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アメリカJCCでも上位人気の4歳馬に注目でしょう

先週(1月13日~14日)の穴ぐさ💨は[3.4.9.98](複勝率14.0%)で、日経新春杯では【C】評価だったガンコが③着に食い込みました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございます!

日経新春杯は6歳馬のパフォーマプロミスが優勝しましたが、出走馬12頭で、4歳馬の出走がありませんでした。今週はアメリカJCC東海Sという重賞があり、アメリカJCCには、ダンビュライトミッキースワローレジェンドセラーという3頭の4歳馬が登録しています。

昨年の10月以降では、古馬混合の芝重賞が22回行われていて、世代別の成績が次のようになっています。

【2017年10月以降の古馬混合の芝重賞】
世代 着別度数 勝率
現4歳 [8.2.5.42] 14.0%
現6歳 [6.6.10.94] 5.2%
現5歳 [4.8.6.52] 5.7%
現7歳 [4.4.1.54] 6.3%
現8歳以上 [1.3.1.47] 1.9%

勝利数、勝率ともにトップは現4歳世代です。現4歳世代は、出走頭数が2頭以上で馬券に絡まなかったのが毎日王冠富士S天皇賞・秋有馬記念愛知杯の5レースで、そのうち10月末以降の牡牝混合のG2&G3に限れば7レース連続で馬券に絡む馬が出ていて、そのうち5レースで優勝しています。

昨年10月以降の古馬混合の芝重賞で、現4歳世代の馬は人気別の成績が次のようになっています。

【2017年10月以降の古馬混合の芝重賞での現4歳世代】
人気 着別度数
1番人気 [3.0.1.3]
2番人気 [2.2.1.3]
3番人気 [0.0.2.2]
4番人気 [1.0.0.5]
5番人気 [2.0.0.2]
6番人気以下 [0.0.1.27]

8勝を挙げているのは1~5番人気に推された馬なので、アメリカJCCに登録している現4歳世代の3頭(ダンビュライトミッキースワローレジェンドセラー)も、上位人気に推されたいところでしょうね。

ちなみに、ダンビュライトにはM.デムーロ騎手レジェンドセラーにはルメール騎手が騎乗予定で、今週もまたあのデータが使えるかもしれません。

【2017年以降にM.デムーロ騎手とルメール騎手が一緒に参戦したJRA重賞】
条件 2歳限定戦 3歳限定戦 古馬混合戦
M.デムーロ騎手とルメール騎手が
一緒に③着以内
0レース 5レース 0レース
M.デムーロ騎手が③着以内だが、
ルメール騎手が④着以下
0レース 5レース 14レース
ルメール騎手が③着以内だが、
M.デムーロが④着以下
1レース 2レース 10レース
M.デムーロ騎手もルメール騎手も
④着以下
1レース 2レース 3レース

先週の日経新春杯では、M.デムーロ騎手パフォーマプロミスが①着で、ルメール騎手モンドインテロが⑦着でした。昨年以降の古馬混合のJRA重賞では、M.デムーロ騎手の騎乗馬とルメール騎手の騎乗馬が一緒に馬券圏内に入ったことはないので、アメリカJCCでも注目でしょう。

1月20日~21日に行われる3場(中山、京都、中京)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

1月20日~21日
場所
中山 Cコース・3週目
京都 Aコース・3週目
中京 Bコース・2週目

1月20日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 初茜賞 [0.1.2.19]
中山10R 東雲賞 [1.1.2.11]
中山11R アレキサンドライトS [1.1.1.25]
京都9R 祇園特別 [1.0.1.14]
京都10R 若駒S 出走ナシ
京都11R すばるS [2.0.1.28]
中京10R なずな賞 [0.0.2.19]
中京11R 中京スポニチ賞 [1.0.1.26]
中京12R 熱田特別 [1.2.2.18]

