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フェブラリーSのゴールドドリームは偶数馬番を引き当てたい!?

先週(2月10日~13日)の穴ぐさ💨は[3.4.8.102](複勝率12.8%)で、クイーンC【A】評価だったアルーシャが③着に粘ってくれました。馬券を獲られたみなさん、おめでとうございました。

それにしても、クイーンC共同通信杯1番人気馬は馬券圏外に敗れる結果になりましたね。同じ3歳限定戦のこぶし賞では1番人気だったケイアイノーテックが②着、あすなろ賞ではエポカドーロが1番人気で勝ちましたが、その2頭は1~2枠でした。

今年の芝の3歳限定の特別競走における1番人気馬は、真ん中から外枠だと良くない傾向が続いています。

【2018年の3歳限定の芝の特別競走での1番人気】
枠順 着別度数
1枠 [1.0.0.2]
2枠 [1.1.0.0]
3枠 [1.0.0.0]
4枠 [1.1.0.0]
5枠 [0.0.1.1]
6枠 [0.0.1.3]
7枠 [0.0.0.0]
8枠 [1.0.1.6]

共同通信杯グレイルは8枠、クイーンCマウレアは5枠でした。今週末は3歳限定の重賞はありませんが、芝500万の特別競走が3レース(フリージア賞つばき賞かささぎ賞)予定されていますので、1番人気馬の枠順にご注意ください。

さて、今週末は2018年最初のJRA・G1であるフェブラリーSが行われます。一昨年はM.デムーロ騎手のモーニンが勝ち、昨年も同騎手がゴールドドリームで制覇して、同馬は今年、ムーア騎手で連覇を目指して出走する予定です。

M.デムーロ騎手ルメール騎手も含めると、東京ダートの重賞で外国人騎手は[12.11.8.100]という成績で、1600mコースとそれ以外のコースで次にように分けることができます。

【東京ダート重賞での外国人騎手】
人気 1600m 1600m以外
1番人気 [3.2.2.1] 出走なし
2番人気 [4.3.2.4] [0.0.0.6]
3番人気 [0.2.1.6] [0.1.0.4]
4番人気 [1.0.0.8] [1.1.0.2]
5番人気 [1.1.0.4] [0.0.0.4]
6番人気 [0.0.0.5] [0.1.1.2]
7番人気以下 [0.0.0.23] [2.0.2.31]

東京ダートの重賞における外国人ジョッキーは、1600m以外だと上位人気での好走率が低いんですが、1600mだとそんなことはなく、特に1番人気だと[3.2.2.1]です。これは、東京ダートは1600mコースだけが芝スタートであることと関係があるんじゃないでしょうか。

東京ダート1600mの重賞で外国人ジョッキーの馬が1~2番人気に推された時は、次のようなデータが残されていたりします。

【東京ダート1600重賞で外国人騎手騎乗で1~2番人気に推された馬】
馬番 1番人気 2番人気
偶数馬番 [3.0.1.0] [3.1.2.2]
奇数馬番 [0.2.1.1] [1.2.0.2]

1番人気でも2番人気でも、好走率が高く、勝率が高いのは、偶数馬番の馬です。ゴールドドリーム&ムーア騎手は1~2番人気でしょうから、偶数馬番を引き当てたいところでしょう。

2月17日~18日に行われる3場(東京、京都、小倉)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

2月17日~18日
場所
東京 Dコース・4週目
京都 Bコース・4週目
小倉 Aコース・2週目

2月17日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R フリージア賞 [1.0.1.10]
東京10R 白嶺S [1.0.0.24]
東京11R ダイヤモンドS [0.2.3.24]
京都9R つばき賞 [0.1.2.6]
京都10R 橿原S [0.1.2.22]
京都11R 京都牝馬S [1.1.4.27]
小倉10R かささぎ賞 [1.1.2.19]
小倉11R 和布刈特別 [0.1.1.25]
小倉12R 大牟田特別 [1.0.1.19]

2月18日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R ヒヤシンスS [1.2.0.17]
東京10R アメジストS [0.1.1.20]
東京11R フェブラリーS [1.1.0.30]
東京12R 大島特別 [1.2.1.19]
京都9R 春日特別 [1.2.0.9]
京都10R 斑鳩S [0.1.3.15]
京都11R 大和S [1.2.1.23]
小倉10R 日田特別 [1.0.1.16]
小倉11R 小倉大賞典 [0.0.2.29]
小倉12R 紫川特別 [1.1.1.25]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
京都牝馬S(G3、京都芝外1400m)

京都牝馬Sでの穴ぐさ💨は[1.1.4.27](複勝率18.2%)で、複勝回収率は103%です。昨年は【B】評価だったワンスインナムーンが②着に粘り込みました。

1400m戦は近2年だけですが、過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は9頭いて、2011年以降の6頭中5頭は穴ぐさ💨です。同じくその6頭中5頭は関東馬だったので、関東からの遠征馬も侮らないようにしましょう。

激走した9頭中8頭は中7週以内の臨戦で、9頭中7頭は12~2月に勝利実績があったので、順調に使われていて冬場に実績がある馬はチェックしておきましょう。

注目レース
春日特別(1000万、京都芝外1800m)

春日特別での穴ぐさ💨は[1.2.0.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は140%です。

連対した3頭は4~6歳の牡セン馬で、前走はいずれも京都芝でしたが2000~2200mでした。3頭中2頭は芝1800mでの勝ち鞍があったので、距離短縮で1800mに実績あるタイプをマークしましょう。

注目レース
つばき賞(500万、京都芝外1800m)

つばき賞での穴ぐさ💨は[0.1.2.6](複勝率33.3%)で、複勝回収率は203%です

このレースでの穴ぐさ💨は、3月生まれが[0.1.2.2]で、4~5月生まれが[0.0.0.4]です。激走した3頭はいずれも4代血統表内にグレイソヴリン系を持っていたので、早生まれでグレイソヴリン系内包馬がいたら注意しましょう。

ちなみに…
フェブラリーSでの穴ぐさ💨は[1.1.0.30]で、ダイヤモンドSでは[0.2.3.24]、小倉大賞典では[0.0.2.29]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬はフェブラリーSが6頭、ダイヤモンドSは7頭、小倉大賞典は9頭です。

フェブラリーSで激走した6頭はダート1800m以上の重賞で勝利実績があり、2014年①着のコパノリッキーは前走のOP特別で⑨着に敗れていましたが、それ以外の5頭は前走がダート重賞で掲示板に載っていました。

2014年のコパノリッキーは4歳、一昨年③着のアスカノロマンは5歳でしたが、この2頭以外の4頭は6~8歳で、実績があるベテランも侮れないでしょう。激走馬の6頭中4頭はふた桁馬番となっています。

ダイヤモンドSで激走した7頭のうち6頭は6~8歳で、このレースもベテランが侮れないレースです。08~09年に激走した3頭は前走が④着以内で、そのうち2頭は前走が1000万でしたが、10年以降に激走した4頭のうち3頭は前走がOPで⑦着以下でした。10年以降の激走馬4頭はひと桁馬番だったので、近年は内目を回れる馬に注意した方が良さそうです。

小倉大賞典で激走した9頭のうち7頭はハンデ56kg以上で、同じく9頭のうち7頭は6歳以上です。ハンデ55kg以下で激走した2頭は中京施行時で、小倉芝1800mではハンデ56kg以上の馬に注目したいですね。

小倉芝1800mで激走した馬は、7頭中6頭が小倉芝で連対歴があり、例外馬は小倉での出走が初めてでした。基本的には、小倉で実績ある馬をマークしましょう。