中山金杯、京都金杯で注目の血統とは!?
あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年12月28日の穴ぐさ💨は
[4.3.4.29](複勝率27.5%)で、単勝回収率が
252%、複勝回収率が
122%でした。ホープフルSで
【B】評価だった
ステイフーリッシュが③着に食い込み、好配当を演出してくれました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございました!
2017年の穴ぐさ💨は特別競走での単勝回収率が
103%でした。
重賞での単勝回収率が
118%で、G1でも
桜花賞の
レーヌミノル、
皐月賞の
アルアイン、
ジャパンCの
シュヴァルグランと3勝を挙げて単勝回収率が
106%でした。これでもまだまだ取りこぼすケースがあったので、2018年はさらに成績を向上させられるように頑張ります。
2018年の中央競馬も東西の
金杯からスタートするわけですが、中山金杯はご存知の通り、
中山芝2000mが舞台で、このコースの重賞は父と母父の組み合わせが
サンデー系&
ノーザンダンサー系の馬がよく連対していると昨年末にお伝えしました。
【2017年の中山芝2000m重賞】
レース |
馬名 |
父 |
母父 |
ホープフルS①着 |
タイムフライヤー |
ハーツクライ |
ブライアンズタイム |
ホープフルS②着 |
ジャンダルム |
Kitten's Joy |
サンデーサイレンス |
紫苑S①着 |
ディアドラ |
ハービンジャー |
スペシャルウィーク |
紫苑S②着 |
カリビアンゴールド |
ステイゴールド |
Cape Cross |
皐月賞①着 |
アルアイン |
ディープインパクト |
Essence of Dubai |
皐月賞②着 |
ペルシアンナイト |
ハービンジャー |
サンデーサイレンス |
弥生賞①着 |
カデナ |
ディープインパクト |
French Deputy |
弥生賞②着 |
マイスタイル |
ハーツクライ |
フォーティナイナー |
京成杯①着 |
コマノインパルス |
バゴ |
フジキセキ |
京成杯②着 |
ガンサリュート |
ダノンシャンティ |
クロフネ |
中山金杯①着 |
ツクバアズマオー |
ステイゴールド |
Giant's Causeway |
中山金杯②着 |
クラリティスカイ |
クロフネ |
スペシャルウィーク |
ピンク色が
サンデー系、赤色が
ノーザンダンサー系です。
父と母父が
サンデー系&
ノーザンダンサー系の馬は、
ホープフルSでは2頭(ジャンダルム、トーセンクリーガー)だけで、ジャンダルムが②着に入りました。
中山金杯もそのような組み合わせの馬は注目すべきでしょうね(該当する登録馬は6頭です)。
一方、京都金杯が行われる
京都芝外1600mでは、昨年に重賞が5レースあり、連対圏に入った馬は次の通りです。
【2017年の京都芝外1600m重賞】
レース |
馬名 |
父 |
母父 |
マイルCS①着 |
ペルシアンナイト |
ハービンジャー |
サンデーサイレンス |
マイルCS②着 |
エアスピネル |
キングカメハメハ |
サンデーサイレンス |
デイリー杯2歳S①着 |
ジャンダルム |
Kitten's Joy |
サンデーサイレンス |
デイリー杯2歳S②着 |
カツジ |
ディープインパクト |
ホワイトマズル |
マイラーズC①着 |
イスラボニータ |
フジキセキ |
コジーン |
マイラーズC②着 |
エアスピネル |
キングカメハメハ |
サンデーサイレンス |
シンザン記念①着 |
キョウヘイ |
リーチザクラウン |
ダンスインザダーク |
シンザン記念②着 |
タイセイスターリー |
マンハッタンカフェ |
Rock of Gibraltar |
京都金杯①着 |
エアスピネル |
キングカメハメハ |
サンデーサイレンス |
京都金杯②着 |
ブラックスピネル |
タニノギムレット |
アグネスデジタル |
こちらは
サンデー系(ピンク色)、
ノーザンダンサー系(赤色)に加えて
ミスプロ系(黄色)にも色を付けました。5レース中3レースでエアスピネルが連対しているんですが、それも含めて連対圏に入った馬は
サンデー系、
ノーザンダンサー系、
ミスプロ系の3系統を持つ馬がとても多いです。
京都金杯は
内枠有利の傾向が強いレースですから(過去10年の優勝馬はひと桁馬番で、②着馬の10頭中8頭が馬番7番以内)、
サンデー系、
ノーザンダンサー系、
ミスプロ系の3系統を持っていて内目の枠に入った馬をマークすると良いのではないでしょうか。
1月6日~8日に行われる中山、京都の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
1月6日~8日
場所 |
芝 |
中山 |
Cコース・1週目 |
京都 |
Aコース・1週目 |
1月6日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
招福S |
[0.1.1.17] |
中山10R |
ジュニアC |
[0.1.1.14] |
中山11R |
中山金杯 |
[0.2.1.29] |
京都9R |
福寿草特別 |
[0.1.1.4] |
京都10R |
初夢S |
[0.0.3.25] |
京都11R |
京都金杯 |
[1.3.2.27] |
