2歳重賞はずっと
上位人気馬が勝利を収めています。
【2017年の2歳重賞】
人気 |
着別度数 |
1番人気 |
[5.2.1.5] |
2番人気 |
[4.1.2.6] |
3番人気 |
[2.3.2.6] |
4番人気 |
[0.2.4.7] |
5番人気 |
[2.3.1.7] |
6番人気以下 |
[0.2.3.108] |
13レース中11レースは
1~3番人気が優勝していて、5番人気で勝利した2頭は
外国人ジョッキーでした。13レースすべてで1~5番人気馬が馬券圏内に2頭以上入っているので、
ホープフルSもまずは上位人気の取捨を考えるべきでしょうね。
ホープフルSが行われる
中山芝2000mでは、今年は重賞が5回行われていて、連対圏に入った馬は次の通りです。
【2017年の中山芝2000m重賞】
レース |
馬名 |
父 |
母父 |
紫苑S①着 |
ディアドラ |
ハービンジャー |
スペシャルウィーク |
紫苑S②着 |
カリビアンゴールド |
ステイゴールド |
Cape Cross |
皐月賞①着 |
アルアイン |
ディープインパクト |
Essence of Dubai |
皐月賞②着 |
ペルシアンナイト |
ハービンジャー |
サンデーサイレンス |
弥生賞①着 |
カデナ |
ディープインパクト |
French Deputy |
弥生賞②着 |
マイスタイル |
ハーツクライ |
フォーティナイナー |
京成杯①着 |
コマノインパルス |
バゴ |
フジキセキ |
京成杯②着 |
ガンサリュート |
ダノンシャンティ |
クロフネ |
中山金杯①着 |
ツクバアズマオー |
ステイゴールド |
Giant's Causeway |
中山金杯②着 |
クラリティスカイ |
クロフネ |
スペシャルウィーク |
父と母父を記し、
サンデー系はピンク色、
ノーザンダンサー系は赤色にしました。
サンデー系と
ノーザンダンサー系を持つ馬の好走が非常に多く、父と母父の組み合わせがその2系統という馬が必ず連対しているんですよね。
ホープフルSでもそんな血統馬に注目したら良さそうに思いますが、該当馬は少なく、
ジャンダルム(父
Kitten's Joy×母父
サンデーサイレンス)と
トーセンクリーガー(父
トーセンロレンス×母父
フレンチデピュティ)の2頭だけです。この傾向は続くでしょうか!?
12月28日に行われる中山、阪神の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
12月28日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・5週目 |
阪神 |
Bコース・2週目 |
12月28日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山8R |
YJSF中山第1戦 |
出走ナシ |
中山9R |
エスペランサ賞 |
出走ナシ |
中山10R |
YJSF中山第2戦 |
出走ナシ |
中山11R |
ホープフルS |
[2.1.1.18] |
中山12R |
ベストウィッシュC |
出走ナシ |
阪神9R |
春待月賞 |
出走ナシ |
阪神10R |
フォーチュンC |
出走ナシ |
阪神11R |
ベテルギウスS |
[1.3.3.9] |
阪神12R |
2017ファイナルS |
[1.2.1.26] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆ホープフルS(G1、中山芝2000m)ホープフルSでの
[2.1.1.18](複勝率18.2%)で、重賞での近3年では
[0.1.1.7](複勝率22.2%)で複勝回収率が
120%です。昨年は
マイネルスフェーンが②着、3年前は
ブラックバゴが③着となり、どちらも
【A】評価でした。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、いずれも
前走が4角2~7番手でした。8頭中6頭は前走の上がりがメンバー中3位以内か33秒台だったので、ある程度の位置から速い上がりを使えていたタイプをマークしましょう。
重賞になってから激走した3頭はいずれも
前走が①着で、父か母父が
サンデー系です。3頭はいずれも
ミスプロも内包していたので、
サンデーと
ミスプロの血を持つ馬は侮らない方が良さそうです。
☆注目レース☆ベテルギウスS(OP特別、阪神ダート1800m)ベテルギウスSでの穴ぐさ💨は
[1.3.3.9](複勝率43.8%)で、複勝回収率が
246%です。穴ぐさ💨のいた7年中6年で馬券に絡んでいるので、今年も期待したいところです。
激走した穴ぐさ💨は
4~7歳の牡馬で、08年以降の6頭は4~5歳でした。7頭はいずれも前走が馬券圏外でしたが、7頭中5頭は2~3走前に③着以内の好走歴があったので、前走着順だけで評価を落とさない方が良さそうです。7頭のうち6頭は父が
サンデー系か
ノーザンダンサー系で、7頭のうち5頭は2000m以上での勝ち鞍があったので、長距離実績も確認しておきましょう。