東京新聞杯の1番人気馬も枠順が重要でしょう
先週(1月27日~28日)の穴ぐさ💨は
[3.7.9.89](複勝率17.6%)で、特別競走に限ると
[2.1.3.26](複勝率18.8%)でした。特別競走での回収率は単勝が
173%、複勝が
153%で、
シルクロードSでは
【C】評価だった
フミノムーンが15番人気で③着に食い込みました。
重賞でふた桁人気の穴ぐさ💨が馬券に絡んだのは、先々週の
東海Sでの
コスモカナディア(13番人気②着)に続いて2週連続でした。馬券を獲られた方は
おめでとうございました!今年の重賞での穴ぐさ💨は
[0.2.4.24](複勝率20.0%)で、複勝回収率は
138%です。馬券圏内に入った6頭中5頭は
騎手が乗り替わった馬なので、今週末の
東京新聞杯や
きさらぎ賞でも、そのようなタイプの穴ぐさ💨に注目すると良いかもしれません。
東京競馬場では
東京新聞杯が行われる予定で、今年の古馬混合の
芝1600m重賞は京都金杯に続いて2レース目となります。
京都金杯は4番人気だったブラックムーンが制し、1番人気だったレッドアンシェルが③着でしたが、昨年以降の古馬混合の
芝1600m重賞では、人気別の成績が次のようになっています。
【2017年以降の古馬混合の芝1600m重賞】
人気 |
着別度数 |
1番人気 |
[4.2.3.5] |
2番人気 |
[1.2.1.10] |
3番人気 |
[1.3.1.9] |
4番人気 |
[2.2.1.9] |
5番人気 |
[3.1.2.8] |
6番人気 |
[1.1.1.11] |
7番人気 |
[2.0.4.8] |
8番人気 |
[0.1.0.13] |
9番人気 |
[0.0.0.14] |
10番人気 |
[0.0.0.14] |
11番人気 |
[0.2.1.10] |
12番人気以下 |
[0.0.0.62] |
レース数は14で、勝利した馬はすべて
1~7番人気です。この14頭はすべて
3~6歳で、7歳以上の馬は[0.1.1.32]なので、東京新聞杯もまずは、6歳以下で7番人気以内の馬に注目すべきでしょう。
京都金杯では
1番人気馬(レッドアンシェル)が③着だったと前述しましたが、同馬は
5枠7番でした。昨年以降の古馬混合の芝1600m重賞では、
1番人気馬の成績が次のようになっています。
【2017年以降の古馬混合の芝1600m重賞での1番人気】
枠 |
着別度数 |
1枠 |
出走なし |
2枠 |
出走なし |
3枠 |
[3.1.0.1] |
4枠 |
[1.1.0.0] |
5枠 |
[0.0.1.0] |
6枠 |
[0.0.0.3] |
7枠 |
[0.0.1.1] |
8枠 |
[0.0.1.0] |
1番人気馬は[4.2.3.5]という成績で、
3~4枠だと[4.2.0.1]と連対率が高くなる一方、
5~8枠だと[0.0.3.4]と連対圏に入れていません。開催2週目での東京新聞杯はよほどのことがない限り、外枠の方が良いということはないでしょうから、
1番人気馬も
枠順が明暗を分ける要素になる可能性がありそうです。
ちなみに、近年の東京新聞杯での
1番人気馬は勝てておらず、最後に勝利したのは07年のスズカフェニックスまで遡ります。近10年では[0.1.2.7]なので、用心するに越したことはないでしょう。
2月3日~4日に行われる東京、京都の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
2月3日~4日
場所 |
芝 |
東京 |
Dコース・2週目 |
京都 |
Bコース・2週目 |
2月3日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
春菜賞 |
[2.0.1.27] |
東京10R |
箱根特別 |
[1.0.1.16] |
東京11R |
節分S |
[0.3.1.20] |
京都9R |
稲荷特別 |
[0.0.0.6] |
京都10R |
エルフィンS |
[2.1.0.11] |
京都11R |
アルデバランS |
[2.3.2.22] |
2月4日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
東京9R |
ゆりかもめ賞 |
[0.0.1.4] |
東京10R |
金蹄S |
[0.1.2.26] |
東京11R |
東京新聞杯 |
[1.2.2.27] |
京都9R |
山城S |
[2.2.1.27] |
京都10R |
河原町S |
[0.1.1.20] |
京都11R |
きさらぎ賞 |
[0.0.0.11] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆アルデバランS(OP特別、京都ダート1900m)アルデバランSでの穴ぐさ💨は
[2.3.2.22](複勝率24.1%)で、複勝回収率は
156%です。一昨年は
ダブルスターが7番人気で①着、昨年は
マイネルクロップが9番人気で②着に食い込んでいます。
このレースでの穴ぐさ💨は5~6歳が[0.0.2.13]、7歳以上が[2.3.0.9]で、
高齢馬の激走が目立ちます。ダート1900mで馬券に絡んだ6頭のうち5頭は
関西所属騎手ですが、6頭中4頭は
関東馬で、関東からの遠征馬にも注意しましょう。6頭はいずれも前走が馬券圏外でしたが、
中6週以内の臨戦だったので、順調に使われている馬が良さそうです。
■ちなみに…■東京新聞杯での穴ぐさ💨は[1.2.2.27]で、
きさらぎ賞では[0.0.0.11]です。過去10年の
東京新聞杯で7番人気以下で③着以内に入った馬は10頭いて、
きさらぎ賞では4頭です。
東京新聞杯で激走した10頭のうち6頭はメンバー中3位以内の上がりを使っていて、残りの4頭の上がりは34秒2、33秒8、33秒6、33秒8。09年以降に激走した8頭のうち7頭は父か母父が
サンデー系なので、
サンデーを持つ馬で
決め手のありそうなタイプに注目しましょう。
激走馬10頭のうち、休み明けだった馬は2頭で、その2頭は前走が
G1でした。前走がG1ではなかった馬は
中2~8週の臨戦で、その8頭のうち7頭は5~6歳の牡馬となっています。
きさらぎ賞で激走した4頭は、いずれも
1800mで初勝利を挙げた馬でした。4頭のうち3頭は前走が1800m以外で、その3頭は父か母父が
サンデー系です。距離実績のあるタイプはマークしておくと良さそうです。