1月21日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
中山9R 若竹賞 [0.0.0.16]
中山10R 頌春賞 [1.0.1.4]
中山11R AJCC [0.1.4.18]
京都9R 睦月賞 [0.0.0.7]
京都10R 山科S [2.0.1.15]
京都11R 石清水S [2.1.0.25]
中京10R 恋路ヶ浜特別 [0.0.1.15]
中京11R 東海S [2.3.1.26]
中京12R 蒲郡特別 [0.0.0.12]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
東海S(G2、中京ダート1800m)

東海Sでの穴ぐさ💨は[2.3.1.26](複勝率18.8%)で、複勝回収率は160%です。2011年以降は穴ぐさ💨が馬券圏内に入る年入らない年が交互に来ているので、今年は期待したいところです。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭いて、9頭中6頭はふた桁人気馬です。改装後の中京ダート1800mで激走した5頭はすべて②~③着で、いずれも前走が⑥着以内で、5頭中4頭は前走④着以内で中3週以内の臨戦でした。

激走した5頭のうち、7~8歳の2頭はダート重賞の勝ち馬で、それ以外の3頭は5~6歳でダート重賞で③着以内に入ったことがありませんでした。ある程度若いタイプは実績をあまり気にしなくても良さそうです。

注目レース
山科S(1600万、京都ダート1200m)

山科Sでの穴ぐさ💨は[2.0.1.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は102%です。

馬券圏内に入った3頭は前走が馬券圏外でしたが、近4走以内にダートで連対歴があり、過去にダート1400m以上で③着以内に入ったことがありました。ダート1200mよりも少し長めの距離実績があると良さそうです。

注目レース
東雲賞(1000万、中山芝1600m)

東雲賞での穴ぐさ💨は[1.1.2.11](複勝率26.7%)で、複勝回収率は161%です。昨年は②着プラチナブロンド&③着パワースラッガーという【穴ぐさダブル】でした。

マイル戦に限ると[1.1.2.2](複勝率66.7%)という成績で、激走した4頭はいずれも前走が芝1000万で掲示板外でしたが、中7週以内の臨戦で、4頭中3頭は芝1200mで連対歴がありました。同じく4頭中3頭はハンデ53kg以下だったので、スピードのある軽ハンデ馬が侮れないでしょう。

注目レース
頌春賞(1000万、中山ダート1200m)

頌春賞での穴ぐさ💨は[1.0.1.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は286%です。馬券に絡んだ2頭は10~12番人気でした。

馬券に絡んだ2頭の穴ぐさ💨は父サンデー系で、後方からメンバー中2位以内の上がりで追い込みを決めています。どちらも近4走以内にダート1000万で馬券圏内があったので、実績ある馬を見逃さないようにしましょう。

注目レース
熱田特別(500万、中京芝2000m)

熱田特別での穴ぐさ💨は[1.2.2.18](複勝率21.7%)で、複勝回収率は130%です。一昨年はコートオブアームズが③着、昨年はストーリーセラーが②着で、どちらも【B】評価でした。

改装後の中京芝2000mで馬券に絡んだ4頭はひと桁馬番で、父か母父がサンデー系です。4頭はいずれも休み明け初戦~2戦目だったので、フレッシュなタイプが狙い目でしょう。

ちなみに…
AJCCでの穴ぐさ💨は[0.1.4.18]という成績です。過去10年の同レースでは、7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭います。

激走馬7頭のうち6頭は前走が芝重賞で、例外の1頭は前走のOP特別を1馬身以上の差で勝利していました。同じく7頭のうち6頭は4角3番手以内から激走していて、先行型が侮れないでしょう。

7頭のうち5頭は6~8歳で、近2年で激走した2頭は5歳でしたが、5歳の2頭は芝2200mで勝ち鞍がありました。6~8歳で激走した5頭は芝2200mで勝ったことがなかったので、若いタイプの穴馬は距離実績を重視すると良さそうです。