1月7日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
サンライズS |
[1.2.3.26] |
中山10R |
ポルックスS |
[1.0.1.10] |
中山11R |
フェアリーS |
[1.1.1.24] |
京都9R |
舞鶴特別 |
[0.0.3.14] |
京都10R |
寿S |
[3.1.0.17] |
京都11R |
万葉S |
[0.1.0.10] |
1月8日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
成田特別 |
[0.1.3.21] |
中山10R |
迎春S |
[1.1.0.11] |
中山11R |
カーバンクルS |
[1.1.1.3] |
京都9R |
許波多特別 |
[1.1.0.5] |
京都10R |
羅生門S |
[1.1.0.25] |
京都11R |
シンザン記念 |
[3.1.3.21] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆シンザン記念(G3、京都芝外1600m)シンザン記念での穴ぐさ💨は
[3.1.3.21](複勝率25.0%)で、単勝回収率が
257%、複勝回収率が
142%です。一昨年は
【B】評価だったロジクライが①着、昨年は
【A】評価だったキョウヘイが①着で、2年連続で穴ぐさ💨が優勝しています。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、すべて
中1~4週の臨戦でした。12頭のうち9頭は前走が⑤着以内で、例外の1頭は前走が⑥着、もう1頭は前走が1位入線での⑩着降着でした。
近2年で優勝した穴ぐさ💨のキョウヘイとロジクライは
キャリアが4~5戦で、このレースの激走馬はある程度のキャリアを積んでいた馬が多い特徴があります。12頭のうちキャリア4戦以上の馬が10頭で、そのうち8頭はキャリア5~6戦です。使われてきているタイプを侮らないようにしましょう。
☆注目レース☆カーバンクルS(OP特別、中山芝1200m)カーバンクルSでの穴ぐさ💨は
[1.1.1.3](複勝率50.0%)で、複勝回収率は
241%です。一昨年はカハラビスティーが①着、昨年はコスモドームが②着&オウノミチが③着に入る
【穴ぐさ💨ダブル】でした。
馬券に絡んだ3頭はいずれも
ひと桁馬番の父
サンデー系で、前走は芝1200mで掲示板外に敗れていました。3頭は6~7歳だったので、ベテランでもひと桁馬番に入った父
サンデー系は侮れなさそうです。
☆注目レース☆サンライズS(1600万、中山芝1200m)サンライズSでの穴ぐさ💨は
[1.2.3.26](複勝率18.8%)で、複勝回収率は
114%です。3年前はアンヴァルトが②着、一昨年はスカイキューティーが①着、昨年はゴールドペガサスが③着で、近3年は連続して馬券に絡んでいます。
馬券圏内に入った穴ぐさ💨は5~8歳で、すべて
中3週以内の臨戦でした。6頭中4頭が
牝馬で、6~7歳の牝馬も3頭が激走しているので、ベテラン勢の評価を下げないように気を付けましょう。6頭中4頭は父
サンデー系で、2頭は父
ボールドルーラー系です。
☆注目レース☆寿S(1600万、京都芝2000m)寿Sでの穴ぐさ💨は
[3.1.0.17](複勝率19.0%)で、複勝回収率は
118%です。
連対した4頭の穴ぐさ💨は8~9番人気で、こちらは
4~5歳馬です。いずれも中5週以内の臨戦で、4頭のうち3頭は前走で0秒3~0秒5差で走っていました(例外馬は前走がG2)。4頭中3頭は3番手以内に先行して激走したので、
先行型を見逃さないようにしましょう。
☆注目レース☆許波多特別(1000万、京都芝外2200m)許波多特別での穴ぐさ💨は
[1.1.0.5](複勝率28.6%)で、複勝回収率は
112%です。
馬券に絡んだ2頭は4~5歳の父
ノーザンダンサー系で、前走でふた桁着順に敗れていましたが、先行して激走しています。どちらも
京都芝で勝ったことがあったので、京都実績のある先行型は侮らない方が良さそうです。
■ちなみに…■中山金杯での穴ぐさ💨は[0.2.1.29]、
京都金杯では[1.3.2.27]、
フェアリーSでは[1.1.1.24]です。過去10年で7番人気以下で馬券に絡んだ馬は、
中山金杯が5頭、
京都金杯が9頭、
フェアリーSが12頭です。
中山金杯で激走した5頭は
ハンデ54~55kgの牡馬で、4~6歳馬です。5頭中4頭は
ひと桁馬番で、同じく5頭中4頭は右回りで直線距離の短いコースで勝ったことがあったので、小回り実績のある馬をマークしておきましょう。
京都金杯で激走した9頭は、いずれも前走が
11月25日以降です。9頭中8頭は父か母父が
サンデー系で、2011年以降の6頭はいずれも近2走以内に③着以内の好走歴がありました。冬場のレースですから、順調に使われていて、好調さを感じられるタイプに妙味がありそうです。
フェアリーSで激走した12頭のうち11頭は父か母父が
サンデー系で、父と母父が
サンデー系&
ミスプロ系という馬が5頭います。
12頭のうち8頭は
馬番4~9番で、4頭は
馬番13~15番です。馬番4~9番で激走した8頭のうち6頭は4角3番手以内に付けていて、馬番13~15番で激走した4頭のうち2頭は4角7番手以下から差してきました。脚質と馬番を噛み合わせて考えると良さそうです。